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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2020年7月の記事一覧

いつか、あなたの助けになればいい

「むすこちゃん。そこはね、むすこちゃんの大事なところだから、他の人に見せちゃいけないし、触らせてもダメなのよ」 膝をかがめ、目線を合わせ、わざとらしくしかめっつらをして。 しかし怒ってない、とアピールするために高めで穏やかな声色。 そうしてゆっくりと、4歳の息子に話しかける。 それは、息子がパンツからちょっと飛び出たソレを、更に引き出そうとつまみ上げ、かつ「まま、みてみて!」と嬉しそうに声をかけたからだ。 このぐらいの年齢の男の子は、自分についているソイツが大好きだ。

叱ったのは息子のためでなく私のためだった

昨日のことは忘れないようにしたいので、備忘録として書いておく。 息子そろそろ4歳。大きくなったなぁと日常の端々で感じる。この前まではいわゆる天使の3歳児で、何でもかんでも素直に聞いてくれたのに、最近では一丁前に口答えをする。 保育園のお迎え時、先生に挨拶をしなかった息子を叱った。息子はそっぽを向いて、投げやりに「わぁーかったよ!」と言った。 もう、その。台詞、抑揚、表情。それはまさしく私の、自分の母親に対する態度だった。 母には申し訳ないが、今まで幾度となくされてきた

おはなし上手な娘 言葉の発達のために心がけてきたこと

1歳を過ぎたあたりから言葉を少しずつ発するようになってきた娘。言葉を覚えることやこちらの言ってることを理解するのが早いとお友達のママや保育園の先生に言われることがあるので、心がけていることと気付きを書いてみます。 女の子だから、この子の性格だから、という理由もあると思うので、参考程度に読んでいただけたらと思います。 1.とにかくたくさん話しかけてきた 私は妊娠中から名前を呼んでたくさん話しかけてきました。 「胎児のうちから話しかけることが大事」という内容を本で読んだこ

イヤイヤ期を恐れる私に「すばらしい」と言ってくれた人のこと

子どもって気に食わないことがあると、本当に床に寝転んで泣くんだ…と思った。娘、2歳。いわゆる「イヤイヤ期」の真っ只中である。 朝起きたらまず朝食を食べる。ずっとそうしてきたはずなのに、その日は朝一番にパズルがやりたいと泣き叫んだ。そうなってから「わかった、パズルしていいから」と言っても後の祭りだ。もうパズルもしたくないし、朝ごはんも食べたくない。 これ食べる?No! じゃあこれは?No! 食べたら遊ぼう?No!!!! 床に寝転び泣いて、スプーンを投げ、ついには温厚な夫を

広口のガラス花瓶に花をかざる夢

最近よく、花束を買う。花屋さんの立派なものではなく、スーパーのレジ横でぽつんと佇んでいる小さな花束だ。 そして私は、広口のガラス花瓶に買ってきた花をかざる。ピンクや黄色で明るくなったダイニングをまじまじと見る。 口が広くて洗いやすい花瓶を、36歳の誕生日に買った。手に入れるのに、7年近くかかった。何の変哲もない花瓶。なんで普通の花瓶を買うのに、赤ちゃんが小学校に上がるほどの年月を待ったのか。今日はそんな他愛もない話を、ちょっとだけしよう。 *** 7年前、私は妊娠を機

朝起きられないのはやる気のせいじゃないかも

朝起きられない、倦怠感がある、立ちくらみがあってフラフラするといった症状の小学生(高学年くらい)や中学生にしばしば出会います 色々原因はありますが、意外と知られていない(と私が感じる)原因として起立性調節障害(OD)という病気があります。 これは例えば健康な人は急に立ち上がった時でも血圧の調節機能が働いて、フラフラしたり動悸がしたりはあまりしませんが、 ODの場合には立ち上がってフラフラしたり動悸がするなど、体の調節機能(自律神経)が十分に働かないために色々な症状が起こ

イヤイヤ期っていつまで続くの?

息子にもたしかにあった「イヤイヤ期」。 当時、ママ同士で「もうほんと疲れるよねー」なんて話していて、 いつも頼りにしている先輩ママに何気なく聞いてみた。 「イヤイヤ期って、いつまで続くのー?」 すでに第一子が小学生になっていた先輩ママは、 しばらく考えこんだあと、こう言った。 「いつまで…ずっとかな…ずっと続く…」 えーマジでー!なんて笑ってた。 無邪気だったよ、わたしたち。 ほんと何も知らない小娘だった。 授乳も、後追いも、トイレトレーニングも。 それまで乗り越え

#28 3人生んだら、ベテランママなのか?

こんにちは。3児の母さん、仙台凛です。 年長、年少、1才の子育て真っ最中。 私は、妊婦健診から出産まで、3人とも同じ病院に通いました。 3人目でお世話になった時、わりとよく言われた言葉があります。 「あら、3人目なのね。じゃあもうベテランママさんね」 こう声をかけられ、当時の私は、なんとなく嬉しいような、照れくさいような気持ちになり、「ついにベテランと呼ばれるところまできたかぁ」と自分の世界に浸っておりました。 恥ずかしい。 ところが最近、一番上の5才の子とやりと

次女作。

四連休ということで、今日はお手軽な記事にしたいと思います。 JKの次女が作った作品が私の携帯の中に何枚か残されていたので、今日はそれを発表したいと思います。 母の日のプレゼント 次女がまだ中学1年か2年だった頃、100均で材料を買い集めて作ってくれました。お手紙と栞は当時保育園へ行っていた三女作です。 似顔絵 2年前の私の誕生日に描いてくれた似顔絵です。似てるかは、微妙…。 その4日後の主人の誕生日に描いてくれた似顔絵。ちょっと可愛すぎ⁉︎ クッキー これも中

毎日の算数習慣がつくタブレット学習教材「R I S U」を試してみた

月初より、算数をタブレットで学習できる「R I S U」という教材を、兄弟それぞれに体験している。今後の継続をどうするか、現在、鋭意検討中の段階。長くお世話になるものは、いつも慎重に判断しているので、状況整理を兼ねて体験談をまとめてみようと思う。 1.私が家庭学習を重視する理由兄が年長のとき、そろそろ学習系の習い事を始めたい思い立った。ちなみに、私は計算が苦手である。小2でくり下がりの引き算でつまずき、算数全般が大嫌いになってしまった。できないものは、おもしろくない。おもし

2~3歳頃の可愛い息子と、寝かしつけに苦労していた自分に笑う

 15年ほど前の、息子が2~3歳頃の、自分の日記を見つけ。  自分の心の動きと息子の可愛さを実感するもので、読みふけってしまった。  余計なところや言葉を修正しつつ、載せてみる。 ~~・・・~~  息子を寝つかせる時に、せなけいこさんの『ねないこだれだ』を読んで聞かせたのを思い出して話した。でも面白かったらしく、質問攻めにあってしまった。どうやら息子にとっては、寝かしつけに効果はない。  最後の方の、「おばけの世界に飛んでいけ」は特に気になるらしい。  「おばけの世界

キミがはじめて物語を作った日

儚い瞬間にめっぽう弱い。 えいやっ、と自分を現実世界に引っ張らないと、失ったものに対してぐじぐじする。だからあえて反対側へ泳いでいく。 そんな調子だから、子育てしていると「胸がくるしい……」ってしょっちゅうなる。儚い瞬間がどんどん積み重なるばかりだ。 数年後、数十年後に振り返ったとき、直視できないほど眩しい時間。その中でもひときわキラッと輝く瞬間が、ある。 * 長男が「色のグラデーション」を覚えたのは1歳3ヶ月の頃だった。10色ほどあるブロックを、赤、オレンジ、黄色、

続・うちの夫はママ友受けがいい

以前にも書いたけれど、うちの夫はママ友受けがいい。 いつも愛想よく挨拶するからだろう。くらいに思っている。 最近のわが家は、朝、わたしが息子を保育園へ送っていき、 夫が夕方、息子を迎えに行くというスタイルになっている。 保育園にお子さんを預けている人にはわかるだろうけれど、 保育園の保護者は、とにかくバタバタしている。 とくに朝の送りは、この後に出勤を控えているので、 挨拶は交わし合っても、雑談をしている暇はない。 夕方も、帰宅後に家事をこなさなければならないので、 あ

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‪育児三大悲劇のひとつ「うんパニ」が起こって、ワンオペを憎み、夫に惚れ直す話。‬