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父が私の結婚式に参列してくれなかった理由

昨年、10年前に再婚した父親に、結婚式に参列して貰えないかという旨の連絡を入れたら、次のような返事が返ってきた。

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先ずは、結婚おめでとう。それと、近況を伝えてくれてありがとう。結論を先に言うと、俺は参加出来ない。  お前の姉が、俺や(再婚した)家族に対してやったこと、俺は自分の娘がやったことだから仕方ないとしても、俺の同居の家族は赤の他人だ。

少し触れておく。
当時同居していた娘(=父の再婚相手の連れ子)に対しては、通っていた大学に俺とお前の母親の結婚式の写真をダンボールで送り付けたこと。
妻が朝出勤する後を付けて行って、突き止めた会社(=父の再婚相手の勤め先)の玄関で大騒ぎをしたこと。数限りない。

お前もやられたから見当が付くだろう。俺は、妻の実家から、家族も守れない馬鹿男とまで言われた。

今住んでいる家の前でも、お前の姉が大騒ぎをしたことで信用をなくした。しかし現在は、自治会の役員もやって信頼される立場になり民生委員に推薦されてやっている。お前もこの先気を付けなければならない。いつあいつが攻撃を仕掛けて来るか。今度は夫と言う他人が居ることだから。俺は、自分で命を絶とうとまで思ったんだ。

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この手紙を読んで、私は、家族、肉親‥とりわけ父親というものに対して幻想を抱き過ぎていたのかもしれないということを即座に理解した。

10年前、毒姉が父とその再婚相手に対して筆舌に尽くし難いほど酷い嫌がらせをしたことは知っている。父が姉を相手に民事訴訟を起こし、姉を廃嫡したのも知っている。でも‥それが妹である私の結婚式と何か関係があるんだろうか?誰かわかる人が居たら教えて欲しい。

姉と私は絶縁状態にあり、10年以上一切連絡をとっていないことは、父だって知っている。姉のやったことは、お前たち家族(私と母)の連帯責任だとでも言いたいのか。

何が「お前もやられたから見当が付くだろう」だ。「俺は、自分で命を絶とうとまで思った」だ。人生で初めて実際に命を断とうとした時、私は12歳かそこらだったよ。

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