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白焼ひつまぶしとBar 2024.4.26

4月最後の金曜日。今日会社へ行ったら明日より10連休という合言葉を胸に通勤中、コーヒーを飲みたくなり、たまに立ち寄るカフェへ。

Coffee Shop てりやき&たまごサンド 580円 ブレンドコーヒー シリウス 480円

ダークなロースト、深煎りのコーヒーをまずはブラックで。アロマ強めらしく、確かに香り多めでコク……これがコクってやつか。と一人でウンウン頷きながら飲みます。苦みの中にあるほのかな甘み。目覚めの一杯として最高です。

てりやき&たまごのサンドは、写真だと分かりにくいですがボリュームたっぷり。サクサクのトーストと一緒にチキンとたまご、良いトリオです。これは随分と贅沢な朝食となりました。

で、今日は飲み友のポニーくん(ポニーテールの男だからポニーくんと呼んでいます)と夜会うため、お昼はカップラーメンとレンチンご飯。少し節約しました。

 ◇ ◇ ◇

ポニーくんと集合したのは、まだ街が暗くなりかけの刻。

僕「おいっすぅ。どこ行くか、希望ある?」
ポ「いや、特に決めてないな」
僕「じゃあ、鰻にしよう。今日、小説で鰻の話を書くつもりだから」
ポ「鰻かぁ。それなら、はずさない良い店があるよ」

ということで、こちらへ。

僕は数量限定・青うなぎ1尾使用という文言にやられて、白焼ひつまぶしを注文しました。ポニーくんはうなぎ丼です。

鰻う おか冨士 白焼ひつまぶし 5,170円

右手側には醤油があり、白焼の鰻と醤油はとても良く合うと店員さん。薬味はネギ、わさび、塩昆布。貝の入ったお吸い物、お出汁、漬物。つよつよな布陣です。何より鰻が超うまそう。

これに倣って食べ進めようじゃないか。

まずは普通に小しゃもじで掬って碗に移し、食べてみます。ん〜美味い。少し塩味が付いているようです。素の状態で十分おいしい。

次に薬味を乗せて。

僕「めちゃくちゃ美味い! なんぞこれ!」
ポ「マジで?」

美味いの一言に尽きます。ネギ、わさび、塩昆布。これだけでなんという味変化。不思議なほどに鰻の旨味が口の中を支配します。

お次は、お出汁もかけて。

これは最強の茶漬けです。日本人の心を捉えて離さない茶漬けの中でも最上級。出汁をかけただけで、どうしてこんなに違う体験となるのか。ひつまぶしってのは三種類の食べ方ができて、本当にお得ですね。

当り前かもしれませんが、このお茶漬け状態が一番おいしかったです。うまい鰻にうまい薬味、さらに鰹なのか昆布なのかそれとも合わせ出汁なのか、とにかく旨味を含んだ出汁を加えることで至高のひつまぶしとなりました。

食べ終わり、お店を出たところで、このあとどうしようか、と。

僕「もう〆にラーメンを食べられるほどお腹に余裕はないかな。うーん、飲むだけの……バーとか?」
ポ「それなら、俺の高校からの友達が勤めてるバーに行ってみようか」

ということで、10分ほど歩いて、そのバーへとやって来ました。

入って最初にビックリしたのは、ポニーくんの友達がキングヌーのボーカルさんにそっくりだったことです(これは記事に書いてよいとポニ友さん許可済み)。しょっちゅう言われるらしく。うん、めっちゃ似てると思うけど、僕は視力が悪いからアテにならないかも。

それはさておき、何を飲むか。

僕「オールド何とかってのがオススメって、Youtubeで観ました」

という僕のざっくりした記憶を伝えて、出されたウイスキーがこれ。

スコッチウイスキー Old Parr 12 Years ハイボール

ポニ友「岩倉具視が最初日本に持ち込んだウイスキーで、ボトルを傾けた状態でも立つんで、倒れないっていうゲン担ぎとして政治家とかに好まれてるみたいです」

やってみせてくれた。このあと挑戦させてもらった。
立った!

僕「なんか、写真に撮るとイイ感じにならないですね」
ポニ友「イイ感じに撮るコツ、ありますよ。スマホを逆さにして、下から撮るんです。こんな感じ」

ほうほう、ということで彼の真似をして撮ってみました。

おー、僕の縄文時代に作られし古スマホのカメラでも、なんだかポートレイトのように写すことができました。感謝、感謝。この撮り方は、花とか撮る時にも使えそうです。

ポニーくんとポニ友さん、ふたりは高校時代の同級生とのこと。このふたりのさらに同級生には、某プロ野球球団の現役コーチがいるらしい。しかし単に同級生だっただけで交流はないそうです。

ポニ友さんオススメのスコッチウイスキー CRAGGANMORE 12年
そのハイボール。スモーキーで木の香りも? スコッチらしさが楽しい一杯。

ハイボールを2杯飲む間に色んな話をしました。ポニーくんがいるから、ポニ友さんの身の上話や近況の話も出たし、オススメの海外ドラマや小説、それに落語の話もしました。その語り口が面白くって、ハイボールを飲みながら興味津々で聴いていました。

バーってあんまり入ったことないけど、ここは気楽に飲める、また訪れたいと思える良きお店でした。このお店に誘ってくれたポニーくん、感謝です。

そうしてお店を出て、また再来月にでも飲もうと言って、ポニーくんと別れました。

……さて。ここまで書いて今、日付が変わりました。0時です。

今から小説を1話分書きます! 今日は徹夜だぞい! (寝落ちしました)