見出し画像

最果タヒ展

もしかして梅雨

ですよね?
自他ともに認める雨女なのですが
この時期だけは梅雨のせいにできます。
と、言いつつ雨のことは好きです

話は変わって

ずいぶん前の話になるのですが…
最果タヒ展に行ってきました

はじめてタヒさんのことを知ったのは
「千年後の百人一首」 という本でした
タヒさんなりの解釈で綴られた現代語訳に
もともと百人一首や短歌が好きなわたしは

いや……なんだこの新解釈すぎる訳…………
めっっっっちゃ良い……………………!!!✨

となりまして。
そこから最果タヒという詩人の本を
買い集める話はまたどこかで…

今回行ったのは大阪HEPFIVEで行われたもので
いままでのタヒ展とは違って
黒を基調としたブースになっていました

揺れる言葉の海をゆっくり泳いで
泳いでるあいだになにがなんだかわからなくなって
あれ……言葉に溺れてる……??
と思えばまたスっと言葉が入ってきて
ちゃんと泳げているような感覚になって、
とても不思議な空間でした

タヒさんの言葉や詩はわたしの隣にずっといてくれて、でもわたしを前向きにするでも悲しくするでもなく、ただずっとそこにいるような感覚で。

わたしなりの解釈で心に落とし込めたとき
荷が下りるというか、何かに気づくことができるというか、どこか救われた気持ちになるんですよね
わたしという人間が存在しててもいいんだ っていう
かたまっていたものが軽くなるような、
どこかから光がさすような、
そんな風に思えます

とにかく行ってよかった
文字通り言葉を浴びることができるって
なかなかないと思うので
次開催されたらまた行きたいな〜


わたしは

これからも言葉に傷つけられて、
救われて、つつまれて、
そんな言葉をちゃんと感じて生きていきたいな

それでは、またいつか ☽

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?