見出し画像

2023年5月読了本まとめ【13冊】

人生や将来のことを考える時間が多く、精神科の先生が書いた本や人生論的な本を多く読んだ1ヶ月だった。これからは色々な人の哲学の本も読んでみたいな。
色々考えさせられた。新たな視点を与えてくれる本たちに感謝。


【1冊目】まんがでわかる!頭のいい説明「すぐできる」コツ/鶴野 充茂、藤沢涼生

会社の競合コンペに参加することになったデザイナーの佐藤希が、プレゼンにおける「頭のいい説明」を学びながら勝ち上がっていく、というストーリーのマンガ。漫画だからスッと入ってきやすく、あっという間に読めた。

・「頭のいい説明」とは「相手が行動する説明」
・結果が出る人ほど「逆接」が少ない
・「自分が仕事で成功した話」が意外な感動を呼ぶ


【2冊目】マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法/エミリー・ワプニック

興味があることが多すぎて、あれもこれも手を出してしまう、と思い何となく検索していたらたまたま見つけた本。TEDトークで著者が話していたのでそれを観てから読んだ。世間では「ひとつのことを極める」とか「やりたい仕事をひとつに決める」というタイプが多いように感じる中で、色々なことをやってみたいという人はどうすればいいかということが書かれている。「『一流になれない』という不安に対処する方法」など、マインド的な面でも参考になる。
何でもかんでも枠組みにされるのは嫌だけど、こういう人もいる、自分だけじゃない、と思わせてくれたのは大きい。

・マルチ・ポテンシャライトはいくつかの分野を融合させ、それが交わる場所で活動している。おかげで私たちは、分野と分野の関連性について、深い知識を得ることができる。

【3冊目】クロミの歎異抄

論語や徒然草など、昔書かれたものがサンリオキャラクターとコラボして表紙も可愛く内容もわかりやすく手に取りやすくなっていてずっと気になっていたので、最近好きなクロミちゃんのを買ってみた。
昔も今も、人々の悩みは同じなんだなと思えたし、ずっと大切にしたい心構えが詰まっててタメになった。心が軽くなる。

・「自分は恵まれている」という視点で世界を見たらもっと優しくなれる
・知識があるかないかだけで相手のことを判断して見下すなんてかっこ悪い。本当にかしこい人というのは誰とでも分け隔てなく接することができる人。
・「あの人が言っていたよ」という言葉を鵜呑みにはせず本人に確認してみよう
・「自分がしてやっている」と偉そうにしていたら人が去っていく。謙虚さを持って人に接しよう
・勇気を出して慣れ親しんだ場所から抜け出して新しい世界を体験しに行こう

【4冊目】毎日を楽しめる人の考え方/樺沢紫苑

本要約チャンネルで知った本。毎日を楽しむためのコツやマインドがまとまってて参考になる。「遊び」を楽しむ人が「仕事」で結果を出せる。
やはりきちんと切り替えができることが大切だと思った。
個人的に、今年の目標として「小さいことでも、やったことがないことをやってみる」があるので、「コンフォートゾーン(快適領域)を出る」ことで自己成長できる、と書いてあって嬉しくなった。

・コンフォートゾーンを出ることでしか、新しい出会いは起きない
・これからはオタクが成功する時代。専門性が高く、ニッチ。みんなの知らない情報をいち早く知っているマニアックな人が活躍します。
・遊びが「メイン」であり、仕事は「サブ」。
・遊びに集中する人が、幸せになる!今を楽しむ人が、幸せになる!

【5冊目】生きるのがラクになる脱力レッスン/藤野智哉

ツイッターでたまに見る、精神科医、藤野先生のまさに「脱力レッスン」。先生のゆったりした性格、話し方がそのまま表れているような本。
現代のストレスフルな社会で、自由にあなたらしく生きるために必要なのは、あきらめる気持ち。肩の力を抜いて、ゆる〜くポジティブに生きること。

・人に過度な期待はしない。大切なのはキャパオーバーしないこと。
・自分が大事に思っていることも他人にとってはどうでもいいこと
・自分はラッキーだと思っている人のほうが圧倒的に幸福度は高い
・世の中には、「いい」「悪い」で分けられないことが多い。人生の曖昧さを楽しむ
・自分のもの差しで相手を選別しない

【6冊目】感じのいい人は、この「ひと言」で好かれる/森優子

同じ内容を伝えるにしても、相手を思い遣ったひと言を付け加えるだけで印象がガラッと変わる。せっかく伝えるならいい印象がいいし、お互いいい気分になりたい。ただ内容を伝えるだけではなく自分の感情もプラスして乗せられるよう意識していきたい。

・部下を認める→誤りを指摘する この順番を守る
・プチ自慢には「たまたま」を添えるだけで、一気に謙虚さが感じられる
・相手が経験したつらさに寄り添えるひと言
・相手の過去をすべて肯定する

【7冊目】か「」く「」し「」ご「」と「/住野よる

友情と恋愛が甘酸っぱく描かれた、高校生の青春小説。5人のクラスメイト、それぞれが少しだけ特別な力を持っている。その力のせいで知りたくないことまで知ってしまうのはつらいだろうな、と思った。
住野さんの作品は、「不思議な女の子とそれに振り回される周りの人たち」を描いたものが多いなと改めて感じた。

【8冊目】「エンタメ」の夜明け/馬場康夫

東京ディズニーランドができるまでの話。
ノンフィクションってどうしてこんなに面白いんだろう。
大阪万博をきっかけに発展したもの、三菱と三井のプレゼンテーションなど、日本の歴史を変えた出来事も知れた。
ディズニーのホスピタリティの根源を見たような気分に。
エンターテイメントとは。クリエイターとは。熱い想いが溢れた一冊。

【9冊目】眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話/西野精治

今のところ睡眠には困っていないけど、より質のいい睡眠をとるために大切なことや、今後トラブルが起きた時にどう対処したらいいかの参考になるかと思い、読んでみた。既知のことも多かったけど、「とにかくしっかり寝て、脳を休ませる」ことが一番大事だということがよくわかった。

・睡眠時間は短すぎても、長すぎても良くない
・睡眠不足を寝だめでは解消できない
・一番大切なのは入眠から「最初の90分」
・感覚刺激は最高の目覚まし

【10冊目】頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ/カマたく

Twitterでたまに流れてくる、ゲイバー勤務のカマたくさんの思いが詰まった本。あの口調のままの文体で、スイスイ読めた。
自分がいつもゴキゲンでいるために、ストレスを抱えないために、大切なマインドを教えてもらったようで元気がもらえる。

・やりたくないこと、結果につながらないこともやってみる。無駄そうに見えてもだいたい何かになるもんよ
・人に興味がないやつは仕事でも成長できない。興味を持って人を見られないと先回りはできないもん

【11冊目】お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室/カマたく

再びカマたくさん。まず、タイトルからしていい。
自分は自分、自分の人生の主人公は自分!というのが一貫しててかっこいい。

・間違いよりも、「どうして間違ったか」。指摘よりもコミュニケーションが先
・過去は変わらないけど、自分の受け止め方は変えられる
・景色って、気持ちによって違って見える
・人生は基本断捨離。要らないものはすぐ捨てる。人もモノも情報も

【12冊目】人生うまくいく人の感情リセット術/樺沢紫苑

捉え方ひとつで「苦しい」から「楽しい」に変えられる。
そのやり方を知っているのと知らないのとじゃ全然違うし、規模が大きくなれば人生の充実度も変わってくる。小さなことでも取り入れられそうなものから取り入れていきたい。

・過去、他人…「変えられないこと」で悩まない
・「人間関係」を変える第一歩は相手を「肯定する」こと
・「あいさつ」「雑談」「聞く態度」で人生に差がつく
・「笑う」が先。「楽しい」はその後

【13冊目】30代を無駄に生きるな/永松茂久

Youtube大学で知った本。こんな本を読むような年齢になってしまった自分が怖い。けど、読んだことでこれから迎える30代が楽しみになったのも事実。
30代は、会社では後輩も先輩もいる、ちょうど中間の立場。そして人生の変化が大きい10年間。この10年間をどう生きるかでその後の人生も大きく変わる。
無駄にしないようできることを精一杯やろうと思った。

・自分を客観的に見る目を身につける
・登った人に道を聞け
・30代のうちに、まわりを活かせる力を身につける
・起業・副業に一番適した時期は30代をおいてほかにない


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?