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2024年2月読了本まとめ【7冊】

気づいたら3月下旬になっててnoteの存在すっかり忘れてたけど…読書は細々とやってました。てことでまとめてみようと思う。



【1冊目】死にたくない 一億総終活時代の人生観/蛭子能収

「死にたくない」まさにこのタイトルに共感し、読んでみたくなった。
蛭子さんの本を読むのはこれで3冊目。今回は「死」や「人生観」、「終活」がテーマなだけあって、結構重めな内容。そういう考え方もあるのか、とか、わかるわかる、とか思いながら読んだ。やっぱり平和が一番。平和に生きるために「人と争わない」、「余計なことをしない、言わない」を徹底しているその姿勢を、見習いたい。

【2冊目】成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈

話題になってずっと気になっていたのだけど、本屋大賞ノミネート作になったのを機に購入。とにかく主人公の成瀬あかりちゃんの我が道を行くまっすぐさと行動力に惹かれて一気に虜になってしまった。「200歳まで生きる」というのは共感できた。そして成瀬のすごいところはちゃんと結果も伴っているところ。
成瀬と友達になりたい、を通り越して成瀬になりたい、とすら思った。
こんなにも主人公のことが大好きになったのは久々。
同じマンションの島崎も最高。成瀬がすることをいつも隣で温かく見守っていて適度な距離感。

【3冊目】成瀬は信じた道をいく/宮島未奈

成瀬が好きすぎて続編も即購入。
前作より周りの人にスポットライトが当たっていてよかった。
「ゼゼカラ」ファンの小学生、近所のクレーマー主婦、成瀬と一緒に観光大使を務める女子大生…など。章が変わるたびに次は誰視点だろう、とわくわくした。
特に、成瀬を育てた両親ってどんな人なんだろうと気になっていたから登場して嬉しい。どんなに周りを振り回しても成瀬らしい、で終わる両親たちはさすが慣れている…。

【4冊目】世界の一流は「雑談」で何を話しているのか/ピョートル・フェリクス・グジバチ

雑談はだらだらどうでもいいことを話すものではなく、目的を持って生産性のある話をするといいということがわかった。ポーランド出身の著者が、世界規模の会社と日本の会社を比較して違いを指摘している。

【5冊目】スイッチ 悪意の実験/潮谷験

狼谷大学に通う箱川小雪は友人たちとアルバイトに参加した。1ヶ月、何もしなくても100万円。ただし、「押せば幸せな家族が破壊するスイッチ」を持って暮らすこと。そんなの、押すわけないだろう、心理的に操作されたりするのかな?と思いながら読み進めるも、宗教や悪意の話になっていき、あらぬ方向に。
あらすじから予想していた話とは違って、おもしろびっくり。

【6冊目】痴人の愛/谷崎潤一郎

後輩ちゃんに面白いと貸してもらった本。普段読まない時代の本だから新鮮だった。家出娘に一目惚れし、同居生活に持ち込んだ譲治。洋服、食事や習い事など、やりたいことは何でもさせた。しかし徐々に立場が逆転していき…。
最初は楽しく平和に読んでいたけれど、途中から雲行きが怪しくなってきてあれ…と気づいた時には恐ろしいことになっていた。

【7冊目】多動力/堀江貴文

序盤から「『ハマって飽きる』をひたすら繰り返すことが重要だ。」とあり、飽きっぽい自分はあまり良くないと思っていたから、それが強みになるのでは?と興味を持って読み進めた。以前読んだ「マルチポテンシャライト」を思い出した。
「多動力」とは「楽しいこと以外、自分にしかできないこと以外はやらないと決める力」


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