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SOASのFoundationコース(ICC)について調べてみた

こんにちは。マサヒコです。
引き続き、イギリスの大学制度について調べてみましょう!

今回はSOASのFoundationコースについてです。

1.Foundationコースって?

Foundationコースとは、日本の高卒がイギリスの大学に入学する前に受けなければならない入学準備コースのことです。
イギリスと日本の教育制度の違いによるものですね。

2.コースの形式・コース一覧

コースの形式は大きく分けて3つありますね。
①ICC Foundation
通常のFoundationコース
②ICC Foundation Plus
IELTSのスコアが足りない学生向けの下駄ばきコース
「Summer Pathway Preparation Course」を事前に受講

3.受講資格

受講資格はこちら

高校の卒業証・成績証明書英語能力の証明書が必要だそうです。

高校では平均4以上の成績を取っていることが求められるようですね。

英語能力の証明書としては、直近2年以内に受験したIELTSUKVIのスコアシートが使えるようです。必要なIELTSスコアは下記。
・ICC Foundation:総合点5.5以上、各項目5.0以上
・ICC Foundation Plus:総合点5.0以上、各項目5.0以上

書類提出後に対面、またはSkypeでの面接による英語力確認があるそうです。

4.Foundationコースのスケジュール

Wayback Machineを使って過去の開催日も調べてみましょう。
一例として、2019年の開講日やスケジュールについてまとめます。

申込締切日:19/5/1
Summer Vacation Term(ICC Plus):19/7/17~19/9/6
Introductory Course(ガイダンス):19/9/17~19/9/24
Autumn Term:19/9/30~19/12/13 (19/11/4~8はReading Week)
Spring Term:20/1/6~20/5/20 (20/2/10~14はReading Week)
Summer Term:20/4/20~20/6/26

5.ICCコース詳細

コース詳細についてもまとめます。
2019年のコースについてのarchiveは下記。

https://web.archive.org/web/20181209165218/https:/www.soas.ac.uk/ifcels/ugfoundation/

Summer vacation term:週18時間の授業がある

足りない英語力を補うために、みっちり教えてくれるようです。

ICC:最初の25週間は週15~19時間の授業がある

平日5日間、一コマ90分として、一日あたり2~3コマありますね。
日本の文系大学生くらいの忙しさでしょうか。
Reading Week以外での長期旅行は難しそうです。

必修科目(30単位)2つと、選択科目(15単位)4つを取る必要がある

各科目の開講時間や評価方法はリンクから確認してみて下さい。
(科目一覧・リンク先は2024年現在のものです。2019年の科目一覧は上記リンクからどうぞ)

Intensive English for Academic Study
Understanding the Modern World

必修科目一覧

World Art and Literature
Introduction to Business Studies and Economics
Theory and Practice of Contemporary Politics
Development Studies

Term1での選択科目一覧

World History
Quantitative Methods for Business and Economics
Law and International Society
Media and Communications

Term2での選択科目一覧

成績評価方法

・筆記課題、プレゼンなどの課題で評価される
・各科目の最後に筆記試験がある
・コースの最後には筆記試験・口頭試験がある

いかがでしたか?

これを終了してやっと大学入学資格を得られるのですから、意外と大変ですね。
今後もイギリス大学の制度について色々調べていきたいですね!

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