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ネットプリントカタログ(随時更新)

ネットプリントで配布してきたコンテンツのまとめです。増えたらまた追加すると思います。
ここに掲載したコンテンツは、Kindleセールや新刊発売などの機会に再登録することがあります。
ネットプリント(ネットワークプリント)の機械の設定のしかたや紙の折りかたなどは、こちら(↓)の記事を見てください。




デザイン全般

Design Rules(『つくるデザイン』概要)

『つくるデザイン』の販促用に、本の概要をまとめたものです。人間がものを見るしくみとか、視線の型とか、文字の基本とか、錯視とか。
デザインってどこから手をつけたらいいかわからないと思うんですけど、いちおう歴史的にはこんな見かたがあるよ、みたいなことが伝わるといいなと。

だいたい文庫本の半分くらいのサイズです。ミニチュア本の楽しみもあります。
表紙はやってみたかったけど、日本だと売れなさそうなのでやめといた感じのデザインにしてみました。


印刷系

PRINTING MINI GUIDE(入稿データのつくりかた 基本編)

『入稿データのつくりかた』から、印刷初心者向けに、これだけは知っておこう、みたいなことを集めたものです。なかなか理解されなくて、印刷所のかたが困ってそうなポイントを凝縮しています。
これをつくったことで、ネットプリントではオーバープリントは無視される、解像度が高ければ鮮明に出るものでもない、パスはきれいに出る、などのこともわかりました。

『入稿データのつくりかた』のミニチュアみたいな表紙にしました。
オーバープリントが使えないので、乗算で疑似的につくっています。
ネットプリントは画像の出かたが特殊なので、オフセット印刷のサンプルにはなりません。


TWO COLOR…(入稿データのつくりかた 2色刷り編)

2色刷りデータのつくりかたに困ってるひとは定期的に発生するので、そこに絞り込んでつくってみました。『入稿データのつくりかた』にも2色刷りのやりかたはばっちり書いておいたので、くわしく知りたいかたはそちらも見てください。

以前こういう同人誌を出したんですけど、4C部分を抜いたらその表紙に戻った感じです。

HOW TO MAKE A BOOK…(ネップリノウハウ)

1枚の紙の両面に印刷して16ページの本をつくるノウハウをまとめたものです。
描画モードのテストもやってみたので、ネットプリントで何か配布するときの参考にもなると思います。乗算は使えると思ってたのですが、正確には反映されていないことがわかりました。なにひとつあてにできるものはない、という感じです。

セブンのネットプリントでは、表紙のグレーがデータよりだいぶ薄くなっています。
この数値わりと貴重だと思います。
ネットプリント(というかレーザー?)では、描画モードは正常に反映されないことがわかりました。乗算すら正確には出ないですね。


機材による印刷の違い

セブンイレブンのネットプリント用につくったデータを、ファミマやローソンのネットワークプリントにも置いてみました。名前が紛らわしいので、以降、ネットプリント=セブン、ネットワークプリント=ファミマ、で説明します。

色の出かたが全然違って、セブンのほうは淡い色が出ない、ファミマのほうは淡い色がしっかり出るけど、全体としてデータより濃く出るという印象です。
あと、画像の出かたもけっこう違います。セブンのほうは150か300の倍数の解像度にするときれいに出そうだな、という予想がつくのですが、ファミマのほうはそれが当てはまらなかったです。
セブンとファミマでは機材のメーカーがそもそも違うのと、個体差もあると思うので、いろんなコンビニで出してみないとわからないところはありますが。
いずれにせよ、どちらもデータ通りには出ないです。

上がファミマ、下がセブン。ファミマのほうが全体的に濃いです。
上がセブン、下がファミマ。ファミマのほうは10%までの色がしっかりでています。


『つくるデザインIllustrator』カバー色設定値

紙の本はそれ自体がオフセット印刷の色見本になるので、ネットプリントを利用して数値を公開したりしています。本が完成したあと、こういう資料を自分用につくることがあり、そのお裾分けみたいな感じです。


『つくるデザイン』色設定値

『つくるデザイン』では、自分が普段使わない色調の色を使ったので、その記録としてつくりました。純色だと予想がつけられるのですが、淡めの色は難しいです。ぎりぎりまで心配でした。
本と同じサイズにしたので、ノド側を少し広めに落とすと、本にぴったり挟み込めます。

フォントとそのサイズも入れています(ほぼ未来の自分のため)。


Illustrator系

ILLUSTRATOR STUDY-AID BOOK(Illustrator全般)

Illustratorでよく使う数値を集めたものです。汎用性が高いので、何度再登録してもけっこうな数印刷されてますね。
Illustratorは回転角度が360°表記なので、180°くらいまでは感覚でわかっても、そこを超えるとなかなか一発で出せなくなるのではと。54°=−306°とか、ぱっと思いつかないので、そういうのを一覧にしています。

濃いめの色を表紙に敷くと、コーティングも兼ねることができます(ただし、インキに引っ張られて紙がちょっとくるんとなるので、製本したあとしばらく本などを乗せてプレスしたらいいです)。


これからはじめるひとのためのイラレガイド

ファイルのつくりかたやパネルやメニューの探しかた、単位の変えかたなど、みんな知ってるものとしてすっ飛ばされやすい(スペース的にもあまり割けないし)、イラレ操作の基本的な情報をまとめました。イラレを初めて立ち上げたとき、このへん絶対困るだろうな、というところを集めています。


イラレ拡張ガイド

アピアランスやリピート、パターンなどのIllustratorの仮想的処理はぜんぶパス(ときどき画像)に変換できるのですが、その方法と結果をまとめました。
どうにもならないとき、最終的にパスに変換する方法を知っておくと強いです(バグのせいでインデザがイラレのデータを拒否る、とかもあるので)。
あと、拡張したあとどういう構造になるのかわかっていると、つくるときに減らせる無駄もあります。

色彩系

DIGITAL COLORS for DESIGN…(『色の大事典』概要)

『色の大事典』から、色の種類や配色、日本の伝統色や襲の色目、対比や同化、錯視など、色の基本知識を集めました。全体的にカラフルなので、見てて楽しいと思います。デザインも商業誌のほうに揃えています。

商業誌のカバーデザインを転用しています。


COLOR COMBINATION EXAMPLES…(補色配色サンプル)

色相環から12の補色の組み合わせをピックアップして、色調を変えた配色サンプルです。結局のところ、補色の配色ができたら十分だと思います。世の中の目を引く配色やいいなあと思う配色、だいたい補色関係になっているので。


日本と世界の伝統色

以前、「日本の伝統色」と「世界の伝統色」に分けてつくっていたものを合体しました。以前のは、片面印刷でつくる8ページの本だったので、両面仕様にして合体できたのです。
『色の大事典』では色相別に掲載していたのを、鉱石、植物、染料など、材料や由来でまとめなおしたものです。分類っていろんな方向からできるんですよね。


シークレット(商業誌特典)

最近では(『つくるデザインIllustrator』以降)、この紙1枚で本をつくれるシステムを利用して、本の特典としてつけています。これだと、紙に印刷して封入する必要がなく、プリンターさえあれば特典もらえることになっていいなと思ったので。自分でネットプリントに登録すれば、きれいな(耐水性の)印刷物にもなりますし。

『つくるデザイン』は、ちょっとした装飾のネタに困ったときに開くといい本、というテーマでつくりました。タイトルなどに使える装飾のうち、手軽にできそうなものをリストアップしています。

朱、水色、黄土色、砂色みたいな配色でつくりました。
なんか装飾のネタないかなーというときに開いてみるといいと思います。


『つくるデザインIllustrator』では、パスの操作方法一覧を1冊にまとめたものをつけています。手元に置いておくと、ツールやショートカットなどを参照できます。この内容をひととおり頭に入れておくと、狙い通りにパスを操作できるようになると思います。
ミシン目入りチケットを模したデザインです。

コンパクトに見えますが、内容ぎゅうぎゅうです。大きなサイズで見たい場合は、A4ではなくA3にプリントするといいです。
アンカーポイントやセグメントの図も描いています。スクショよりかわいくなるので。


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