「R30の人生相談vol.01」をやってみて
月イチで吉祥寺で竹鼻さんとやっている「R30の人生相談」の第1回。しっかり反響もいただいて、美味しく濃い時間を過ごせました。
サービスしつつ喋りつつ主人の僕も一緒に飲み食いするという、飲食店なのかトークイベントなのか曖昧な感じの不思議な場なのですが、参加したみなさんには楽しんでいただけたようで良かったです。
目的はお金を稼ぐ事じゃないのです
6席しかない小箱なので、参加人数も最大6名。
お店としては当然それほど儲かりません。
でもこれって僕のマガジンの「〇〇年前の自分へのアドバイス」のリアルverという気持ちでやっています。
だから参加費は赤字にならないギリギリで、R30でも払える値段でがんばりたい。
そこで、noteでサポートを募ったところ、お二人からサポートをいただきました。(ちなみに、みなさんnoteつながりですがほぼお会いした事ない方々です。noteのつながりすごい!)
はるさん、まつしまさん、ありがとうございます!しっかり、食材をランクアップさせて、3皿予定のところを5皿に増やしました!
また、お酒の協賛も募集!と言ったところ、なんとAto Hiromiさんから「若い人にぜひ美味しい日本酒を呑んでもらいたい」と特選日本酒をご協賛いただきました!
選んでいただいた日本酒を飲まれた最年少参加者の方がこんな嬉しいnoteを書いてくれています。やって良かった〜。
参加されたマツモトさんも感想noteを書いてくれています。
僕はプロの料理人じゃないですが、プロの料理人と仕事をしてきたので、彼らの食材へのこだわり方や食への哲学はずっと身近で見てきました。
厳選した素材で、技術勝負ではなく空間含めたトータルの体験を設計したのが伝っていてとても嬉しいです。
他にも一緒にやっている竹鼻さんに至っては、これ記事広告じゃないの?PR表記つけなくて大丈夫?と思うような絶賛noteを書いてくれました。
え?これ後で請求書とか回ってくるやつじゃないよね?だいじょうぶ?っていうレベルで褒めていただいております。ありがた過ぎる。
なぜ、場に集めるのか?
このお店は自分でデザインして、設備面以外はほぼDIYでフルスクラッチで作っています。すべてのディティールの理由を説明できる空間です。
僕の仕事を説明するためのショールーム的な役割もありますが、6席という狭さは一度に一つの話題を共有できるギリギリの人数として設計してあります。
そしてやっぱり生身のコミュニケーションの圧倒的な情報量。食卓を囲むことで同じものを食べる共有体験。
メニューも僕が食べて飲んで美味しいと思ったものをお裾分けするような場なのですが、生産者さんや製造方法や素材のことなどもきちんとお伝えするようにしています。
これらは、インターネット上の文字や情報のやりとりでは代替不可能なんです。
現代版の主客一体、一座建立
主客一体、一座建立というのは、茶道における茶席の理想形とされています。
つまり、主人と客とが一体となりその茶席を作り上げること。
主人から客人への気配りと、客人から主人への敬意があってはじめて成立する茶席の極致。
僕は、同じ食卓を囲み談話する場というのは、「主客一体、一座建立」を目指して作ることが一つの答えなのではないかと考えています。
あたらしい飲食店のあり方を探りたい
この吉祥寺のお店は飲食店営業許可と惣菜製造許可を取得してあります。
小さな箱ですが、いろいろなイベントをできるように心を砕いて設計しました。
そして、ここではいろいろな営業方法をテストしていきたいのです。
僕のクライアントさんはお店を持つオーナーさんばかりなのですが、お店のあり方、飲食店のあり方も今の時代や次の時代にあわせてカスタムすればもっと良くなるのに...という思いがずっとありました。
思っているだけでは何も変わりませんし、論より証拠です。
部外者としてクチを出すのではなく、リスクをとって自らやってみる。ここはそんな場所なのです。
ちなみに、次回は8/10(土)の予定です。来週くらいに募集note出しますね。
次回からは毎月第二土曜の夜固定でやっていこうと思いますので、ご興味ある方は第二土曜を開けて募集告知をお待ちください!(あ、これ会場都合で結構変わりそうなので、固定できないかもです。毎回、終了後に次回の予定日を告知することになりそうです。)
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