※和訳：今日はこどもの日
すみません、晴れやかな日なのにちょっと曇り空です。

23歳になってしまった。結婚してしまった。大学は卒業してしまった。私は「大人」である。

私はいわゆる「しっかりしている」「1人で生きていけそう」と言われる類の人間らしい。

幼い頃から常に5、6歳増しに勘違いされてきた。よって今は三十路近くに見えるようだ。

だから、子供の頃は「お姉ちゃん」と呼ばれるより、「お嬢ちゃん」と呼ばれる方が嬉しかった。

敬語を使われるより、タメ口で子供扱いしてくれる大人の方が好きだった。

「子供だからダメ」は言われた。「大人になったらわかる」は言われた。

でも、

「子供だから良い」はなかった。「子供のうちにいっぱい遊びな」はなかった。

鯉のぼりの下、のびのびと駆け回っている子供たちを見ると、どうしても少しだけ、羨ましくなってしまう。そして、その笑顔が偽りではないことを祈ってしまう。

どうしても、私の時間を返して欲しいと思ってしまう。

インナーチャイルドなどの考えはよくわかる。私も当時の私を抱きしめてあげたくなる。以前は昔の私が大嫌いだった。

でもそういうことじゃない。

子供でいられるはずだった時間を返して欲しいだけだから。

追記
来年はこんな記事書けないかもしれないと思ったので。23歳、ギリギリですね。

体感ではまだ若干子供扱いされる時があります。

私は既婚者ですし、こんな調子なので、他の同年代の方とは違うのかもしれませんが、、

「オトナじゃないオトメです」なんて言わない。

ただ、今の子供たちがのびのびと過ごして、将来こんな思いをしなかったらいいなぁ、と誰の親でもないのに願っています。