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アメリカで広まっている豆腐の食べ方

今のアメリカでは、田舎のWalmartに行っても豆腐や醤油や味噌が買えます。豆腐は野菜売り場の隅の方に、精進料理用のハムやチーズなどと並べて売られていることが多いです。種類はどんどん増えてきました。

でもそのままでは水分が多いので、味を付けるのが難しく、主菜としては満足感がありません。そこで圧縮して水分を除き、固形分の比率を増やしてから調理するのが普通です。こうすると食べごたえがあるし、しっかり味をつけることができます。

豆腐を圧縮する道具はtofu pressと呼ばれ、普通のお店ではまだ見かけませんが、オンラインで色々なものが売られています。15分程度で簡単に水分を抜くことができるので、豆腐をよく食べる人には欠かせない道具です。

上の写真は私が使っているものです。わかりやすいように、中間部に豆腐を挟んだ状態で撮りました。ねじの頂点には金具がついていたのですが、全体を分解できなくて不便なのでレンチで外しました(10月21日追記:この4インチのねじも長すぎるので、本日分解して3.5インチに交換しましたが、まだ少し長めです。3インチの方が便利ですね)。

何十年も前からある代表的な調理法は朝食用で、水分を切ってから崩し、カレー粉で風味をつけ、野菜入りの炒り卵のようにしてトーストと一緒に食べます。

脱水して崩した豆腐は、挽肉、小麦粉、卵、チーズなど、さまざまな素材の代わりに使われています。もともと味が薄いので、どんな調味料とも相性が良いからです。

脱水してから切った豆腐は、焼肉のたれをつけてステーキやグリルにすることもあるし、それを冷ましてからサラダに入れることもあります。

和食の豆腐料理は意外と使い方が限定されていますが、アメリカの豆腐料理は色々な人が工夫してどんどん種類が増えています。


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