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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2020年12月の記事一覧

産前産後にお世話になったアプリ&サービスまとめ

【2020買ってよかったもの】を書こうと思っていたんですが、最近自分の周囲に子育て世帯が増えてきたので、ここらでまとめておこうと思います。 産前産後、お世話になりまくったサービス一覧!!保存版である!!! 育児情報、全然転がってないベンチャー企業かな?ってくらいマニュアルなくて、自分で情報取りにいく姿勢が求められる…… 授乳してる間、寝かしつけてる間、めっちゃググったりする。(そして寝れなくなる) 行政からも「子育て広場」一覧とかの分厚い冊子もらったけど、私が欲しいの

生まれて初めて、人に手を合わせて拝まれた日の話。

「まさか生きている間に、歩いている日本人女性に会えるだなんて。テレビでしか見たことなかったの。今日はいい日だわ。」 アメリカ国内でも南部に位置する、暖かな気候のその土地は、さまざまな国から人が集まる移民の街。そこに古びているけれど、可愛らしさのある老人ホームがあった。 明るい太陽の日差しは、窓から部屋の中を照らし、ひんやりとしたシーツまでも温めてくれた。その人はベッドの上に座ったまま、小さな身体で、神さまに感謝するように手を合わせながら、私に向かってそう言った。 ただ、

わたしと娘は、おそろしいほどに違うものを見ている

3歳の娘は、ずっとおっとりしている。「活動的ではない」のほうがしっくりくるかもしれない。「床に落ちているものを掃除機のごとく口に入れる」0歳児の洗礼が一切なかった。引き出しを勝手に開けることも泥だらけになることも、目の届かないところに駆けていくことも、ケガをすることもない。気になるひとやものに対しては身体を動かさないままじいっと見つめ、ふっと目を逸らす……そういう子だった。 もちろん彼女は最高にかわいくて、おもしろい。いいところは書き切れないし、そもそも「いい悪い」の存在で

息子と自画像

今、大学生の息子が、小学5年生ごろの話。 「今日、図工の時間に自画像、描いた。楽しかった~」と満面の笑みで私に話したことがあった。 おお、それは良かったと思い、「じゃ今度、参観日に学校行ったとき、自画像見るわ」と返事しておいた。 そして、参観日当日。私は、教室の後ろからそっと入り、壁に貼られたクラスの作品を見た。 「クラリネットを吹く私」「コーヒーを飲んで一息」など、さすが5年生ともなれば、皆とても自然な表情で、自分というものを描いている。色彩も構図も本当に素晴らしい

娘との、いつもと違う散歩道

2歳5ヶ月の娘は、ここ数ヶ月間で歩ける距離がぐんと伸びた。    最近は自転車の代わりに歩いて公園まで行ったり、散歩がてら歩いて買い物へ行ったりすることが多くなった。     で、先日、いつものようにちょっとした買い物を終えて娘と家に向かって歩いていたときのこと。    突然娘が歌い始めた。    散歩中に娘が歌い出すこと自体は別段珍しいことではない。なんなら自転車に乗っているときも歌い出す。ときには手も動かしながら。   音程を外しまくりながらも、そんなのは一切気にせず自

遠足弁当の憂鬱

娘の保育園で遠足があった。この状況下で思い出を作ろうと準備してくれた園には感謝しかない。しかし…「持ち物:弁当」この言葉が、私たちを憂鬱にさせた。その正体について真面目に考えてみた。 はっきり言って大袈裟だと思う。ツッコミどころ満載だと思う。 だって毎日お弁当を作っている人は世の中にごまんといる。私たちの場合は1年にたった1回。 しかも幼児の弁当。おにぎりと唐揚げとブロッコリーとプチトマトに卵焼き…それらを小さなお弁当箱に詰めれば出来上がるだろう。 なにも豪華なお重をつくれ

幼児をもつ父たちよ読め。

0歳 「これから大変だ。」 約1年9ヶ月前に娘が産まれ、分娩室で抱きあげた時の感想です。 「かわいい」や「愛おしい」という感情が先に来るのが親として普通ですよね? 不妊治療もガンバったし、その感情はもちろんある。 でも正直、これから子育てをしていく実感がまったく沸かない。 ドライなのか、何かが欠けているのか、予定や自分のやりたいことをこなすことばかりを回想。 プログラミングやデザインなど仕事以外にもしたくて仕方ない、時間を費やしたい、子育てよりも優先したいことが

イクメンという言葉が嫌いだけれども

「イクメン」という言葉が何年か前から日本にあるようだが、正直、ボクはこの言い方は嫌いだ。子どもができた以上、育児をするのは親の役目であるからだ。母親に対するイクメンに同義の呼び方はないでしょう。父親だって育児をしなければならないのは当たり前のことで、特別扱いの必要はない。  もちろん、この言葉が父親に育児参加を促すためにできたものであろうことは推測できる。しかし、そもそも言われなければ育児に参加しないような父親はこういう言葉を逆手に取ってしまい、どうでもいい手伝い程度で育児

クリスマス絵本⭐サンタクロースっているんでしょうか?

クリスマスまで毎日1冊絵本を紹介しています。 今日は8歳の子どもの質問にこたえた新聞の社説です。 123年前のこの記事は、今も私たちの心を温め、子どもも大人も幸せにしてくれます。 確かなことは目に見えない✨こんな文で始まります。 ニューヨーク・サンしんぶんしゃに、このたび、つぎのような手紙がとどきました。さっそく社説でとりあげて、おへんじしたいとおもいます。  この手紙のさしだし人が、こんなにたいせつなしつもんをするほど、わたしたちを信頼してくださったことを、記者いちどう

保育者として大切にしている、子育てのコツと信念

子どもの頃から、自分より小さい子と遊ぶのが大好きで、 いつからともなく幼稚園の先生になりたいと思っていて、 無事に念願の保育者になって、 場所を変えながら、十数年に渡り何百人の子どもたちと関わってきた––––。 そんな一保育者が、右往左往して、学んで、失敗して、そうしてまだ道半ばだけど一旦辿り着いた子育てにおけるコツと、大切にしている信念について、お話してみようかと思います。 まずは、子どもとかかわる時のコツについてです。 ■大切にしている子育てのコツ■ それは、ほめ

第28話『赤ちゃん時代の子育て 前編』

キャッシュレスの時代にあえて「おかねのはなし」をしよう

子供がジャケ買い的に見つけた絵本。 意外と気に入っているようです。 ざっとしたあらすじは、 うさぎのくにの男の子「サニー」が主人公です。 サニーは、親から毎週にんじんを3本もらいます。 うさぎのくにでは、にんじんがお金なのです。 サニーには、買いたいものが3つあります。 そして、サニーは手元にある3本のにんじんでその3つ全てを買えると思っていました。 そこで母親は、欲しいものには値段(はらうにんじんのかず)が異なることを教えます。 そして、手持ちの3本でサニ

うちの子は「養子手帳」。迎える前から愛は伝えられるよ

我が家には、 実子の長男と、養子の次男がおりますが ある人からのアドバイスで、 特別養子縁組で次男を受け入れる8ヶ月前から、 気づけば今に至るまで1年以上、 書き続けているものがあります。  それは・・・「養子手帳」。   実子の場合は、お腹にいる間、その子の記録や思ったこと、伝えたいことを母子手帳につけますよね。   だけど養子の子の場合には、お迎えする何か月も前から養子になる子が決まっていて、その子のことを考え続けるという期間は普通ありません。  

夫は絵本で父になる準備をした

我が子への初めての読み聞かせは、まだお腹の中にいる時からだ。 私が幼稚園の時に母が購入してくれた福音館書店の『こどものとも』『かがくのとも』の配本が、処分されずに実家に残っていた。それを結婚の時に全部持ってきていたので、出産前から絵本はたくさん持っていた。 いつもその中から選んで読んだ。自分が子どもの頃に好きだった絵本は、読み聞かせていてもやはり好きだった。久しぶりに手にとってみてしみじみと気に入った本もあった。 夫も私のお腹に見せるようにして読んでくれた。 夫は幼い