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【ウクライナ軍による対ロシア代理戦争は終わった】 モスクワへのテロ攻撃によりついに真の開戦

抜粋

Moscow Terror Attack: Open War
筆者:ぺぺ・エスコバル(Pepe Escobar)
出典:INTERNATIONALIST 360° 2024年3月23日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年3月26日


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影絵芝居はもう終わりだ。いま役者が顕わにになった。禁じ手はなしだ。


重要な動き1:2024年3月22日。これは戦争だ。ペスコフ大統領報道官を通じて、クレムリンがついにそれを正式に認めた。

重要な引用:
「ロシアはどんな方策を用いてでもクリミアをロシアから奪おうという明確な意志を持つ勢力がロシア国境付近に存在することを許すわけにはゆかない。いうまでもないことですが、新たにロシアに編入された地域についてもそうです。」

つまり:米帝国が設(しつら)えたキエフの悪政権の運命はどうあっても潰える。クレムリンのメッセージはこうだ。「『我々は始めてすらいなかった』が、今始まるのだ。」

重要な動き2:金曜日(3月22日)の午後、ペスコフ大統領報道官の発表の数時間後だ。ヨーロッパ(ロシアではない)の信頼できる情報源により確認された事項だ。クレムリン発表に対する最初の動きだ。

「フランスとドイツ、ポーランドからの正規軍が、鉄路及び空路にてキエフの南チェルカスイに到着した。高い軍事力をもつ軍だ。数はわからない。学校に駐留している。これは、事実上、NATO軍だ。」

この信号の意味は「ゲームを始めよう」だ。ロシア側から見れば、キンジャール氏(ロシア戦闘機のこと)の名刺が、引っ張りだこになる、ということだ。

重要な動き3:金曜日(3月11日)の夜。モスクワの北西部に位置するクロクス市のコンサート会場にテロ攻撃が加えられた。十分に訓練された一人の奇襲部隊員が視界に入った人々を直射で平然と射撃し、コンサートホールに火を付けた。まさに決定的な信号だ。「戦場がうまくいっていないので、できることはモスクワにテロを仕掛けることしか残っていない」だ。

ソース

補足資料