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”発達障害と呼ばれてる”こどもたちへも同じアプローチをしていきたい


ワタシにはこどもがいない。

自分のことも大嫌いだったし、こどものことも大嫌いだった。

絡まった鎖を解くことに精一杯で、誰かを愛することも出来なかった。


狭くて苦しい世界から自分自身を解放するのに時間がかかりすぎて、
ふっと楽に息ができるようになった時には、
この人とのこどもを産みたいという相手もいなく、
すでにこどもを産める年齢期が過ぎていたという経緯がある。


し・か・た・な・い

自分で決めた決断だから仕方ない。
そう思ってきたけれど、
友だちの家族をみるとやはり羨ましいし、寂しい思いにもなる。


”負の遺産を浄化していく”
この流れの中に生まれた人々に共通する宿命でもあり、
明るい未来を描いていく課題でもあるのかもしれない。


こんなワタシが、心理占星術を通して”子育て研究会”に参加している。


ホロスコープという相手の心象風景を読み解くツールを使って、
”こどもの個性と生きる力を育むために、いま大人ができることを考える”

人の成長をサポートするためにできること。
それを心理占星術家のママたち(ママじゃない人もいる)と一緒に研究している。

大人を見る時と同じように、
まずはホロスコープを通して、こどもの心象世界に寄り添っていく。
自分が思っているものをまだ上手に表現できないからこそ、
ココロをみるツールは大きなサポートにもなる。

”自分から生まれてきたんだから自分と同じ資質を持っている”
と思っているお母さんは、”彼・彼女には自分とは別の才能やチカラがある”ことが分かっただけでホッとできる人もいる。

”人間のこども”にとって「父親と母親+きょうだい」は、
”植物のタネ”にとっての「土壌環境」と似ていると思う。

その”本質”が、どんな環境で花を咲かせやすいのか?という意味で。

大人の役割というのは、
”生命”としてのチカラを信じ、
個性が発揮できる場所をつくり、
たっぷりの愛情という栄養を与え、
社会に貢献できるものになるサポートをしていくことだと思う。

たとえば、親同士も兄弟たちもよく似た性質をもっていたとして、
彼らとはまったく異なる性質を持って生まれてくる末っ子だっている。

”ひとりひとり”   に ”それぞれ適切な土壌環境がある”  

兄弟間のドロ沼試合も、なぜそういうことが起きているか?
それぞれが、”求めているものが違う”ことを理解すると、
例えば”自分の世界を大事にしたいお兄ちゃん”と
”人と触れ合うことが大事な弟くん”の関係性を調整する方向もみえてくる。

そうやって、ひとりひとりのココロの世界を理解して、
それぞれの個性を生かしつつ、共生の方向性を見つけていく。

本来の生命力をより輝かせるために
”圧迫となっているものは解放へと”

周りの人々や環境と共生していくために
”過剰となっているものはシャープに”
”不足となっているものにはエネルギーを”


親が考えているよりも
大きな世界からの刺激を必要としている子もいるし、
人と仲良くすることよりもまずは自分の世界を築き上げたい子もいる。

自由奔放にしすぎて、秩序のない世界でとっちらかっている子もいる。


個性を生かすために、どんな環境が必要なのか?

”世界から愛されている”と実感できるためにできることは何か?

親の期待ではなく、
彼らの夢を描いていくサポートとなるものを考えていく。


”発達障害と呼ばれる”こどもに対しても基本的なスタンスは同じ。

どんな風に世界を感じ取っているんだろう?
親や家族という存在が、どんな影響を与えてくると感じるのだろう?

自分の思いを上手に伝えるのが難しいからこそ、
ココロをまず共有していく。

その時点で、幼少期の土壌環境をどう受け取りやすいかが分かる。

そのあとに、客観的な視点に移動して、
どういうアクションが個性が発揮できる場所づくりとなり、
たっぷりの栄養成分となり、
社会に貢献できるものになっていけるだろうかを一緒に考えていく。


子育て研究会のメンバーには、自閉症、重度の知的障害という
”発達障害”のグラデーションよりも原色に近く、
”認知に歪みがある”ので、
多数の人々に見えていない世界をみている子を持つお母さんもいる。

そこで学んだことは、
人と向き合うスタンスは同じでいいのではないかということ。

なぜなら、、、
これはワタシ個人の捉え方だけど、
”トラサタ”と呼ばれる天体の影響を強く受けている子も
”既存の世界の中では”価値を見出しずらく生きづらいという意味では、
ほぼ同じだから。

そして、私たち情報を提供する側は、
常に最新の最高技術にアップデートをし続け、
最良な提案ができるように日々努力していくこと。

けれど、それを実際に、親御さんへ伝えていく時には、
相手の立場を考慮するデリケートさも必要だということ。

無知ゆえの謙虚さ

どんな最高の技術をもっていようと、
相手の役に立つように手渡せなければ価値はない。


深くてシンプル


それは、今の世の中の状況とシンクロしていることだと思う。

それぞれの人が大切にしている価値を尊重しながらも、
周りの人や地球と共生していくためのアプローチ。

明るい未来を描いていくために現実的に手が届く提案をしていく。

”一隅を照らす人となる”
”新たな光の道筋を描いていく”

微力ながらも、そんなサポートをしていきたいと、
しみじみと感じた9月の子育て研究会でした。



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