第169回天皇賞・春〈振り返り〉

レースラップ

800mずつのラップ、48.1-48.2-50.7-47.2
1,000m通過、59.7
レースタイム、3.14.2
上がり4F-3F、47.2-35.3
勝ち馬上がり、35.0

馬場状態

Aコース、クッション値9.4
含水量、4角8.7%、G前9.3%
直線インコースは悪くない
ただものすごく伸びる訳でもない
馬群から、やや外(内から5~7頭分外)に持ち出しての差し
この形が有効
それより外だと、伸びるが距離ロスの方が大きくなる
勝ちポジションは、2.5列目まで

レース振り返り

京都の3,200mは、ステイヤーNo1を決めるに相応しい舞台
それだけ消耗度が激しいコースである
昨年よりも馬場がいい分、少し突っ込んだペース
道中少し緩んだと言っても、かなり持久力が問われる形
タイムも良かったし、レベル高いステイヤー能力が問われた
ただしそにレベルに達していたのは勝ち馬だけ
2着以下は、GⅠ勝ち負け出来るレベルではないかな
着差以上に力の差を感じたね

⑭テーオーロイヤル
強かったね
スタミナ・持久力あるし、スピードあるし、
斤量負けもしない
秋は適レースもないから、凱旋門賞狙って欲しいね
あと菱田騎手、相棒を信じ切った騎乗、良かったね
初GⅠおめでとう

⑤ブローザホーン
この馬にとって、3,200mは少し長いと感じていた
だからかもしれないが、前半無理せずに、
後半勝負の競馬で、いいレースを見せてくれた
ただし勝つ競馬ではなく、2着までの競馬
そういう意味でも最高に結果だったと思う
京都コースとの相性の良さも大きかったね
今年は宝塚記念、京都コースだけに、勝負したいね

⑥ディープボンド
ステイヤー能力の高さを見せてくれた
前走もそうだが、調教での動きは良かった
それだけに実戦での気持ちだけだと思ったので、
この結果も理解は出来るし、拍手を送りたい
ただ全盛期は既に過ぎていると感じる
この馬が3着に残ったことが、
このレースレベルに歯痒さ感じるところでもある

⑰スマートファントム
この馬も後ろから、最後に賭けた競馬
器用な立ち廻り、しっかりとした伸び脚
京都コースとの相性、長距離適性、あるね
でも3勝馬クラスを勝ち上がったばかり
OP特別で結果出してきたいね

④ワープスピード
この5着は、長距離適性によるもの
現状重賞勝ちはないが、GⅢ相当の力はある
長距離の重賞が少ないため、なかなかタイトルには届かない
豪州など、海外で勝負するのもアリかな

⑦タスティエーラ
世代レベルは、確かにあると思うが、
この距離は明らかに長かったと言える
でももうメンタルやられちゃったかな
宝塚記念に向かうなら、ここがラストチャンスだね

①サリエラ
スタミナ値は相当あるが、
京都の3,200mはタフ過ぎたね
あと京都コースは合わない
エリザベス女王杯、期待したいが、京都なのはネック
次は相性良い東京、目黒記念かな

⑫ドゥレッツァ
熱中症との情報もあったが、
やはり京都、二度の坂越え、3,200mを走り抜く、
スタミナはなかったかな
宝塚記念で、菊花賞馬の意地を見せて欲しいね

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