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日本の、行きたくなるここちよい空間〜parkERsおすすめ公園ご紹介〜

「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに室内の緑化デザインを手がける空間デザインブランドparkERs。毎月月末に配信しているメールマガジンでは「Recommended Park」と称したコーナーでメンバーオススメの公園をご紹介しています。

このコーナーでご紹介している公園は多種多様。運動公園から海浜公園、緑道や庭園、国立公園まで、「公園」と名のつくものは何でもOK。そこで人がどのように“ここちよく”過ごしているのか?を共有して深掘りすることで、parkERsならではのデザインに繋げていきたい、と考えています。

今日はメールマガジンのアーカイブから筆者選りすぐりの国内の公園を、世界遺産から庭園、知る人ぞ知る地元の公園まで幅広くご紹介いたします!

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季節ごとの景色を楽しめる!立川・昭島エリア「国営昭和記念公園」
「国営昭和記念公園」は、立川市と昭島市にまたがって位置する広大な国営公園。並木道を歩けば木漏れ日を、また渓流のある広場を歩けば水のゆるやかな流れを感じ、植物の変化で季節ごとに様々な景色を楽しむことができます。中でも銀杏並木の紅葉が美しい秋の景色は圧巻。日中は沢山の人で賑わうので、開園直後の静かな時間に散歩するのがおすすめです。朝の公園ならではの澄んだ空気の中、甘い壷焼きの焼き芋を片手に紅葉を眺め、五感で秋を感じてみてはいかがでしょうか。
Recommended by 施工監理担当(男性)

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住宅地に囲まれた、都内に残る大名庭園のひとつ「池田山公園」
高台に東屋が設置されており低地の池を眺める「のぞき池方式」、池の周りを一周巡る「池泉回遊式」など、起伏に富んだ地形を逆に活かして、公園の様々な表情を訪れた人に楽しんでもらう工夫が散りばめられています。四季折々の花に囲まれた散歩道はいつ訪れても歩く楽しさがあり、耳に残る滝の涼しげな音、池には大きな鯉が悠々と泳いでいる姿など日本庭園らしい風情ある自然との出会が多様です。ふらっと寄り道して池の周りを歩いてみたり、高台のベンチでのんびりリラックスしたりできる落ち着いた公園です。公園としての規模はそれほど大きくはありませが、都心とは思えないほどゆったりとした時間が流れる空間で、上品さも兼ね備えた地域の人々のオアシスとなっています。
Recommended by プランツコーディネーター(男性)

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森林浴からトレイルランニングまで。「神奈川県立七沢森林公園」
ここは丹沢山塊の山麓にある約65ヘクタールの広さを誇る県内最大級の都市公園。里山の中にバーベキュー場やアスレチック広場があり、公園のシンボル「森のかけはし」からは広大な丹沢山塊が望めるのが印象的です。四季折々の草木を眺めながらの森林浴、山の起伏を活かしたトレイルランニング、森の素材を用いたクラフト体験など、様々なことに挑戦してみるのもおすすめの過ごし方です。
Recommended by グリーンライフ 担当(女性)

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世田谷区民の憩いの場「羽根木公園」
小田急線梅が丘駅から徒歩5分に位置するこの公園には、軟式野球場や子供が思い切り遊べるプレーパーク、茶室、梅林があります。梅林は60品種、約650本の梅が並ぶことから都内有数の梅の名所でも知られ、春には梅まつりのため多くの方が訪れ賑わい、秋から冬にかけてはイチョウ並木の黄色い絨毯も楽しめます。散歩中の犬の鳴き声や遊んでいる子供たちの声が聞こえる中、日光浴をしながら木々の小道をゆっくり歩いてみるのもおすすめの過ごし方です。
Recommended by プロデューサー(女性)

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言わずと知れた日本の世界自然遺産「屋久島国立公園」
平地は沖縄のような亜熱帯気候、標高2000m近い山頂では北海道同様の気候になる屋久島。この気温差により、平地の0m地点ではガジュマルなどの亜熱帯地方に育つ植物が見られる一方で、1500m辺りには屋久杉を含む針葉樹林、山頂近くには屋久島特有の高山植物が育ちます。みずみずしさに包まれた苔の森に朝日が差し込み、水の音を聞きながら深呼吸をして森が生み出す空気の香りを味わうのは格別です。また木の根が入り組む道を踏みしめながら5時間以上歩いた先には樹齢7200年とも言われる森の主「縄文杉」が待っています。そんな大自然と生命の神秘、そして日本列島を垂直にしたような植物分布と植生の変化を体感しながら歩いてみるのがおすすめの過ごし方です。
Recommended by グリーンライフ 担当(男性)

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神戸の潮風につつまれる「メリケンパーク」
背景には広大な瀬戸内海が広がるウォーターフロントの公園。公園の名前にもなっている「メリケン」とは「アメリカン」がなまった言い方で、波止場が作られた当時アメリカ領事館が建っていたことに由来しています。かつて存在したメリケン波止場は、阪神淡路大震災で崩壊したものをそのままの形であえて復旧せず、今は神戸港震災メモリアルパークとしてパーク内に保存されています。瀬戸内海の温暖な気候から青々とした空にぽっかり雲が浮かび、潮風に吹かれながら芝生の上でのんびり過ごすのがおすすめ。夜は汽笛の音が響く園内で、神戸の夜景を楽しめます。
Recommended by デザイナー(女性)

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長崎港に立ち寄る船をのぞむ臨海公園「長崎水辺の森公園」
長崎湾に面するこちらの公園は、長崎港と稲佐山を一望できる臨海公園です。園内を歩いていて印象的なのは、様々な形をしたベンチ。昔貿易をする時に使われた天秤の「重し」や、伝統的な凧(ハタ)の模様など、長崎ゆかりの物をモチーフにしています。ベンチに腰掛け、港に立ち寄る船の汽笛の音を聞きながら、ゆっくりとした時間を過ごすのがおすすめです。
Recommended by 人事・教育担当(女性)

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休日に体を動かすならここ。「駒沢オリンピック公園」
運動公園として有名なこちらの公園。1964年の東京オリンピック開催時に多くの競技の会場となった背景があり、陸上競技場や弓道場、テニスコートなど、様々な運動施設が今も利用されています。公園をぐるっと囲むジョギングコースでは、走っている人だけでなく、犬を散歩させている人や子供連れの家族など様々な人が散歩を楽しんでいます。公園の近くにカフェやお店があるのも都会の公園ならでは。休日に早起きしてジョギングをした後、近くのカフェでゆっくりと過ごすのがおすすめです。朝に思いっきり身体を動かして、1日のスタートをきってみてはいかがでしょうか。
Recommended by プロデューサー(男性)

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文化と教育の広場。「静岡県立大学 芝生園地」 
静岡県立大学、静岡県立美術館そして静岡県立中央図書館が立地する、文化・教育のエリアに広がるこちらの園地。大学の敷地内に位置していますが、訪れるのは学生だけではありません。地域住民が家族でピクニックをしていたり、美術館を訪れた人が散歩をしていたり、思いっきり駆け回っている子供たちもいれば、芝生の坂にのんびり寝っ転がっている人も。子供から大人まで、思い思いに心地よく過ごすことができる空間です。 おすすめの場所は、クスノキやモチノキなどの低く大ぶりな木の下。まず木の下に荷物を降ろして一息ついてから、自由に芝生で遊んで、遊び疲れたらまた木の下でくつろぐ。そんな気ままな過ごし方はいかがでしょうか。
Recommended by プロデューサー(女性)

以上、Recommended Park 国内編でした。
人々がそれぞれに心地よく過ごせる空間は、都市にも、自然に囲まれた空間にも、まだまだたくさんありそうです。今はまだ積極的に外出ができる状況ではないかもしれませんが、状況が落ち着いたら、ちょっとした息抜きに自然や緑に囲まれた公園を訪れてみてください。

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この記事を書いた人
parkERs ブランドコミュニケーション担当 矢崎
入社当初、parkERsのオフィスからほど近い「代々木公園」で、
parkERsメンバーを集めて大規模なピクニックを企画したのが懐かしいです。
五感を研ぎ澄ますワークショップとして、日の暮れた夜の公園で
大人30人くらいで裸足でハンカチ落としをしました。
側から見たら結構怖かったと思います。

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