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ゆるり ごくごく浅く 和に親しむ「お能体験その2」

行ってきました。能舞台のあるお宅でのお稽古受けてきました!!

能舞台について

能の舞台は、三間四方(6m四方)の正方形。そこに、「橋ガカリ」などが付きます。

その正方形の舞台に縦横2本線で区切り、それぞれに名前がついています。(実際には描かれてないです)

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参考   https://www.seas-jp.org/   

どうして松の絵

能舞台は、客席との間に幕はなく、
特殊な背景も使いません。
舞台の背景には老松が書かれています。

舞台のバックを鏡板と呼びますが、
奈良・春日大社の「影向(ようごう)の松」と関連付けるのが一般的です。
影向とは神仏が現世に降臨すること。春日明神の化身である松が観客席の側に存在しており、それを鏡のように映したものが鏡板。
つまり舞台上の役者は観客ではなく神に向かって演じている

「松」は一年中青々としていて、
四季を気にしなくていいこと。
また、長寿の象徴として縁起のよいものでもあります。

お稽古開始

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こちらの舞台は、能が趣味であった方が個人的に持たれていたものです。
娘さんも能をされてるみたいで
今ではお稽古で使わせて頂いてるようです。

なので、本当の舞台より一回り小さいのだとか。それでも、一段高くなった舞台に上がるとかなりテンション上がります。
五メートル四方の舞台に立ってるのは
先生と二人。普段はバンドで舞台に上がることも多いのですが、
何も機材の置かれてない、広い舞台に立つことなどそうそうあるものではありません。

何十年もお稽古されてる先輩方に見守られ、お稽古は続きます。
動きはなかなか覚えられないのですが
板の上を胸を張って、すり足で歩くのは
かなり気持ちがいいです。緊張はしますが、心地よい緊張です。

次回までに忘れないように
テキストに自分でわかるよう動きについて
書き込みをたくさんして
本日も終了。

あと二回。
もう少し自信持って、舞いたいものです。
帰り道、気づくと少しすり足で最後に少し指先を上げて、視線を遠くに歩く自分が。
ちょっと面白くなってきた。



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