見出し画像

良いお店が増えると、良い未来がやってくる

株式会社テナンタ代表の小原 憲太郎と申します。

「あなたにマッチした店舗が見つかる新スタイルの物件探し」がコンセプトのWebサービス・テナンタを運営しています。ありがたいことにテレビ東京の番組、ワールドビジネスサテライトに取り上げていただきました。このタイミングで興味を持ってくださる方向けに、あらためて「なぜテナンタを始めたか」について振り返りたいと思います。

テナンタを開発しはじめたきっかけ

実は「テナンタ」を開発するに至ったのは、私自身が別会社で経営しているシェアハウス事業において、物件の仕入れの難しさに直面したことに起因しています。(プログラミングを学び合うシェアハウス、世界中の旅行者と異文化交流ができるシェアハウス、家族で暮らせる多世代シェアハウスなど、ともに目的を持って暮らすことで得られる特別なライフスタイルを実現できる場所を数々運営してきました。気になる方はこちらへcolish.net

画像1


そして、このシェアハウス事業でぶつかった課題こそが、「テナンタ」を始めるきっかけとなりました。

物件仕入れは、「運」と「縁」

良い物件を仕入れるには「とにかく不動産会社と仲良くなって顔を売る。足で稼ぐ」ことが必要です。
しかし、そもそも、欲しい物件を誰が持っているのかわかりませんし、店舗に強い不動産屋さんがどこにいるのかもわかりません。
シェアハウス事業の傍ら物件探しに時間を割くことができずとても苦労していました。

事業自体が順調だったのにも関わらず、求める物件条件を広く不動産事業者に伝える手段もなく、随分機会損失をしてしまいました。
そんな問題意識を抱え、様々な飲食店オーナーさんはじめ、店舗型の事業者さんに話を伺うと、同じ理由でみなさん悩まれていること、そして、不動産屋さんも、まだ知られていない小さなお店と出会いたいのに、出会うすべがないという、大きなジレンマが存在していることがよくわかりました。

不動産業者さんが扱うのは、どこかのお店の閉店予定情報。それを大々的に物件掲載サイトで告知しては、お店に迷惑がかかってしまうので出来ない。だから直接あったことのある信用できる人にしか情報を渡せない。そんな致し方のない構造ゆえ、なかなか両者が出会えないというジレンマが存在しています。情報を隠したくて隠してるわけではないんですね。

こうした経験を経て、日本中にあるまだ知られていない魅力的なお店が、ネームバリューや会社の規模に関わらず、素晴らしい物件と不動産エージェントと出会えるサービス「テナンタ」を立ち上げることになりました。

 良いお店が増えると、良い未来がやってくる

1つのお店には、地域をまるごと幸せにしてしまう力がある
1つのお店には、日本の未来を変えてしまう力がある。

そう信じて私たちは「テナンタ」というサービスをつくり、運営しています。

ほっと一息つける美味しいレストラン、
仕事帰りに仲間とふらっと立ち寄って語らえるクラフトビールバル、
週末のデートで訪れる雑貨屋さんやカフェ、
旅先で出会った老舗旅館と気さくな女将、
こどもの成長を助けてくれる保育園、
病気になった時に親身に話を聞いてくれるお医者さん。

わたしたちの身近にあるお店はどれも、
「こんなお店を作ったら、面白いだろうな」
「みんな喜んでくれるだろうな」
という、オーナーひとり一人が実現したい未来や世界観が形になったもの。
そして、それが私たちの人生と、暮らす街に彩りと楽しみをもたらしてくれています。

ブルーボトルコーヒーができたことで、清澄白河はじめ、全国にサードウェーブコーヒーが一気に広がりました。最近ではおしゃれなクラフトビール店なども増えて、更に魅力的なエリアになっています。
あの「公文式」も、はじめは我が子のために始めた学習法を元に、たった1つの事務所から始め、今では「KUMON」として日本を飛び越えて世界中のこどもの教育を支えています。

そんな未来を創る上で、良い店舗物件と出会えることが本当に重要です。

画像2


みなさまがこのサービスを通じて、一人でも良い不動産エージェントにその思いが伝わり、そして物件と出会い、素敵なお店を始められるよう、テナンタメンバー一同これからも全力でサポートをしていきます。

*カバー写真は、とても素敵な魚屋さん、Sakana Bakkaさんのお写真です。お客様に愛されるとても素敵なお店で、こんなお店が日本中に出来たらいいのにと常々思っております。

"日本の豊かな「魚食」の文化を一般の方にも広く伝えたいという想いから、日本の風景から減りつつある街の魚屋をモダンにアップデートし、食べて美味しいだけではなく、魚を知り、体験できるお店作りを目指して、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れています。" sakana bakkaさんwebsiteより。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?