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私が撮影で考えていることⅣ

こんにちは。
フォトクリエイターの矢代羽純(やしろはすみ)です!

今回は「私が撮影で考えていること」について書きたいと思います。

常に意識していることは安全に撮影すること!ですが、これはもうみんなが詳しく話してくれているので、これより前の記事を読んでみてくださるとうれしいです笑
こどもの動きは予想が出来ないので、怪我をさせないように常に注意が必要ですね。

今回はその他にも大切にしていることを話したいと思います。
それはコミュニケーションを取ることです。
子どもたちとコミュニケーションを取って、楽しく撮影しようと心がけています。

子どもの立場になって考えてみたのですが、格好から大体カメラマンとわかるとは思いますが、突然知らない人が来て自分たちにカメラを向けてきたら少し怖く感じませんか?
小心者の私ならびっくりしちゃいます笑
人懐っこい子は気にせず笑顔を向けてくれるかもしれませんが、不審に思う子もいると思います。
ですので、私はまず撮影を始める前に明るく挨拶することを大切にしています。
挨拶なんてして当たり前のことですが、やっぱり大事だと思うのです。
お部屋に入るときに先生と子どもたちに向けて「おはようございます!」と挨拶すれば、子どもたちも元気に挨拶してくれたり、誰だろうと興味を持って近寄ってきてくれたり、それだけでもコミュニケーションが生まれます。

「カメラマンが来てる」とわかってもらえたら、あとは自分から声をかけてみたり、おしゃべりな子の話を聞いてみたり、子どもたちそれぞれの様子をみて関わるようにしています。
コミュニケーションを取ることで、子どもたちの全力の笑顔を引き出せたり、いきいきとした表情を切り取ることが出来ると思っています。
私が担当している幼稚園の子どもたちには顔だけでなく、以前一緒に話したことまで覚えててもらえたり、少しつづ仲良くなってより素敵な表情の写真を増やしていけることが嬉しいです。

しかし、常にそのような撮影ができるわけでは有りません。
園によっては、カメラ目線より普段の自然な様子を撮ることを望んでいたり、保育に集中させたいということで、子どもたちに声をかけるのをなるべく控えて撮影するところもあります。

保育の妨げにならないようにする」のも撮影している際に考えていることのひとつです。
先生が大事なお話をしていたり、子どもたちが集中して何かに取り組んでいたり、そういった場面では静かに黒子に徹して撮影します。
「子どもたちの笑顔を撮りたいから!」といって、園や子どもたちに迷惑をかけることになっては意味がありません。

笑顔の写真だけが素敵な写真ではありません。真剣に頑張っている姿も、先生のお話を姿勢よく聞いている姿も、「こんなにかっこいいんだよ!頑張ってるよ!」が伝わったらいいなと、気持ちを込めて撮影します。

今回は主にコミュニケーションに関して話しましたが、もちろんこの他にもいろんなことを考えて撮影をしているので、またの機会にお話し出来たらと思います。

次回の投稿もよろしくお願いいたします!