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のぼ〜る広報のエスコン観戦手記

 こんばんは、のぼ〜る広報です。筆者この度ES CON FIELD HOKKIDOで試合を観戦したので、その時の様子をお伝えさせていただきます。
 先日1日投稿を休んだのはそのためでしたので、その分もご了承してくださると幸いです。

北広島から徒歩20分ほど

 筆者が北海道の地に降り立ったのは8月4日の昼過ぎのこと。新千歳空港からJR快速エアポートに乗り、いざ本拠を構える北広島を目指します。
 快速エアポートに乗ると、駅数は4つ。約20分で北広島駅に到着しました。

JR北海道の北広島駅。後方にES CON FIELD HOKKIDOの広告が載っていますね。
北広島駅の壁には新庄監督を中心とした広告がありました。

 そして、駅の東口を出て迎えてくれたのは日本ハムの選手がプリントされた飾り。

清宮幸太郎選手の飾り。選手の周りがぼやけているのがカッコいいですね。

 この他にも伊藤大海選手や加藤豪将選手などのバージョンもあり、思わず全種類撮影してしまいました。まだまだ他の選手のものもあるので、北広島駅から歩いて向かう方は是非確認してみてください。

 また通りを歩いていると、道中にFビレッジの開業記念に植樹されたエゾヤマザクラを発見。やはり新事業に期待がかかっているようですね。

植樹されていたエゾヤマザクラ。

 基本はずっと線路沿いをまっすぐ進むだけで迷うことはないのですが、途中の看板があるところで左に曲がる必要があります。
 ここの通りもずっと飾りが続いているので、曲がることを忘れないように注意です。

見えてきた本拠地

 そして、20分ほど歩くと見えてくるのは北海道日本ハムの本拠地・ES CON FIELD HOKKIDO。

画像真ん中奥に見えるのがES CON FIELD HOKKIDO。画像左の建物はマスターズヴェラスという介護付有料老人ホームだそうです。
また、球場の手前には北広島高校という学校があります。なんとも羨ましい。
Fビレッジ内は画像の消化器に加え郵便ポストや標識の裏側などが全て黒色になっていました。冬場の雪の反射を防ぐためですかね。

 そして、ついにFビレッジ入り。まず心打たれたのはその球場の大きさでした。

ES CON FIELD HOKKIDOの正面図。この日は超夏祭りと銘打たれており、至る所に提灯が吊るされていました。

 ドーム球場なのに、何か博物館のような見た目をしており、とても最先端という感じがしましたね。
 また球場の周りはバーベキュー場やロッジ風の宿泊施設があったりと、本当にここで1日過ごせるような仕組みになっていました。

球場外にあった宿泊施設。手前の池にはアメンボが浮かんでおり、塩素などであまり加工されてない水ということがわかりました。

 また、Fビレッジ内には塩トリュフパンを売りとするパン屋やTHE NORTH FACEのアパレル、地酒を堪能できるハブなど幅広い年代に応える施設が建てられていました。
 パン屋は「TRUFFE」という名前のお店なのですが、塩トリュフパンとクリームパン、チョコパンを購入。翌日食べたところ、冷めていてもすごく美味しかったです。是非行った際はご購入を検討してみては。

 昼食はパン屋に隣接されているご飯どころでいただきました。
 痛恨にもご飯の写真を撮ることを忘れてしまいましたが、オムライスやボロネーゼにトリュフが含まれており、お店で食べるご飯のさらに一段階上のクオリティを体感しました。

 その後、筆者は球場内のタワー11にある温泉に行くことに。
 その途中で球場を見てみましたが、迫力がすごかったです。

1階ライトブルペン後ろからの眺め。ファールゾーンの不規則な形がメジャーリーグの球場を想起させます。

 座席の広がり方が西武のベルーナドームのように、角度が低く長く広がっていました。そのおかげでドーム球場でも野外のような開放感を感じますね。そのあたりも考えて作られているのでしょうか。

 時刻はおよそ14時。開場前ということもあり球場全体を歩くことができず、少し迷ったものの、なんとか温泉に辿り着きました。

タワー11内の温泉&サウナ。タワー11から入って左にあるエレベーターから上がると簡単に訪れることができます。

 この温泉を利用するには事前予約が必要ですが、当日でも予約することができ、筆者も昼食の間に予約を済ませました。
 また、水着も1着1000円でレンタルしてもらえるので、手ぶらでも大丈夫です。さらに、施設内で飲み物なども頼むことができるので、スマートフォンの持ち込みOK。温泉からの球場の眺めも撮影できました。

サウナの中。全体がバットで装飾されており、内部もロウリュにより温度以上に暑く感じました。
サウナ外の座席からの眺め。試合時間になるとこの席に料金が発生しますが、試合前だと無料で座ることができお得でしたよ。

 サウナに入り、限界になってから水風呂に入浴。体が冷えて外の座席に座ると、眼前にはエスコンが。
 サウナと野球好きからすれば、最高のととのえ環境だと思えましたね。

※要注意

 ただ、試合前に来た方は要注意な点があります。
 このES CON FIELD HOKKIDO、開場準備のため、ナイター(18:00プレイボール)の場合は開場1時間前の15:00に一回全体を締め切るんですよね。
 このことを筆者は知らなかったため、温泉を1時間弱ほどで大慌てで出ることになりました。14:40ほどにはサウナも一度営業を終えてしまうので、来る方は注意が必要です。

1時間の隙間時間は芝生でのんびり

 15:00からは開場まで球場に入ることができないので、Fビレッジの中を探索。すると、球場の手前下に芝生を発見。
 札幌ドームの芝生のように硬くうつ伏せで肘を立てながらの体勢はきついものがありましたが、仰向けになるととても気持ちよかったです。
 ただ、この頃からすでに待機列が発生していたので、早目に球場入りしたい方は並んでおいた方が良さそうでしたよ。

待機列はもはやテーマパーク並み

 そして、16:00になりいざ開門。開門後にゲートに向かったのですが、凄まじい人の数でした。

3rd BASE GATEの待機列。一列に20人ほどが並んでおり、それが何列にもなっていたので、最早テーマパーク並みの混み具合でした。

 10分ほど待つと、ついに筆者の番に。チケットを読み込ませ、いざ入場しました。

縁日でグッズゲット

 入場してまず行った先は、この日夏祭りで行われていた縁日。試合前に散策していた際にグッズが当たるガラポンのようなものを発見しており、それを遊びに行きました。
 このゲートからだと入って左側に進むとあり、この他にも射的や綿飴など、縁日らしい屋台が出ていました。

 抽選の1回の料金は1000円。タブレットに表示されたスロットを止めると、止めたキャラクターの柄によって等級が決まっており、その等級のグッズが貰えるという仕組みでした。
 筆者は3回挑戦。4等が2回と5等が1回あたり、見事タオル2枚とクリアファイル、キーホルダーが当たりました。

当たったグッズ。沖縄キャンプのタオルが白黒1枚ずつと、中島卓也選手のクリアファイル、北山亘基選手のキーホルダーが貰えました。

 正直3000円でこの量はお得ですね。おそらく普通に買えば5000円くらいすると思うので、やって良かったと思います。
 ちなみに1等は選手直筆サイン入りのユニフォーム、2等は全支配下選手のピンバッチが飾られたボードでした(超夏祭り期間の催しなので、あしからず)。

座席からの眺め

 そして、次は座席に向かいました。途中大谷翔平選手とダルビッシュ有選手に出迎えられながら、三塁側の席を目指します。

タワー11の2選手。開業当時から噂にはなっていましたが、噂以上の迫力を感じました。

 そして、今回座った座席がこちら。

 三塁ベースのほぼ真後ろで、1階の最後列でした。グラウンドを広く見渡せ、かつ選手も見やすかったです。
 また最後列だったことで後ろにゆとりがあり、立ち見の方々がいましたが、全く気にならなかったですね。今回は松本剛選手のユニフォームを持っているので、日本ハムサイドで応援します。
 試合前には、北海道を代表するフォークソンガーの松山千春さんが始球式を行うなど、十勝にフォーカスしたイベントもありました。

ついにプレイボール

 この球場へ来てからおよそ5時間、ついに試合が始まりました。しかし球場が広く、全てを歩き回るなら5時間あっても足りませんでしたよ(笑)。
 試合は序盤に柳田悠岐選手のホームランによって先制されましたが、万波中正選手のタイムリーで逆転。その後シーソーゲームとなって延長戦にもつれますが、最後は11回に全員野球でサヨナラ勝ち。先頭の野村佑希選手が出た時は勝ちを確信していました(笑)。

試合中に食べた日本ハムのソーセージ詰め合わせ。球場が移転したことで、自社製品を売れるようになって本当に良かったなと思いました。
夜ご飯は寿司をいただいたのですが、余裕がなく撮影ができませんでした。
ES CON FIELD HOKKIDOのビジョン。超夏祭り期間は法被を着た選手たちの映像が見られますよ。

ヒーローインタビューは断念

 最終的に試合を全部見たので終わったのは22時過ぎでしたが、この日は札幌のホテルに泊まる予定があり、終電が心配だったので残念ながらヒーローインタビューは断念。バスで北広島駅に向かうことにしました。

試合後の球場外の様子。手前にいる車はもちろん、奥の車道で入場待ちをしているのも全て球場から出るタクシーです。

 ES CON FIELD HOKKIDOからは夥しい量のタクシーに加え凄まじい本数でやってくるシャトルバスが運行しています。筆者はシャトルバスに乗車。
 後払いで、支払い方法はVISAや交通系ICが使えました。

電車内で球場を想う

 北広島から札幌行きの電車に乗車すると、車内には多くの人が乗り込みました。もちろん座ることはできず20分ほど立っていましたが、駅から出ると車で混み合うES CON FIELD HOKKIDOが見え、まるで今日そこにいた気がしないような感じがしました。それほど夢のような時間でしたね。

 13時頃から球場入りし、パン屋やサウナなど球場以外の様々な施設も堪能することができました。野球好きが入ってももちろん楽しいですが、観光・レジャー目的で行っても1日中楽しめるような、そんな球場になっています。
 今季から営業を始めたES CON FIELD HOKKIDO、皆さんも北海道に行った際には是非訪れてみてはいかがでしょうか。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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