【短信】ご飯が美味しい

 どうも、乙楽です。
 前口上、すっかりなくなりました。あれ考えていると、その後の本筋を見失いがちなので、どうしようか考え中です。

 実はここ最近、色々ありまして若干メンタルが不安定です。と言いますのも、私は数年前にうつ病と診断されまして、現在は一応寛解しているのですが、状況や気候変化で不安定になりがちです。
 これをカミングアウトするとよくあーだこーだ言われますが、なっちゃったものは仕方ないし、無かったことにはできません。極力フラットに話しますので、一体験談としてお聞きください。

 さて、現在の乙楽は不安定さを感じたらどのように解消しているかと言いますと、割と安直です。
 「美味いものを飲み食いして寝る」
 これよこれ。
 さらに「翌日は興味本位で外に出かける」も追加すると、比較的安定します。
 これでもメンタルが上向かなかったらどうするかって?診察券持って心療内科を受診する、と決めています。単身で立ち向かえる相手ではありませんからね。

 一応、この行動には根拠があります。
 私が心療内科に通院する前、何を食べても飲んでも無感動な時期がありました。そんな時って、夜眠れないんですよ。そして、どんな美しいものや楽しいものを見ても「ふうん、そうなんだ」と、全く心が動かなくなります。
 食べて、寝て、笑う。ごく当たり前のことができない辛さは、他人には分からない。けど、本人は苦しくてたまらない。
 これを経験しているので、私にとって食べ物は本当にバロメーターなんです。

 最近、私の文章が「飯テロ」だとよく言われます。少々照れくさいですが、結構嬉しいんです。
 そして、こうやって自分が書き出す食べ物を、他人が読んで美味しくイメージできるということは、私はちゃんと正常に生きて、笑えて、美味しいご飯が食べられている証拠でもありますからね。

 辛かったら美味いものを食え。そして笑え。
 少しでもしんどいな、と思ったらこの言葉を思い出して、大好きなものを食べてください。
 少しは世の中がマシに見えますよ。

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