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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2019年4月の記事一覧

娘が編み出した、自分を守る方法

4月1日から、娘が新しい保育園に通い始めた。 自分のことを言えば、新しい環境に慣れるまでに2年かかる。新しい人と文化の中で「自分」として振る舞えるようになるまでに、どうしてもそれくらいの時間がかかってしまう。 少なくともその遺伝子を半分受け継ぐ小さな生き物が、3歳10ヶ月で、1日の大半を過ごす環境が、ごっそり、まるごと変わるというのは、ものすごいストレスがかかることだろう。登園拒否も当然だろうと思っていた。 しかし、娘はいま、耐えている。というより、対応しようとしてい

ひとりで食べる、かんたんご飯

2ヶ月ほど前、ひとりご飯でよく食べていた『無印良品のレトルト食品』ついて書いた。 産休に入ってから赤ちゃんが産まれるまでの1ヶ月間。 ここぞとばかりに頻繁に外食したり、また、家でも『無印良品レトルト』中心の少しだけ贅沢なごはん(このレトルト食品は、1個あたり300~500円ほどする)を食べていたけれど。 無事に赤ちゃんが産まれ、子どもが3人に増えたことだし…、そろそろ財布の紐をきゅっとしめて、自炊中心の日常生活に戻さないと。 と、ひとりで食べるお昼ごはんの内容もすこし

WHOが出した乳幼児の「過ごしかた」の指針が具体的でわかりやすい(翻訳しました)

2019年4月24日、WHOが、『5歳以下の子どもの身体活動と不活動、および睡眠についてのガイドライン』をより読みやすい形にして、提言としてWebで公開した。(下に提言の一部を翻訳したものを掲載しました。ご覧ください。) 今回公開されたのは『To grow up healthy, children need to sit less and play more(健康に育つためには、座る時間を減らしてもっと身体で遊ぶことが必要)』と題された提言で、内容はシンプルかつ具体的だ。

0426「宿便と呼ぶことにした」

昨日は、書いたとおりに飛行機に乗り遅れるという人生初の体験があり、その煽りでトロント空港近くのホテルの地下で午前2時過ぎにヘロヘロになりながら日記を書いた、というのは書いた通りで、経由地のモントリオールに向けたフライトが6:30AMであったため、部屋に戻った2時間後には家族全員で空港に向かうという展開になった。 無事、モントリオール行きの飛行機に乗って、約1時間で、予想だにしなかったモントリオールに到着した。ここまでは良かった。 モントリオール空港に着いた。そもそも昨

打ち上げはスーパー銭湯で

打ち上げという単語が縁遠くなってひさしい。 そもそも大勢のパーティは得意じゃないので、ひとりで働くようになってからはそういう“職場の飲み会”のような場が減り、ほっとしていたはずだ。 だけど……、だけど。 あまりに「打ち上げ」ていないと、わたしのような人間にも「打ち上げ欲求」というようなものが大いにひそんでいることに気づく。気づいてしまう。 そんなわたしの横で夫が言う。「昨日は◯◯の打ち上げだったんだけどさ……」と、言う。 夫にとっては、そこから先につづくエピソードの

やりたいこと

子どもを産んだら、「やらなければいけないこと」の内容が変わり、拘束時間が増えた。育児は始まったら止まれない。 「やらなければいけないこと」の合間に、なんとか「やりたいこと」をやろうとする。たとえば、コーヒーでほっと一息つくとか、SNSのタイムラインを眺めるとか、ソファでゴロゴロするとか。 「やりたいこと」に使える時間が限られているからこそ、何をやるかの取捨選択は重要だ。数ある中から選ばれた「やりたいこと」は、「かなり、めちゃめちゃ、とってもやりたいこと」なのだ。ここに人そ

自分の欲に耳を澄まして、ちゃんと選ぶ

優柔不断な私だけれど、自分の欲に耳を澄ませて、ちゃんと自分で「選ぶ」ことができたとき、「しあわせ」を感じる。 たとえば、毎日のごはん。食いしん坊な私にとって、誰と何を食べるかは日々の重要な問い。だいたい朝は、家族揃って、具沢山みそ汁とごはんとそれぞれ好きなもの(夫は目玉焼きとウインナーあるいはステーキ!、娘はコーン、私は野菜とヨーグルト)と我が家の相場が決まっているので、重要なのはお昼。自宅勤務なので、ひとりで食べることも多く、どこまでも自由だ! もちろん選択肢が無限にあ

何書こう

あぁ、もう随分書いてない気がするので、何を書こうかなぁ。 毎日書くことって大事なんだなぁと今更思う。 長年の欧州生活を終えて日本に帰ってきて、文字通りの「立ち上げ」をこの数週間やってきた。 しばらくぶりの日本は、母国とはいえ慣れないことも多く、それ以上に「どれだけ?」というほどの書類処理に追われて、なんだか自分の名前と住所ばかり書いていた数週間。 色々書きたいことがあったはずなのに、いざ書こうとすると書けない。やっぱり毎日書くのって大事。肩慣らしと言いたいけど、これま

妻が救急車で運ばれたので、少子化対策について考えた

先週水曜日に妻が救急車で運ばれた(2年ぶり2度目)。 今回は腰を痛めただけで命に関わることではないから、落ち着いて救急車を呼べた。前回はまだ結婚前だったのだけど、119で自分の住所を告げるとき、気が動転して普通に住所を言い間違えた。緊急事態に弱い。 今回は何も言われてないのに救急隊員に財布、スマホ、着替え、靴などを袋にまとめて渡す余裕があった。慣れるのもどうかと思う。 妻は病院で麻酔を打たれて寝たきりになった。主治医の所見だと患部は椎間板で、ヘルニアかもとのこと。ただ、

ワンオペ育児ってそんなに大変?

そもそもワンオペ業務はよくあること一人で切り盛りしているコンビニや定食屋さんなんてたくさん見かける。 きっと私の旦那さんも、経営する会社の経営者、という意味では唯一無二の存在。 いざという時に判断を下し責任を取るのは社長の仕事。社長は孤独な仕事だ、と話していたことも印象的だ。 そういう意味では社長業ももしかしたらワンオペに当てはまるかもしれない。 どんな業務も、基本は自分の持ち回りは自分でなんとかする。 それが社員であれ、パートであれ、バイトであれ、母であっても、役割や職

娘と私の時間を豊かに彩る絵本たち

娘が生まれて、大人の本はなかなかゆっくり読めなくなったけれど、絵本は毎日読んでいる。特に断乳してから、娘の眠りに絵本は欠かせないものになった。布団に入って膝の上で、寝転んで、娘が眠りに落ちるまで、1時間以上、親子でくっついて絵本を読む。 と書くと、穏やかな感じがするけれど、娘は1時間も絵本だけを読む集中力も落ち着きもなく、絵本を読んでいる最中やその間に有り余った体力を爆発させる。私の顔の上で寝返りを打ったり、お腹の上で飛び跳ねたり、首に足を絡めたり、顔を引っ掻いたり、もはや

イケてない1日も許そう

昨晩22時に眠りについた息子は、今朝7時半まで一度も起きなかった。私の胸がゴリゴリに張っていたので搾乳。冷凍保存しておく。 午前は一通り家事。今日は息子がよく寝ていて手持ち無沙汰だった。今度からチャンスがあれば読書しよう。 午後は近所の遊び場へ。スタッフさんが代わりに抱っこしてくれるなど。ありがたい。ここでの昼寝も挟んで3時間ほど滞在。 帰りがけにスーパーへ。今夜は夫の帰りが遅いから、一人メシ。パパッと食べられるようにうどんにしよう。冷凍うどんがうちにある。具は、天ぷら

子供ができれば自由がなくなると思い込んでいた日々のこと| 『FAMILY TAIWAN TRIP #子連れ台湾』 出版によせて

ようやくこの日が来た! 初めての自著となる『FAMILY TAIWAN TRIP #子連れ台湾』の出版。一年以上かけて魂込めて作り上げてきた本が全国の書店に並ぶなんて、想像しただけで背筋がピッとなる。 本の内容や見どころはプレスリリースやAmazonの内容紹介などでまとめてきたけれど、noteに残しておきたいのはもっと内側のこと。その企画を立ち上げたときの裏話や初めての校了を終えた震える喜びについては過去のnoteにも書いていたけれど、そもそも私がどうして #子連れ台湾 の

すっごくいいと思った子育て本を、途中で読むのをやめた話

知り合いの編集さんが担当された本を読んだ。 この方が作られる本は、自分にまったく興味関心がないジャンルの本でも軒並み面白いので、いつも新作を楽しみにしているのだけれど、 今回はコレキタ、ってなくらい、私自身がど真ん中の読者対象なので、読むのをとても楽しみにしてたんですよ。 ↑子どもが幸せになることば 発売日当日に買ったのだけれど、落ち着いて読みたかったので、滞納している原稿が全部なくなったタイミングで、いそいそと取り出して読み始めた。 ところで わたしは、これまで