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語彙力どこまで突き詰める?

大学受験においてどこまで英単語を突き詰めるか。

私自身も早稲田大学を目指して勉強を続けていたとき、どこまで突き詰めればいいのかよく分からず、ひたすらがむしゃらに取り組んできた。

実際、早稲田に合格する事ができ、その後、6年ほど、個別指導塾で大学受験に臨む生徒を指導してきたが、自分の中で正解が見えたので、書いて見たいと思います。

まず、語彙といえば2種類。

①単語
②イディオム(熟語)

①単語について
単語について言えることはただ一つ
一冊の単語帳を完璧にする
これに尽きる

ただ、どんな単語帳がいいのか。。

これに対しては
①学校で配られる単語帳をやりきる
②ターゲット1900 or 鉄壁 or システム英単語

のどちらかを選択するのがいいかなと思います。


せっかく学校でテストがあり、その単語帳でテストをするならば、結局覚える必要があるので、学校のテストと一緒に単語をマスターしてしまうことの方がお得かなと思います。


特に学校で取り組んでいる単語帳が無ければ、自分で買う必要があるが、自分で気に入ったものを見つけられればそれをやり切れれば十分だと思います。ただ、何を買えばいいか分からないとなれば、上記3つのうちどれかを完璧にすれば自信をもって入試に臨んでもらって大丈夫だと思います。

次に
②イディオム(熟語)について

これに関してはイディオムだけが羅列されている参考書を買う人も確かに周りにもいました。
ただ、国語を使う方には①単語帳②熟語帳③古文単語帳と覚える参考書を3冊はやり切らないといけない。
私個人的には3冊もボリュームのある暗記をすることは少し厳しかった。

そのため、私が取った勉強法としては文法参考書(Next Stage/Vintage/Scramble など)に掲載されているイディオムのページを完璧にした。
熟語帳は少し細かい英熟語を覚えるような仕様になっている。そして量も多い。
それならば、覚える量は減るが、よく入試に出やすいものが羅列されている文法参考書に記載されているイディオムを覚える方がお得だと思う。

以前の投稿にも書いたが、入試にはグラデーションがある。
よく出やすい問題とあまり出ない問題。
ならば、覚える量を減らしてでも、よく出るイディオムを覚えた方が確実に点数に繋がる。

最後にこれもよくある質問だが、
英文中に出てきた自分の知らない単語・熟語は覚えるべきか?
という質問。

私なりの答えとしては、
単語帳に出てくるものは覚える。出てこないものは無視。

私自身の勉強法としては、英文中に出てきた分からない単語は辞書で調べ、印をつけたりもしていた。

ただ、その単語を見返すことはなかなかしなかった。なぜなら、その印をつけたページを見返す機会がないからだった。
単語帳にも載っていないようなあまり出題頻度の高く無い単語を覚えるならば、単語帳に出てくるが覚えられていない単語がある方が問題
なので、調べる時間にするのではなく、覚える時間に回した方がお得だと考える。

文系科目は覚えるものが多すぎるので、まずは出やすいものから確実に覚えていく方が大事なので、何を覚えるべきなのかにひとつ基準を設定して覚えられるといいと思います。

基準は参考書に載っているかどうか

おすすめです。

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