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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 02.10.2023

Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 02 October 2023

日本語訳:

  • ウクライナ戦争の南方方面にも同時並行的に及んでいる脅威への対処に、ロシア黒海艦隊が苦慮するなか、ここ数週間、同艦隊の海軍航空隊所属機が、艦隊作戦任務において、とりわけ重要な役割を担うようになっている。

  • 海軍航空隊は現在、海上空中哨戒任務を重視しており、無人水上艇に対する早期警戒任務が中心となっている可能性が極めて高い。この種の作戦任務において鍵となるロシアの装備が、Be-12メイル水陸両用飛行艇である。この機は1950年代に設計された機体で、ロシア占領下クリミアにある基地から出撃している。

  • Su-24フェンサーとフランカー・シリーズのジェット戦術航空機が海上での攻撃作戦を行っており、戦略的要衝ズミイヌイ島に対して、少なくとも一回は行われた最近の空襲に関わっている。セヴァストポリに及ぶ脅威に直面して、艦隊行動の中心がますますノヴォロシースクへと移っていく可能性が高いなか、ロシアは黒海北西部への戦力投射のために、海軍航空戦力を使うことを試みている。

Be-12
(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/04/Be-12%281Apr1990%29.jpg)
Su-24M
(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/af/Sukhoi_Su24M_bn08_2021.jpg)
Su-30SM
(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a0/Russian_Navy%2C_RF-34013%2C_Sukhoi_Su-30SM_%2849581740397%29.jpg)

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