カフェを経営したい★先輩の話を聴く②
で、お前さんはどんな店がやりたいのよ?
公務員退職後に定食屋を始めた元上司Nさんに話を聞きに行って、逆質問をされてしまった。
とっさのことで、思わず黙り込んでしまった。
いや。「とっさのことで」じゃなかった。「やりたいのはこんな店です」ということができなかったのだ。このときの私は。
カフェを経営したい!という自分の気持ちや思いを、誰かに簡潔に説明できるまでに至っていなかった。
そんなことに気がついてしまって、やば…と思っていた私に構わず、Nさんの話は即核心に入った。
大事なのは、固定費、立地、そしてストーリー。
Nさんは開業するにあたってのポイントをすらすらと、しかもたくさん教えてくれた。その中で、特にこれが大事だと繰り返したのが、この3つ。
固定費は、家賃のことだ。できる限り抑えた方がいい。
立地は、これもできる限り住まいに近い方がいい。体力がもたなくなる。
そして、ストーリー。
これは、20代半ばになるお嬢さんに聞いてきたのだという。(なんと、私の話は一緒に働いていた時から家族にしょっちゅうしていたらしい。)カフェを経営したいという私の話を聞いたお嬢さんは「私なら、お店のストーリーを知りたいと思う」と話したそうで。
どうしてカフェなのか。
どうしてこういうカフェになったのか。
その背後にあるストーリーに、若い女子は惹かれるのよねえ。と。
ストーリーは、まさに経営者の思いそのものだ。私は、どんな思いでカフェを経営をしたいと思うようになったのか。
それはまさに、私のすごく根源にあるもの。強い思いの源と真っ直ぐに繋がっているものに違いない。ぼんやりは感じているけど、言語化して、誰にでも伝わるように表現しなくてはならない。なによりまず、
自己分析をしなくては!
ということで、私はもうひとりの友人に、助けを求めることになったのです…。
コンセプトを変えようと思ったんだ!
ひとり時間を思いきり楽しめるカフェ、を…
ひとり時間を豊かに楽しめるカフェ
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