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機器800台を乗っ取り 太陽光発電にサイバー攻撃


各地の太陽光発電施設の遠隔監視機器、計約800台がサイバー攻撃を
受け、一部がインターネットバンキングによる預金の不正送金に悪用されていたことが報じられました。
 

                           出典:産経新聞

<遠隔監視機器の欠陥>

電子機器メーカーのコンテックによると、自社が製造した遠隔監視機器が
悪用
された。
機器はネットにつながっており、発電施設の運営会社が発電量の把握や異常の感知に使う。
コンテックは機器を約1万台販売したが、令和4年時点でこのうち
約800台について、サイバー攻撃対策の欠陥があった。



<攻撃手法>

ハッカーは欠陥を突いて遠隔監視機器に侵入し、外部からの操作を可能に
するプログラム「バックドア」
を仕掛けた。
機器を操ってネットバンキングに不正接続し、金融機関の口座からハッカー側の口座に送金して金銭を窃取していた。
セキュリティー企業によると、中国のハッカー集団が関与した可能性があるとのことです。



今回はインターネットに接続された遠隔監視機器の欠陥を突いて侵入し
不正操作されたとのことです。
このようなインターネットに繋がる機器は、欠陥が悪用されると機器が
乗っ取られる危険性があり、サイバー犯罪者に悪用される可能性があります。

日頃から機器の状態を確認することで、機器の乗っ取りを防ぎ
サイバー攻撃に加担しないように気を付けましょう。
UTM等のセキュリティ機器の導入による包括的なセキュリティ環境の構築も効果的な対策になるので検討してみてください。





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