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【うつのときのおシゴトの考え方】

うつのときって、こんなこと考えると思います。

●これだけパフォーマンス落ちていて、皆に迷惑かけるから辞めた方がイイ

●休職したら復職できるかわからないから退職の方がイイ

●これ以上シゴトできるか自信がないから辞めたい

今日は、こんなキモチに振り回されないための視点のお話。


抑うつ状態とは

うつ状態とは、こころのパワーダウンが起こっている状態

やる気が出ない
ご飯もお風呂もめんどくさい
人と会いたくない
シゴトに行けない
何をしても疲れる

などなど、人の資本であるこころに『馬力がかからなくなる』状態です。



抑うつ状態の魔法

抑うつ状態は、そのこころの持ち主に『魔法』をかけます。
何事もできなくなる…と、思わせる魔法。
それゆえ、パフォーマンスは落ちますし、生活する自信を失います。

そこで焦点の当たるのが、おシゴトを続けるか辞めるか問題。

魔法のせで、多くの方が『辞める』を選択しようとします。


魔法に惑わされず保留を選ぶ

抑うつ状態のとき、おシゴトを辞めた方がイイと思えるのは、魔法のせい。
自分の意思とか、信念とかで決めていることではないんですね。

そのときは、もちろん『自分が』辞めたいと思っていると思います。
魔法にかかってるから。

ただ、ひとたび快復に向かうと『自分は』辞めたくないのだと思っていることに気付いたりします。
魔法が解けるから。

その齟齬がまた気苦労を重ねる元になります。

快復したときの自分を大切にするために、退職はひとまず横に置くことがおすすめです。




休職が叶うなら休職を

退職せずに状態を改善するとしたら、残された選択は『休職』。
勤務継続期間や雇用形態やらで扱いは変わりますが、ひとまず休職の規定を会社に聞いてみることをおすすめします。

復職が心配?
それは横に置きます。
ひとまず目の前に見えていることだけに集中することが、いまできること。

復職も退職も継続も、どれもこれも後回しにして、今の自分が快復できる道を選択できると理想的なのでした。



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