元学校教師で、現在は大阪で「地域に雑談を生み出す」ことを目的に、たこやき屋を運営しているたこやき先生かわひーさん。

noteではメンバーシップ機能を利用し、月額制コミュニティ「100円たこやき公式サポーター」を運営しています。

なぜnoteでコミュニティ運営をはじめたのか、たこやき先生かわひーさんにお話をうかがいました。

——自己紹介をお願いします。

たこやき先生かわひーさん（以下、たこやき先生）「なぜか高校生までタダで食べられるたこやき屋さん」をやっています。

メンバーシップでの収益を原資として、高槻（大阪）の当店に来る子どもたちが無料でたこやきを食べられるチケットを配布しているんです。

——noteでメンバーシップを開始した理由をお聞かせください。

たこやき先生　メンバーシップを開設する前は、オンラインで単発のたこやきチケット（子どもが無料でたこやきを食べられる制度）の販売をメインで行っていました。しかし、サブスクに切り替えたいと思い、プラットフォームを探しているなかで、noteのメンバーシップがいいなと思った流れです。

ほかのサブスクだと“ソーシャルグッド感“（地域コミュニティなどによい影響を与える活動）が強くなりすぎますが、サポーターにはあくまでもエンタメ的におもしろがって参加してほしいと思っていました。あとは、コチラとユーザーとのつながりも単なる銀行振込などに比べるとスムーズかと思って、とりあえずはじめてみたらフィットしたという感じですね。また、お金を集められるかつ記事の発信と組み合わせられる点がよいと感じています。

——noteで売上をふやすために心がけていることはありますか？

たこやき先生　実はわたしの場合は運の要素が大きいです。まともにやるならば、note記事を書いたり、Xでインプレッションを伸ばしたりしていくのが定石かと思いますが……（笑）

——昨年末からメンバーシップの売上が大きくあがっていますが、理由は何だと考えられますか？

たこやき先生　テレビやYouTubeの取材でインプレッションが爆増したからだと思います。MBS NEWSのテレビ取材を受けたのですが、YouTubeにも10分動画でアップされて68万回再生、RICE MEDIAの取材が1分のショート動画で394万回再生されました。おそらくそこからの流入ですね。

※ 動画再生回数は2024年4月時点

——売上が伸びたほかの理由として、メンバーシップにおける複数プランの導入もあるかと思いますが、導入のきっかけはなんだったんですか？

たこやき先生　プランに関しては、月額1000円プランからスタートし、100円と300円が順次導入されました。実は公式サポーターや友人から「毎月1000円ではなく、もう少し気軽にサポートできる制度があるといいんじゃないか」「意味わからんたこやき屋さんにお金投げるんやったら100円のほうがおもしろくない？」という意見をもらったんです。そのあと、2つのプランで運営していたのですが、今度はまた公式サポーターから「100円か1000円の二択じゃなくて、300円のプランも欲しい！」と言われたので新設しました。

——なるほど。公式サポーターの意見をふまえながら、プランも新設していったのですね。

たこやき先生　はい。メンバー数増加の効果は、低単価プランを新設したおかげだと思いますね。ただ売上としては1000円プランがないと難しいと思います。

実は1000円プランの特典は、ほかのプランの特典とそんなに変わりません。オマケとしてSlackのオンラインコミュニティに参加できますが、頻繁に稼働しているわけではないので、基本的には同じです。

——告知活動など、メンバーシップへの加入者がふえるような取り組みで実践されていることはありますか？

たこやき先生　煩わしくない程度に取材を受けることと、各種SNSで発信することですね。あと今年はいろんな方に会って直接営業しようかなと思ってます（笑）「お金ください」と、握手をしにいきたいです。

——noteでメンバーシップをはじめてよかったことを教えてください。

たこやき先生　たこやきチケットの運用が安定しました！あと念願の人件費が最低賃金ぐらいは出るようになりました！

たこやき先生かわひーさん
note：https://note.com/kawahii/n/nd9cbd8db32d1
X：https://twitter.com/kawahiii

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