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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2018年11月の記事一覧

育児とはマネジメントである

娘は毎日すくすくと育っていて気づいたら1歳半。仕事と育児に追われる生活を続けながら重要な気づきがあって、それは、育児とはマネジメントである、ということ。 多くの人は育児や家事を「作業」と思っている。しかも偏見のある人からすると「単純作業」なのではとすら思われていたりする。でも、実際に育児をやっていると、こうした考え方がどうもぴんとこない。「単純作業」だとしたらなんでこんなに毎日疲れるんだろうか。 で、改めて考えてみると、育児は意思決定の連続だということに気づく。毎日めまぐ

毎日幸せと感じる瞬間

不器用だから、恋愛の失敗が必要だった

娘に彼氏ができたことを想像すると、ちょっとだけ胸がザワつく——そんな冗談めかしたお父さんの声を、同年代からもちらほら耳にするようになった。 バレンタインにウキウキしながらお菓子づくりするのおもしろくない、とか。 この手をつないで歩いちゃうのイヤだ、とか。 彼氏を家に連れてきたらどんな顔をすればいいの、自室にふたりきりになったらこまめに声かけすべきなの、とか。 そんなお父さんたちに言いたい。いま、過去を振り返って強く思う。恋愛の失敗は、不器用な人間にとってほんとうに大事な練

遠い世界

「お子さんはまだ?」とか「早く作らないと!」とかその辺の言葉はもう乗り切った。それを言われたときの、かわし方や、やり過ごし方もこなれたモンだし、言われたところで、チクっともしない。 それらの質問が、深い意味のない世間話の入口的な位置付けであることも実際にはあって、過敏に反応することもないかな、と思えてもきている。 でも、「ほんとは子供が欲しかったなぁ」という気持ちは乗り越えてはいない。 「早く産めない年齢になりたいなぁ」と思うこともある。 「産めない年齢」な

#こどものいのちはこどものもの

昨夜、喉が痛いから早く寝よう、と思っていたけれどこのツイートが流れてきて眠れなくなってしまった。 日曜日、ちょっとしたご縁で児童虐待防止フォーラムというものに参加した。 サブタイトルは、~虐待を貧困から考える~。 虐待の因子の一つである貧困とどう向き合っていくか、といった内容だった。 貧困家庭は閉鎖環境に陥りやすいがために虐待につながりやすい(と解釈した)ということだったけれど、やはり閉鎖は魔だな、と思った。 たった7年足らずの子育てだけど、自分の中に虐待の影を見たこ

「0歳から保育園」の日常がくれたもの

この夏に生まれた0歳息子の保育園申し込みをしてきた。運良く入園できれば、生後9ヶ月から通うことになる。どうかどうか、希望の園に入れますように…!!! 「0歳から保育園に預けるなんて、かわいそう」 0歳入園を目指す親なら、一度は考えるし、言われたことがあると思う。わたしも迷いがないか?というと、ウソになる。 ただ、わたしの迷いは「0歳から保育園に預けるなんて、かわいそう」ではなく、愛しいわが子と離れるのが寂しいだけ。ようやく笑うようになった息子は、最高に可愛い。わたしが守

わが家のSTEM教育

AIを恐れる小学生我が家には小学生の娘がいます。物心ついた頃からiPadを触ってきた娘は、幼少期にテレビをスワイプしたことがあります。Youtubeなどの動画コンテンツに馴染みが深いため、動画は、検索でき、繰り返し見れ、早送りできるのは当たり前です。お掃除ロボットルンバがいて、最近は会話するスピーカーAlexaもやってきました。 そんなデジタルに馴染みのある娘が、ある日、テレビでAI驚異論を見て言いました。 「AIにお仕事を取られないようにがんばりたい!」と。 正しく恐れ

娘の誕生日に

7歳の誕生日を迎えた娘。ちょっと抱っこさせてよって持ち上げた体は、もうだいぶ重たく大きく。ぎゅっと抱きしめる。2個年上の息子もなんか目をキラキラさせて抱っこ列に並んでいる。息子ももちろんもっと重い。 ある時から、おもちゃではなくお洋服が欲しいと言い出して、服を選ぶ顔は女の子のそれとなっていた。キラキラしたものやピンクじゃなくて、ちょっと水色欲しがってすましてみたり。この服が欲しい!って思える心が素敵だね。 あっという間に大きくなって、もちもちふわふわした今日というあの頃を

働くワンオペ育児、脱却への道

以前、チームラボで働くウルトラ忙しい夫が3ヶ月半ぶりに帰ってきた!と書いたけれど、夫の忙しさは相変わらず。 久しぶりに家に帰ってきたその週末も、さっそく土曜は大阪へ、日曜は佐賀への出張が入ったため、九州・武雄「御船山楽園 かみさまがすまう森」に急遽かつ弾丸で私たちも行くことに。 夫は大阪から、私と娘は東京から、昼前に福岡空港で落ち合い、車で佐賀へ。夫は13時から17時頃までMTGやら視察やら仕事をし、私たちはその間、武雄図書館で過ごした。御船山楽園に戻って一息ついて、展示

娘が生まれました!!!!!

我が家に、第一子が無事に誕生してくれました!女の子です! ずっと「美形だったら嫁と一緒にモデルやるかも!」とか「運動神経よかったらオリンピックに出るかもな」とか「オレはアゴ無いからそこだけは似ないで欲しい」とか色々、神様をチラチラ見ながら願い事をする毎日でしたが、予定日が近くにつれ「高望みしないから無事に生まれてくれればいい。元気なら何でもいい。」となりました。 出産の時、旦那の無力感は半端じゃ無いので、大人しく全力待機。ボス戦の時に馬車で待機する武闘家の気持ちが分か

この支配からの卒業

その日は突然にやってきた。 まころ(息子・2歳11ヶ月)が唐突に 「Aくんはトーマスのパンツはいとるの」 と言い出したのだ。  ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ 息子は今【くまちゃんパンツ】と家族が呼ぶ、白ブリーフを履いている。 私がこれまで布オムツや布ナプキン関係を使ってみて、全信頼をおくネットショップで購入したものだ。 別に白ブリーフにこだわりがあったわけではない。 ただ肌触りのよい綿が使われているであろうこと、そして自分のものと認識しやすく前後ろがわかりやすいようくま

伝えたいことを、伝えること。

銀座ソニーでの写真展が明日でようやく終わる。 この記事は写真展が終わったあとになぞなぞの答え合わせのつもりで公開しようと思っていたのだけど、イタズラをしたときについつい犯人であることを名乗り出たくなるようなものでいま書いている。 2週間の写真展はおかげさまでとても盛況だった。 一万人をこえる人が来てくださった。ありがたい。新宿のニコンで一週間個展をしたときの来場者数が一日で来場しているような状態だった。 カメラメーカーのギャラリーは立地や展示環境がいいので、黙ってても多

他人に「ダメ出し」してしまう人へ ー新しいゲームの提案

こんにちは。ワークショップデザイナーの臼井です。 教育サービスをつくっていると、よく保護者の方にこんな質問をもらいます。 「よくないことはわかっているんですけど、子どもがやろうとしていることについ手出しをしちゃうんです。どうすればいいですか?」 これに対して「簡単なことです。手出しをしなければいいんです」と、言うは易く行うは難し。これって実は超難しいことですよね。 この話、よく仕事で話題にのぼるので、今日は「子どもに手出しすることをやめるのは難しい」ということについて