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【社会不安とスマートフォン依存】社会不安を感じている人ほど推し活にハマりやすかったぞ


最近の研究では、大学生の間で広がる有名人崇拝と、社会不安やスマートフォンへの依存との間に興味深い関連性が浮かび上がっています。この研究のために、研究者はオンラインプラットフォームを使用して、中国の大学から19歳から26歳の1,147人の大学生を募集しました。参加者は、有名人への崇拝、社会不安、スマートフォン依存度、社会経済的地位のレベルを測定する一連のアンケートに回答しました。

社会不安と有名人崇拝

BMC Psychology誌に掲載された研究によれば、社会不安のレベルが高い学生ほど、有名人への崇拝に傾向があります。これは、有名人が孤独感や社会的不十分さを補う一種の感情的な避難所として機能する可能性を示唆しています。

スマートフォン依存と有名人崇拝

社会不安がスマートフォンへの依存を高め、それが有名人への崇拝を増加させることが明らかになっています。モバイルテクノロジーが有名人との関係を強化し、常に利用可能なチャネルを提供することで、有名人崇拝がさらに促進される可能性があります。

社会経済的地位の役割

社会経済的地位(SES)は、この関連性において緩和的な役割を果たします。SESの高いバックグラウンドを持つ個人は、スマートフォン依存や有名人崇拝の激しいレベルに陥りにくい傾向があります。

今後の展望

この研究は断面デザインを採用しており、因果関係についての確固たる結論を導くことはできません。今後の研究では、有名人崇拝の経時的な進化を追跡するための縦断的デザインが重要となります。

まとめ

社会不安やスマートフォン依存といった心理的要因が、大学生の有名人崇拝に影響を与えていることが明らかになりました。これらの関連性は、個人が孤独感や社会的不十分さを補うために、有名人との関係を強化しようとする傾向を示唆しています。今後の研究によって、この現象の理解が深まり、より健康的なソーシャルメディアの利用が促進されることが期待されます。

ChatGPTで作成


推し活というワードを目にするようになって、幾ばくか経つけれどその言葉が定着しているほどに、有名人やインフルエンサーにお金を使っている人がたくさんいるんだろう。かつてはそういった活動はいわゆる「オタク」がするものだという認識だったけれど、それは大分変わっていたのかもしれない。

世間では、何かと息苦しいことになっているし、生活も楽じゃないし、楽しみの一つでも無いと生きている甲斐がないというのは理解できるもの。今はたくさんの推しがあって、アニメやアイドルに追いかける人たちもいっぱいいる。

社会不安を強く感じているのは自分自身の暮らしに直結して考えているのもあるし、実際そうだし、現実を一時離れるようにスマホから手軽に自分の好きなものに支援が出来るのは楽しい。最近の「推し」はお金を送ると直接ありがとうと言ってくれるようにもなった。

Vtuberにスパチャ入れる人もいるけれども、自分にはわからない感覚で損失するという気持ちが大きくてスパチャをしたいという気持ち起きなかったりする。おそらくはスパチャを一度してみたら、考えが変わるのかも。

しばらくは社会情勢に不安の陰は居座りそうな空気だし、推し活といった好きなコンテンツにお金を送るモデルは当分は廃れることはないだろう。好きを伝える手段が気楽に出来るようないい時代でもある。

ただ、生活を持ち崩すほどに貢いでいる人もたくさんいる。そうやって、今、この瞬間を生きて最後は何も出来ずにいなくなってしまう人がもっと増えていくのかなとも考えてしまう。


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