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ドラマは現地で起きてるんだ|中日ドラゴンズ|東京六大学野球

絶賛、腑抜けです。今季イチの楽しみが終わってしまい、まるで腑抜けた麩のようになっております。阪神園芸に水吸ってもらわなあかん感じです。

今年のGW、人生初の神宮球場に行ってきました。年に一度の友人との旅行で、今年の行き先は神宮球場。コロナ渦で一時中断はあったものの、大学を卒業してから十余年、今でも仲良くしてくれる友人に感謝感激タイムリーツーベースヒットです。

昨年は、真夏のハマスタ。確信雨予報から確変の曇天、バウアー怒りの159キロ、延長12回でも決着つかず引き分け。

今年は、お互いの休みがGWに合ったので、神宮球場で東京ヤクルト×中日戦を観戦してきました。この日を楽しみに生きてきたと言っても過言ではない。

同僚のオb…淑女に身勝手な振舞いをされても「耐えろ、あと〇日で神宮だ……しかし、このおb…淑女には人生の楽しみ無さそうだな…アーメン」で受け流せたり(流せてない)上司にムッとしても「耐えろ…あと▲日で神宮じゃないか…しっかしこの人、早く失脚してくれねぇかな…失脚って菅原道真かよ、合掌」って思い直せたりした(直せてない)


新宿で約1年ぶりに再会、いざ、神宮球場へ。秩父宮ラグビー場を通過して、「あれが神宮球場かぁぁぁ…うおぉぉぉぉ…!」と思った建造物は国立競技場。左手に見えますのが、神宮球場でございました。

さすがGW、見渡す限りヒトヒトヒトでした。球場に入った瞬間、噂では聞いていたものの、バンテリンドームって広いんだ…を実感。都会のド真ん中で野球してること自体、この場所は十分、異空間なんだけどね。これぞ、千と千尋の神隠しやぁ~。

今日のドラゴンズ先発投手は、ウンベルト・メヒアたん。なんとなんと、昨年のハマスタ遠征と同じく先発メヒアたん。そういえば、彼の来日初一軍マウンドの日も、現地で登板を見守りました。なにかと縁深いメヒアたん。

残念ながら、メヒアたん4回で降板、その後は我が現地率100%(4‐4   打率1.000)の橋本くん登場。もう大体予測できましたので、本旅は橋本くんタオルを持参しておりました、ナイス。推しの推しは推しという事で、切っても切れない岡野祐一郎さんとの縁ですわね(は?)

中田翔さんのホームランで同点、リリーフ踏ん張って迎えた延長12回裏。塩見さん、サヨナラ2ランホームラン……。そんな劇的な幕切れある?

俯いてベンチに戻る勝野くん、大丈夫、そんな日もある。わたしなんて、仕事の日はいつもそんな感じだ、それでも嫌だが明日は来る(白目)

昨年、ハマスタのブルペンからベンチに戻る岡野さんを目の前にして、カオナシになった(あ…あ…と言う間に通過)教訓を活かし、試合終了後ベンチから引き揚げる福永くんに「ふくながくーーん」と言いながら手を振ることが出来ました。髪の毛ファサってしてた、声援もきっと届いている…はず…

せっかくの現地だから勝ってほしい!と思う人もいるかもしれないし、そりゃ勝ちに越したことはないけど、勝っても負けても、現地が好きです。チャンステーマがなかなか聞けない現地でも、この日みたいなサヨナラ負けでも、それでも現地が好き。

年に1度の観戦でサヨナラ負けを目の当たりにした友人は「3点差から同点に追いついて、延長まで試合が見れて、村神様の最年少神宮100HRを現地で観れたから楽しかった」と笑顔で言ってくれました。

大学時代から、彼女の前向きさに何度も助けられて、大人になった今でも仲良くしてくれて本当にありがとう。

そして、岡野祐一郎さんの戦力外通告後、立ち直れないんじゃないか…と思うほど落ち込んでいたわたしをずっと励ましてくれたこと、一生忘れません。

試合の後、感想を言いながら飲んだお酒も最高に美味しかった!


翌日は、東京六大学野球春季リーグを観に、再び神宮球場へ。初めての大学野球。地域やリーグは違えど、岡野祐一郎さんはここで仕事をしているのかぁ…と、彼に思いを馳せながら。

慶応×立教。両校の監督は、同じ高校でしのぎを削った同志だそう。親友同士が、母校の名を背負って戦うなんて、まるで戦国時代みたいだなぁ…なんて思っていたら、現地で清原くんのヒットが見れました、ラッキー。

早稲田×東大。東大の応援スタンドで多くのOBや現役生が試合を見守っていて、「日本の頭脳」がそこにありました。東大王に出演していた人たちの出身校が、選手紹介の大型ビジョンに映し出されて興奮した。(ミーハー)早稲田の印出くん、来年は髙橋宏斗投手との再会を楽しみにしています。

なによりも大学野球の応援は青春そのもので、心が洗われました。20代前半で、あれほど熱狂できるものに出会えることは当たり前じゃない、みんな素敵な人生でありますように(誰目線)


あの応援を背に、青山学院大学のユニフォームを纏い、神宮球場のマウンドに立つ岡野祐一郎さんを見たかった、そう思わずにはいられなかった。東都リーグで踏み締めた神宮のマウンドが東芝、そして中日ドラゴンズへと続く人生の1ページになったはず。

ドラゴンズの投手陣が苦しくなった時、きっと岡野祐一郎さんが居ればなぁ…と思う日が来るかもしれない。

もちろん彼のスカウト転身は心から応援しているものの、「プロに入ってフォームを変えたりして本当に頑張っていたけど、投げる直前の左足の動きは変わってないなぁ…」とか、青山学院時代の彼の投球を見ながら、未だに思いを馳せたりしてる。

そんなこと考えているうちに、神宮に降り注ぐ日光で顔も腕もこんがり焼けてしまったので、代わりにフォークボール投げてください、岡野祐一郎さん(は?)


去年出来た野球観戦という趣味が、友人との旅行を再開するきっかけを齎して、間違いなく人生にたくさんの彩りを与えてくれました。

大学野球を観れたことで、今年のドラフト会議がますます楽しみです。今シーズンも始まったばかり、ひとりでも多くの野球少年の夢が叶いますように!

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