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[2024/05/16]ベトナムの汚職指数、2023年の順位が低下

ベトナム1316日目です。

①世界腐敗認識指数(CPI)でベトナムは77位から83位に下落

②指数は、世界中の専門家などによる腐敗度合いをランク付けした信用度の高い調査

③コロナに伴う大規模な汚職、副大臣の逮捕、数百人の官僚の捜査、フック大統領の罷免など


トランスペアレンシー・インターナショナルの汚職認識指数

ベトナムは、トランスペアレンシー・インターナショナルによる2023年の汚職認識指数で順位を下げました。この指数は、専門家やビジネスマンによる公共部門の腐敗の認識されたレベルを基に、180か国をランク付けするものです。

汚職指数の変動とその背景

  1. ベトナムの順位変動

    • 2022年:77位(180か国中)

    • 2023年:83位(180か国中)

    • スコア:42から41へ(0-100スケール、0は非常に腐敗していることを意味)

  2. 汚職対策の強化

    • 最近の数か月での主要な反汚職キャンペーンの影響

    • 副大臣や数百人の役人の調査、逮捕

    • 当時のグエン・スアン・プック首相の解任

ベトナムの汚職指数が示すもの

  • 外国投資への依存

    • ベトナムは外国投資に大きく依存

    • 汚職指数の低下が投資環境に与える影響を懸念

  • 地域内での比較

    • インドネシアとともに、多くの地域の国よりも良い順位

    • フィリピンとタイはベトナムよりも腐敗が深刻と評価

ベトナムの汚職指数の低下は、国内の反汚職対策の強化と関連しており、今後の取り組みが注目されます。汚職問題の改善は、ベトナムの経済成長と外国投資の促進に重要な役割を果たします。

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