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「頑張りすぎ」と評価された、その先。

今、何がしたい?
今、何がしたくない?

感情があれば、すぐに答えられるはずの
簡単な質問への、わたしの回答は
「分からない」だ。

今日。

今朝、アルバイトをした。
行きたいとか行きたくないとかではなく、
そういうもんだ。と思って、働いた。

それから、大学で講義を受ける予定だった。
受けるもんだ。と思っていたし、
行きたくない、とかそういう感情はなかったものの、

なぜか、休むという選択をした。


お腹はすいていなかったけど、
朝ご飯は食べる。という習慣的な行動から、
ヨーグルトを食べた。

目が暇だったので、YouTubeを開き、
お笑い芸人さんの動画を見た。

朝ご飯は食べ終わっていたが、
動画を最後まで見た方がいい。と
謎の義務感を覚え、動画を見続けた。

なんか、手が暇だったから、
スイカゲームを始めた。


どれも楽しいとか、したいとか
そういう感じではなく、暇だからした。
みたいな感覚でやったこと。

だから、暇じゃないならしなくてもいい。
暇が嫌だから、とりあえずなんかする。

それが、ゲームでありYouTube鑑賞だっただけの話。


でも、頭はずっと、
「こんな時間の使い方をしていいのだろうか?」といった
問いについて考えている。

もちろん、答えはノーになるのだが、
では、何をしよう?と考えたときに
何も出てこないので、そのままどうでもいいことに時間を費やす。


過去のわたし。

就活を始めるまでの、わたしはとてもアクティブで
好奇心のままに動く人だった。

周りからは「行動力があるね」とよく言われていた。
わたしも動くことが大好きだったので、
このように言われる自分を誇らしく思っていた。

だから、大学3年生のわたしが、
今のわたしを見たら、
きっとびっくりするだろう。

わたしという身体が怠けることに驚くのだと思う。

このようになったきっかけは、
わたしにとっての「ふつう」が
他者には「頑張りすぎている」と映ったことだと思う。

そして、
「頑張ることを辞めると生きやすくなると思うよ」
と言われたことが大きな転機となった。

ひとりではなく、複数の人にそう言われたので、。
わたしも納得して「頑張る」を辞めてみようと思った。

時間の余裕を作るために、余白を作ろうと努める。

そうしたら、
いつもパンパンに埋まっていたスケジュールが
スカスカになった。

毎日、暇になる。

心に余裕はできたけど、やりたいことがなくなった。
それに伴いなのか、生きる気力もなくなった。


暇な時間を使い、わたしはなんのために生きているのだろうか?
将来、どうやって生きていくのだろうか?

漠然とした問いと向き合う中で、
「どうせ死ぬ。」
という言葉に出会った。

だったら、好きなことをしてみよう。
と、希望を抱くも、

過去の数えきれないほどの挫折経験を思い出し、
「どうせ、わたしには何もできない。」と決めつけ、
行動を起こすのをためらうようになった。

無気力だからなのか、
「生きる」を考えすぎた結果なのか、
大学生でいられる時間にタイムリミットを感じているからなのか、
分からないが、
現状維持を強く望むようになった。

羨望。

過去の自分を羨ましく思うと同時に、
予定パンパンで、失敗を繰り返していた自分ではあったものの、
当時のわたしは、あまり生きづらさを
感じていなかったのではないかと気づく。
(人間関係のトラブルは多かったが。)

やりたいことが、いっぱいあって、
全部挑戦していたから、充実もしていたし。

ブレーキを知らなかったので、
急に単独事故を起こし、
修理するための休息時間は必要だったものの
自分を楽しく生きていたな、と客観視した。


そうなると、他人から見た「頑張りすぎている」状態は、
わたしにとっての「ふつう」であり、
わたしの人生そのものだったのではないかと思う。

そこで、わたしが気づいたのは、
「一般論」と
他者の思う「ふつう」と
わたしの思う「ふつう」は似ているようで違うので、
鵜呑みにしてはいけないということだ。

当たり前のことを、自分の身で経験し、
失敗したことで理解する。


今回の無気力さは、、
暇がわたしをダメにする。
ということを教えてくれた。

もちろん、人間のメカニズムだの、なんだので
認知されている人間の仕組みにのっとった行動をした方が
いい場合もあるが、
それが適応するかどうかは、自分と要相談は必要だ。

それでも、アドバイスされたり、
他の生き方を模倣するのは、
新たな自分を発見できることにも繋がるので、
アドバイスに完全に身をゆだねるという判断も
間違いではないと思う。


とにかく、わたしは
他人から「頑張っている」と判断される
アクティブに動き、スケジュールがパンパンな状態が
わたしの人生の質を高めていたという事実を
この文を書きながら理解することができたので、
さっそく午後からアクティブになってみようと思う。

次に文を書くわたしに期待して。

というわけで本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆様、よき日になりますように。
(大好きな芸人さんの締めの真似)






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