《令和6年4月30日(火)》

「生きる」ということを生物学的には、心臓が動き血液が循環し、それで脳が思考能力を維持している…という定義なのだろうと思いますが、もっと広義に考えると、思考に沿って行動を起こすことができる状態であると言えるのではないかと思います。たとえ病に伏せて動きがままならない状態でも、人間は必死に手を動かし、体を動かしてリバビリしようと行動しますね。そういう意思が行動に結びついていることが、生きている実感をもたらすのだと思うのです。ジュネーヴ共和国出身の哲学者、ジャン＝ジャック・ルソーは次のように言っています。

「生きるとは呼吸することではない。
行動することだ」

ルソーの言う通り、ただ単に呼吸しているだけでは、生きていると言えないのではないでしょうか。お金が無ければ、食べていくために仕事をします。大学に入りたければ勉強をします。スポーツで勝ちたければ練習をするのです。目標を持って、それに向かって行動を起こす行為は、生きていないとできませんね。そしてその行動力こそが、生きている証なのだろうと思うのです。成功や失敗はあくまでも結果論。失敗したから悪いのではなく、失敗を恐れて何もしないことが問題なのだろうと思います。行動とは、まさに生きている証そのものだからです。

今日も読んでくれてありがとう！今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように！