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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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#家族

保育園留学 ― 地域発の静かな熱狂と、やわらかな定住という未来

保育園留学は、北海道檜山郡厚沢部町ではじまりました。人口3,500人の小さな町です。2021年11月にスタートし、今、1年半が経ちました。 これまで、本当にありがたいことにたくさんの反響をいただき、2,500組の子育て世代の家族がキャンセル待ちをしてくれています。(新年度の募集もスタートしました!) 子育て世代のみならず、多くの方々からも応援してもらい、とまることのない熱狂が生まれています。 最近、いちばん衝撃かつ嬉しく思ったのは、保育園留学されたご家族からのこんな声でし

みんな誰かの魔法のスープ-みんなでキャンプしたときの話-

この土日は、キャンプに3家族と8人の子どもとで、大人数キャンプになった。はじめから企画していたわけではなくて、キャンプの魅力に取り憑かれてしまった夫が、私がいないときに、ムスコに息子のクラスの仲のいい子を連れて行ってやる、みたいなことを言ったもんだから、私は乗り気ではない上に、わらわらと仲間が増え、収集がつかなくなった。最終的に父子参加2組と子だけ参加3人、そして、我が子3人という超大人数キャンプになってしまったというわけである。 その日の朝、Twitterで仲良くしている

線路はつづくよ 前橋旅情編

我が家にはふたりの「子鉄」がいる。 子鉄、そう、鉄道を愛する子どもたちだ。 子鉄たちは、電車に乗れればご機嫌だ。いつもと違う電車ならなおさらだ。 「そうだ、前橋行こう」 私のお目当ては10月29、 30日に群馬県前橋市で開かれた『前橋BOOK FES 2022』。 子鉄たちは新幹線乗車という一大イベント。 申し分ない週末だ。そうなるはずだったのだ。 上野駅。在来線から少し離れた「特別感のあるホーム」へ向かうにつれ、子鉄たちの顔は緊張感を増していく。 次男は今日が新

100人で子育てをすることにしました。

こんにちは。 岸 志帆莉です。 突然ですが、我が家ではこれから100人で子育てをしていくことにしました。 100人で子育てをすることにした ―背景こちらのnoteでもお話ししてきましたが、我が家では春から夫が海外に赴任しました。 以来、残された母子三人でささやかに暮らしています。 わたしたちもいずれ夫が暮らす国に渡航予定ですが、受け入れ側の事情により少なくとも年内はこちらにいる予定です。 そんなわけで今、ひとりで幼い子どもたち(3歳&0歳)を育てているわけですが……

子どもの語彙と発想力を伸ばすカードゲーム「ワードスナイパー キッズ」

おもちゃと遊びのプロが紹介する 今回オススメするカードゲームは 「ワードスナイパー キッズ」です✨ 言葉が思うように扱えてくるようになる 4歳を越えたお子さんに ピッタリのゲームになっています。 🧩こんな方にピッタリワードスナイパーの文字通り 言葉を扱うゲームです。 子どもの言葉をはぐくんだり 自分の頭の体操をしたり、 多世代間をつなぐゲームになったりと 今回のゲームは用途や使い方に たくさんの道があります✨ さっそく遊び方をみてみましょう! 🧩「ワードスナイパーキ

子どもの言動の全ては、注目されたい、愛されたいから〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

わたしは一人っ子です。 「きょうだいがいなくて寂しいね」と、何度となく言われてきたけれど、寂しいと思ったことは一度もありません。 いたはずのきょうだいが、いなくなったとなれば話は別だけれど、最初からいないので、何がどう寂しいのか比べようもなく。 私の感覚では、寂しいどころか、親の愛情は独り占めできるし、欲しいものを取り合うことも我慢することもなく。どちらかというと良いことしかありませんでした。 でも、わたしが大人になってからは、一緒に買い物に行ったり、悩み事を相談した

キャンプ場で子ども達が "オンライン授業" を受けてみたら、楽しすぎて家庭内SDGsになった話

お子さんが 小学校に通学しない選択 をしている方へ 子どもと ずっと同じ空間にいる生活、 幸せだけど、なんだか モヤモヤが募るなぁ。 ってありませんか? 私は、ずーっと一緒だとモヤモヤします😢しかも、モヤモヤが大きくなると、イライラに変わる自覚もありです。今日は、そんな私に共感してしまう人と共有したい体験をまとめます✍️ *・゜゚・*:.。.:・:.。.:*・゜゚・*: 私には小4トンガリ息子と小1ほんわか娘がいます. 彼らの学校は、自宅学習(オンライン授業やプリント

なにもしていなかった娘のお遊戯会から、見せてもらった世界

「うちの子、固まってて、な〜んもしてへんかったわぁー!」 そんなだれかのお母さんの声が、聞こえてきた。 わかる、わかる!私の娘 (3 歳) も、前回の保育園のお遊戯会で、な〜〜んにもしてなかった。ただ座っているだけだった。こんなお顔で。 (・o・) * その日は保育園の発表会だった。 昨今の状況下なので、クラスごとの入れ替え制のお遊戯会。 発表会場に入ることのできる人数も制限されていて、発表会を見終わったある園児のお母さんが、会場の外で待機していたお父さんに、子ど

番外編:「君たちを、見ていたい」

もし。 過去に戻って、ライブに行けるとしたら。 …前回は、 つい、ひとりで行くことを 考えてしまった。 家族で行くとしたら、 そうだな、どのライブに行こうかな…。 ◇ 一度、ブルーノートの 野外フェスに行ったことがある。 いちオーディエンスとして行く、 野外フェスはそれが初めてだった。 DJとか、スタッフで出た 小さなフェスはあったけど。 会場に着いたら、 パット・メセニーがちょうど リハーサルをしているところで、 舞台の脇で聴いていた。 それだけで、 とても

育休編 〜夫が育休をとってよかった5つのこと〜

妊娠期間中は夫婦の絆について考えさせられましたが、やっとこさ出産し、無事元気な男の子を迎えることができました。 出産後はもっと大変だろうな、と覚悟しながら私たちは里帰りはせず、夫が2ヶ月間の育児休暇をとり、最初の子育てをはじめることにしました。制度は整えられてもなかなか進まない男性の育休ですが、実際に育休をとってみるといいことばかりで、結果的に「絶対に育休はとるべし!」と考えています。 私たちなりに、夫が育休をとってよかったと思う5つのことをまとめてみました。 1_子供に

息子が保育園から幼稚園に転園する。

保育園最終日。息子は目覚めると開口一番に「きょうさいご!」となんとも嬉しそうに言う。どうやら保育園に行かなくなったらママやパパとずっといっしょに遊んで暮らせると思っているらしい。「次は幼稚園だよ」と伝えてもまったく聞く耳を持ってくれない。 妻が「先生やおともだちとお別れするのさみしくないの?」と聞くと、息子は「うーん」と言葉に詰まり、じっと考えこんでから「うれしい!」と断言する。そして「もう終わりにしたーい!」と笑う。だめだこりゃ。 そんな息子だったが、いざ保育園の最後の

あかりをつけて【家族とわたし】#5 瀧波わか

くらいへや 2020年初春。光差す季節、であるはずの時期。 世界中で猛威をふるう新型ウイルスの影響が、我が家にも訪れていた。 外出自粛に保育園の長期休園。 それに伴う、完全リモートワークと自宅保育の両立に、頭を悩ませていた。 娘は、3歳。 会話で意思疎通はできても、大人のように1人で長い時間を過ごすことは難しい。 自宅で親と過ごしせることが嬉しいのか、いつも以上に「ねぇねぇ、ママみて」「ママこっちきて!」の要求は強かったように思う。 人命がかかっているのだから、外出自

小さなにんじんから知った、うれしい褒め方

次女の初節句だった。 先日、わが家は年中にんじん料理を作る、というお話をさせてもらったが、やっぱり雛祭りの日も、にんじんが登場した。 メインは手巻き寿司パーティーなので、今日作ったのは、お吸い物と、にんじんの小鉢のみ。ちょっと、心を込めた。 食卓をのぞきこんだ、長女。 『わー ! かわいい〜!♡♡  きれ〜い♡♡ おいしそ〜う!!たのしい!!!』 歓喜の声で、くしゃっくしゃの笑顔になって、拍手をしながら、褒めてくれる 2 歳の長女。 『おかーさん、かわいい!す

共働き夫が「お迎え週2に増やそうかな」と提案したら「なんで週5じゃないの?」と言われた話。あるいは無意識バイアスについて

あれは約2年前の2019年春。妻にある提案をしようと思った僕は、彼女に話しかける前からすでに内心ニヤついていた。そう、これからする提案が彼女を喜ばせると確信していたからだ。 こんなnoteを書いてこれまで彼女がやってくれていた家事育児の大変さにも気づき、できる限りその分担を増やそうと思っていた僕はこう考えた。「これまで週1回だった保育園のお迎えを、これまでより仕事を早く終わらせて週2回に増やせたらめちゃくちゃ喜んでもらえるのではないか?!」 「これは完全に家事育児のできる