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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2018年5月の記事一覧

みんな、寝ようね。

例えば、園から帰宅した息子が「牛乳が飲みたいよう」と言って、はいはい、と用意する。 が、このコップではないと喚く。 はいはい、想定内、あんこのやつやな、とあんぱんコップを速やかにスタンバイ、牛乳をイン。 さぁ、どうぞ、と差し出せば、「もっとたくさんがいぃぃぃぃいい!!!」と泣く。 はいはい、あるよね、そういうこと、わかるわかる、と、注ぎ足せば、「もっとーーーーおおおお!!」と叫ぶ。 喚く、泣く、叫ぶ、とかせんでもかーたん聞こえるのだけど。 そして、牛乳をあんぱんの

モンテッソリー教育を30分で理解できるようにまとめてみた

最近、「モンテッソリー教育」という言葉をよく耳にしませんか? 「ビル・ゲイツや藤井聡太など、世界中の天才たちが幼少期に受けていた教育法」などと。 最初は何気なく本屋で立ち読みをしただけでしたが、その時に(ただのノウハウ本じゃなくて、しっかり論理が裏付けされている)という印象を受けました。そして、(親が知っているのと知らないのでは大違いだな)と思ったので、自分なりにまとめてみました。 私自身、子どもはおろか結婚すらしていませんが…笑 いま子育て中の親御さんの参考にしてもらえ

息子のいいたかったこと

先週末、息子を保育園に迎えに行った時のこと。 息子はいつも帰りたがらずにぐだぐだするので、その日も先生や他の夕方までの子どもたちは、おやつを食べに教室に入り始めていた。さっと息子を脇に抱えてエントランスルームまで来たところで、いきなりぐずり出し始めた。「学校、学校いる!ドア、ドア開けるー!うあああああー!」と、泣き叫んで教室に戻ろうとする。先生が今日はお昼寝を全くしなかったと言っていたので、それが原因ですごく機嫌が悪いのだろうと思っていた。何度も「帰ってコーンフレーク、おやつ

産後6ヶ月からはじまる、ママの多動力爆発ターンってあるよね!?を検証してみた話

こんにちは、ゆっか(@neotenylab)です。 最近、過去の制作物から、ある仮説を検証していました。 それは、子どもが生まれてから、母親のやる気のバイオリズムは子供の成長に支配されているのではないか、ということ。 特に、生後すぐからの怒涛の日々が落ち着いて、産後の体も回復してくる6ヶ月すぎから、急に外へと気持ちが向きだして、人と会ったり育児日記を発信し始めたり、フルスロットルで動きまくってた記憶があるんですが、 この謎の「多動力爆発ターン」は、記憶だけじゃなくて、

うちの子が使う最強の言葉

「どこで覚えてきたの!?」 子育てをされた方は、1度は子どもに対して思ったことがある言葉だと思います。 僕も「おかま」という言葉をいつの間に使っていて驚いたと祖母から言われたことがあります。 我が子が使った最強の言葉 僕は子どもが発する言葉にはいくつか種類があると思っています。 その中に「嘘」と「創造」があります。 嘘は自分が間違っていると分かっていながら話をすることです。 創造は子どもの中でも事実なのか空想なのか分からなくなった状態で話をすることです。 これ

育児中、一家全員ダウンな日々よ

ここ一週間の記憶がほぼない。 いや、正確にはあるのだ。確かにある。冷静になって振り返ってみれば、この日はこうで、この日はこうなって…と記憶を引っ張りだすことができる。 ただ、もうずーっと地続きで、地をはって、なんとかその日その日を必死でやり過ごしている感じでいた。 一週間の記憶がないんじゃなくて、一週間経った記憶がない、だな。 これは普段のエッセイというよりは、体調不良な1歳の娘と夫と私の1週間のただの記録である。 「ああ、これが世間でよく言われている、一家全員ダウ

「子育てがちょっと楽になった」1つの場面の話。

先日、プレーパークで、 「冷蔵庫の前で立って、子どもに隠れてチョコレート食べるよねって話をこないだしてさぁ〜」 という、話題になった。 みんな、あるある、って頷いたり、 「うちはもう、包装紙あける音で気付いちゃうんです〜😭💦」なんて方も。 そんな話を聞きながら、 「ああ、そっか…。みんな立って食べてるんだなぁ」と、ちょっと、楽になった。 子どもに食べさせるにはまだ早いけど、自分が食べたいもの。 わたしも、子どもが何かに熱中してちょっと遠くであそんでいる隙に、コソ

河童とヤギと私。(暮らしと仕事の近況報告)

今朝、台所で朝ごはんの準備をしていたら河童が現れた。 というのも、短く切りすぎた夫の髪型が河童なのだ。セットすればそうでもないのだが、寝起きはどうみても沼から出てきた河童。笑ってしまう。夫は「お〜れ〜は河童、妻も河童、娘も河童、河童の一家♪」とレキシの「狩りから稲作へ」のリズムに合わせて謎の替え歌を歌っている。おい、私と娘は河童ではないぞ。 ワックスをつけてセットして、「わかった、韓国系だ。BIGBANGにいそうじゃない?」と夫は言うけれど、「うーん。バスケ部、スラムダン

「乳幼児美術」をつくってみた

「乳幼児美術」とは、アーティストやんツーさんが提出した新しい概念。では作品をつくってみよう。100円均一で買い集められたものをコラージュして、赤ちゃんには知覚を使う玩具として、それでいて大人には「意味のコラージュ」として楽しめるような美術作品をつくってみよう。 わずか1時間ちょっとの時間で作品をつくる。材料を選び、電動ドリルを使って穴を開けて結束バンドで縛ったり、ビスで止めたりして固定していく。パパッとやってそれなりのものができればよいのだが、、、恥を忍んでぼくがつくったも

子育ては最高のエンターテイメントで超高難易度の人生ゲーム

いつかは子供が欲しいとは思っていたが、20代の僕は結婚なんて遥か先のことだと思っていた。 うちは両親も晩婚だったし、そんな親なので結婚とか家庭を持つことを無理に勧めたりはしてこなかった。 1stキャリアでデザイナーという激務薄給な職に望んでなったこともあり、結婚どころか仕事で一人前になるのに苦戦する20代を過ごした。 仕事は忙しいし出会いもないし金もねぇ、まぁ独立して仕事も波に乗り始めた35歳くらいで結婚できればいっかなぁ〜・・・くらいに軽い考えでいた。 そんな僕だが

赤ちゃんの探索とは

前回の記事では「赤ちゃんは面白いので、子育てのなかで赤ちゃんが面白いことをしてくれる場(=探索環境)をバンバン作っていこう!」という話を書きました。今回は、その「赤ちゃんの探索」ってなんなの?という話を書きます。 今回の記事で伝えたいこと ・「探索」とはRPGの「レベルあげ」に似ている。 ・赤ちゃんの探索にはさまざまな「学び」が埋め込まれている ・「あなたは世界を楽しむために生まれた!」という世界観が重要 ・赤ちゃんの体験(BX)と、それを提供する親の体験(PX)の設計も必

育つぶ~『夏、こどもは早起き』

行ってきまーす の声に手を振って見送ってくれる息子くん。 今日は木曜日。 息子くんが見送ってくれるのは今週4回目。 つまり、今週は毎日だ。 今日の日の出は4時33分。 パパが仕事に出かけるころまでには、 世の中はすっかり明るくなってます。 何故、息子くんがそんなに早起きかといえば、 日の出の早さに理由があります。 朝方になると、ふと目が覚めるときが何度かあるのだと思います。 そのとき、息子くんは必ず周囲を見渡しています。 一緒に寝ているはずのママとパパの姿を確認す

赤ちゃんをもっと「面白がる」こと

これまでこのマガジンでは「赤ちゃんの探索」と題してさまざまな角度から書き綴ってきました。ここからは5回にわたって「赤ちゃんの探索環境」をデザインする方法について考えていきたいと思います。そしてそれを、あらゆる子育ての場に転用する方法を考えたいと思っています。 1回目は、なぜ「赤ちゃんの探索環境」をデザインするのか。 2回目は、赤ちゃんの探索とは何か。 3回目は、赤ちゃんをとりまく「人的環境」について。 4回目は、赤ちゃんをとりまく「物的環境」について。 5回目は、「環境をど