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先生版SDGs(持続可能な働き方)を!先生と言う仕事がいかに持続可能でないのかがわかります。ブラック学校をなくそう!

先生版SDGsを作成しました。

持続可能な働き方を実現するための目標です。

この先生版SDGsに込められている私の考えを書いていきたいと思います。

ちなみにSDGsの本物がコチラ

それでは、ポプコ先生が提唱する先生版SDGsについて見ていきましょう。


先生版SDGs

※カッコ()の中は元ネタのSDGsとなっています。

  1. 給特法をなくそう(貧困をなくそう)

  2. 給食をゆっくりと(飢餓をゼロに)

  3. 全ての先生に十分な睡眠を(すべての人に健康と福祉を)

  4. 十分な教材研究の時間を(質の高い教育をみんなに)

  5. 男性も育休の取得を(ジェンダーの平等を実現しよう)

  6. 綺麗なトイレを全ての学校に(安全な水とトイレを世界中に)

  7. 全ての教室にエアコンを(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)

  8. やりがい搾取をやめよう(働きがいも経済成長も)

  9. 外部委託をすすめよう(産業と技術革新の基盤をつくろう)

  10. 平等な校務分掌を(人や国の不平等をなくそう)

  11. 働き続けられる労働環境を(住み続けられるまちづくりを)

  12. 家庭の教育家庭の責任(つくる責任つかう責任)

  13. 長時間労働に具体的対策を(気候変動に具体的な対策を)

  14. 豊かな私生活を守ろう(海の豊さを守ろう)

  15. 豊かな休日を過ごそう(陸の豊さも守ろう)

  16. 休憩時間を全ての先生に(平和と公正をすべての人に)

  17. 働き方改革を進めよう(パートナーシップで目標を達成しよう)


1.給特法をなくそう

※元ネタは「貧困をなくそう」

先生版SDGsの一つ目は、「給特法をなくそう」です。

給特法は、教師のサービス残業を助長する最悪の法律です。

先生たちの持続可能な働き方を実現するためには、まずこの給特法をなくすことが大事だと思います。

給特法が制定されたのは、半世紀もさかのぼること1971年です。

50年以上も昔の法律を盾に先生方は、サービス残業を強いられている現状にあります。

給特法は古すぎます!

月平均8時間の残業時間は、現実的だとは言えないでしょう…

公立学校教員に月額給料の4%を「教職調整額」として支給する代わりに残業代を払わないとする教員給与特別措置法(給特法)を改正し、調整額を10%以上に引き上げるなどとした提言を明らかにした。

毎日新聞より引用

さすがに教職調整額4%で定額働かせホーダイは、おかしいということで、教職調整額が10%以上の法改正をという提言もありました。

4%のままよりかは、いいのかもしれませんが、定額働かせホーダイであることには変わりがないんですよね…

給特法をなくして、先生方が幸せに働ける持続可能な働き方を望みます。

2.給食をゆっくりと

※元ネタは「飢餓をゼロに」

先生版SDGsの二つ目は、「給食をゆっくりと」です。

皆さん、このニュースは記憶に残っていますか?

学校の先生は大変 給食を“64秒”で食べる日も 「子供がいい顔をしたら、それでうれしい」 “やりがい”に依存した教育現場 何を変えれば先生の負担は減るのか?

関西テレビNEWSより引用

この64秒の給食のニュース。

X(旧Twitter)でもめちゃくちゃ話題になりました。

64秒で給食を食べること。

これ、学校で働いていない人は、「またまた…」だなんて思うかもしれませんが、これがマジなんです

多くの先生方は、かなりの早食いです。(食育としてどうなんでしょうね、)

早く食って、宿題や提出物などの確認をしなくてはいけません、

そして、給食を食べられるだけまし、という先生もいます。

生徒指導やら児童対応やら何やらで、給食を食べる暇もない…という先生方だっています。(冷めた給食が職員室の先生の机の上や給湯室に残されているということも多いです)

こんな働き方が持続可能だと言えるでしょうか?

ポプコ先生は、民間の経験もありますが、休憩時間の1時間ゆっくりと昼食を楽しむことができました。

昼食をゆっくりと楽しむという当たり前の権利さえ保障されていないのはおかしくないですか?

以下は、中央教育審議会から引用した、学校業務の三分類です。

給食時の対応は、「教師の業務だが負担軽減化可能な業務」とあります。

アレルギー対応など難しい側面もありますが、早急に負担軽減のために改善してほしいところです。

3.全ての先生に十分な睡眠を

※元ネタは「すべての人に健康と福祉を」

先生版SDGsの三つ目は、「全ての先生に十分な睡眠を」です。

コチラの本にも書きましたが、

先生のための最強のメンタル

睡眠はマジで重要です!

食事・睡眠・運動が健康の三大要素とよく言われますが、ポプコ先生は特に睡眠が大切だと感じています。

健康的な生活を送る上で睡眠はめちゃくちゃ大切です。

しかし、しかし、しかしです、

この睡眠時間を犠牲にしがちなのが先生方なのです。

先生の労働時間は長い…

朝は早くて夜は遅い…

真面目に先生の仕事に熱心に取り組んだら仕事に際限がなくなってしまいます。(終わりがない、ある程度で見切りをつける必要があります)

長時間労働について詳しく書いている記事もあるので参考までに、

余暇を楽しんだり、自分の時間を楽しもうとすれば、睡眠時間を削ってしまいがち…

こんな働き方が持続可能な働き方だと言えるでしょうか?

命を削ってまで働く必要があるのでしょうか?

4.十分な教材研究の時間を

※元ネタは「質の高い教育をみんなに」

先生版SDGsの四つ目は「十分な教材研究の時間を」です。

皆さん、「埼玉教員超過勤務訴訟」をご存じですか?

この判決、正直めちゃくちゃ悔しかった…

ポプコ先生はめちゃくちゃ悔しかった…

この訴訟で話題になった画像があります。

この画像を見て、めちゃくちゃ悔しい思いをした記憶があります…

ここで注目してほしいのが、教材研究が(判決で)労働時間と認められなったこと、(裁判で)授業準備が1コマ5分と認められたこと。

1コマ5分!?!?!?!?!?!?!?!?!?

この怒りが伝わるだろうか…?

十分な教材研究の時間を先生たちに、、、

これは切実な願いです。


5.男性も育休の取得を

※元ネタは「ジェンダー平等を実現しよう」

先生版SDGsの五つ目は「男性も育休の取得を」です。

男性教員の育児休業の取得率を皆さんはご存じですか?

2021年度の男性教員の育児休業の取得割合が9.3%となり、前回調査時(18年度)の2.8%からは大幅に増加したものの、いまだ地方公務員全体と比べると低い水準にあることが、文科省がこのほど公表した人事行政状況調査で分かった。

教育新聞より引用

男性教員の育休取得率は9.3%です。

2018年度に至っては、たったの2.8%、、、

少なすぎませんか?(最近になって少し増えてきたようでよかったですが、)

私の勤務する自治体でも(5年前ぐらいに)先輩男性教員が育休の取得を試みたようですが、前例がないとのことで管理職にはかなり渋られたという話を聞きました。

しかも、育休を取得する男性職員がオバサン教員に揶揄されるような話も聞いたことがあります。(というか実際に陰口言ってました…)

職員室の陰険な雰囲気本当に嫌いです。(働き方に余裕がないんですよね…欠員が出ると補充もないし…人材の確保を…)

時代は変わってきています。

教育界の古い価値観も変えていかなくてはならないと感じます。

自分も子どもが生まれた暁には、育休を取得しようと考えています。(あ、私、独身30代彼女なしでした、)


6.綺麗なトイレを全ての学校に

※元ネタは「安全な水とトイレを世界中に」

先生版SDGsの六つ目は「綺麗なトイレを全ての学校に」です。

学校のトイレって汚いんですよね。

特に荒れている学校のトイレは汚い…

だからこそ、清掃指導を先生方も頑張っているわけですが、(休憩時間返上で

清掃指導って子どもを叱ることも多くて、先生の目が届かないことも多くて、個人的には悩みの種になりがちです。

トイレをきれいに保とうと教師として努力しているわけですが、そもそもの設備自体が古くて…という問題もあります。

そして、先ほども載せました、中央教育審議会の業務の三分類を見ると…

校内清掃は「学校の業務だが必ずしも教師が担う必要のない業務」となっています。

この部分の負担軽減は、持続可能な働き方に実はかなり貢献してくれるのではないでしょうか?

トイレの設備を綺麗にして欲しいです、


7.全ての教室にエアコンを

※元ネタは「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」

先生版SDGsの七つ目は「全ての教室にエアコンを」です。

自分の勤めている自治体の小学校には、ありがたいことにエアコンがかなり整備されてきました。

しかし、こんなニュースがあったことも記憶に新しいです。

ご存じでしょうか?

青森市の職員室には、2023年時点でエアコンがないらしいです、、、

いやいや、暑すぎて仕事にならんて…

さすがにエアコン設置のために予算が組み込まれたようですが、

願わくば特別教室や体育館にもエアコンを設置して欲しいところです。

体育のシャトルランで熱中症で緊急搬送というニュースも後を絶ちませんし…

安心して指導できる環境を考えるとエアコンの存在は大きいのかもしれません。

時代の変化とともに変えるべきところを変えていってほしいですね。

もっと身軽に自由に教育業界は変わっていくべきなのではないでしょうか?


8.やりがい搾取をやめよう

元ネタは「働きがいも経済成長も」

先生版SDGsの八つ目は「やりがい搾取をやめよう」です。

やりがい搾取はやめましょう!

心の底からそう思います。

X(旧Twitter)では、やりがい搾取に苦しむ教職員たちの魂の叫びにあふれています。

やりがい搾取に苦しむ先生は多いです。

「またまた~、一部の先生だけでしょ?」

いやいや、教育界ってのは組織ぐるみでやりがい搾取を求めてきますよ?

みなさんは、このニュースを知っていますか?

千葉県内の公立小中高校などの新採用教員向けの冊子の一部に、長時間労働など職場の「ブラック環境」を肯定・助長するような記述があり、3月中にも改訂版を出すことが関係者への取材で分かった。学校現場からは「時代錯誤だ」などと異論が噴出していた。冊子を作成した県総合教育センター(千葉市美浜区)の担当者は「(時間外労働の削減という)時代の流れに合っていないと指摘されても仕方がないと思う」と話している。(中谷秀樹、加藤豊大)

 問題の冊子は、同センターが2013年に公表した「学級づくりガイドブック」。子どもと保護者との人間関係のつくり方や、規範意識の育て方などが31ページにわたってつづられている。このうち、複数の現職教員が疑問視するのが「教師としての在り方」と題された項目。「『忙しい』は『ありがたい』ことと考えましょう。自分が成長するチャンスです」「心がけたい言葉は『私にやらせてください』」と記載されている。

東京新聞より引用

初任者研修で使う冊子に、

「忙しいことはありがたいこと」

こんな内容のことが書かれている…

ブラック企業そのものじゃないですか!?!?

時代錯誤も甚だしい!

教育界が働き方改革を進める気があるのか?疑問です。


9.外部委託を進めよう

※元ネタは「産業と技術革新の基盤をつくろう」

先生版SDGsの九つ目は「外部委託を進めよう」です。

外部委託を進めてください。まじで。

じゃないとあまりにも理不尽です。

もっとも外部委託すべきが部活動。

もう、こんなん、自分の人生を切り売りしてまで赤の他人の子どもの運動を指導をするなんて…

しかも未経験の部活動を持たされたとなると…

自費で部活動に必要なもろもろの物品を買い、休日返上で指導や試合、審判員…そして保護者や関係者から罵倒を浴びる…

給料なんてあってないようなもの。

やりたくもないボランティア

やりがい搾取?

いやいや、もはや、

人生の搾取でしょ?

部活動はもちろんのこと、他にも外部委託すべき業務は山ほどあります。

その中でも特に強調したいのが、プールの管理です。

皆さんはこのニュースを知っていますか?

問題が起きたのは2023年5月。川崎の市立小学校でプールに水を入れる際、教諭が誤って6日間、水を出したままにしたことで、プール6杯分、約217万リットルの水があふれることになった。市は校長と教諭に過失があったとして、損害額190万円の半分、95万円程度を2人に負担させたという。

Yahooニュースより引用

授業準備を(5分でwwwwwwwwww)やらされ、休憩時間も給食指導、生徒指導、休日返上で部活動指導、成績整理、学級経営などなどなどなど・・・

忙しすぎる先生が、プールの管理ミス、

そこへ、賠償請求ですよ。

じゃあ、残業代よこせや!くそがっ!

プールの管理、外部委託しましょうよ、、、まじで、

プールの管理だけでもめちゃくちゃな仕事量です、

水質管理、研修・出張、機械操作、ろ過機の清掃、塩素投入…

休日返上ですよ?

例の川崎市は、さらに水の出しっぱなしを防ぐための研修を行うそうですよ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

あほかよ。


10.平等な校務分掌を

※元ネタは「人や国の不平等をなくそう」

先生版SDGsの十個目は「平等な校務分掌を」です。

まぁ、これは個人的な願いです。

私、ポプコ先生、ちょうどGIGAスクール構想のときに情報主任をしておりました。

GIGAスクール構想(ギガスクールこうそう)とは、2019年(令和元年)に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み。

「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)」を意味する。

Wikipediaより引用

もうクソ過ぎます。

何百台ものタブレットの設定をしました。(もちろん仕事の振り分けもしました)

学級経営・教材研究そっちのけで作業しました。

これこそ外部委託化するべきですよね。

タブレットの管理まで無理です…(これ以上仕事増やさないで、)


11.働き続けられる環境を

※元ネタは「住み続けられるまちづくりを」

先生版SDGsの十一個目は「働き続けられる労働環境を」です。

働き続けられる労働環境を

これは切実な願いです。

今や、教職はブラックな印象が定着しつつあり、若者が避けるような仕事となり果ててしまいました。

2023年度の東京都の教員採用試験(小学校)の倍率をご存じですか?

なんと、1.1倍!!!!!

2200人受験して2000人程度合格、、、

大丈夫ですか?教育崩壊をしていませんか?

たぶん、2000人の中からも辞退者が大量に出てくるでしょう。

教員不足は深刻な問題です。

2021年に行った国の調査結果によると、公立の小・中・高校で、年度はじめに不足している先生の数は全国で約2,500人。学校数では約1,900校です。調査と現場の実態とでは計算の仕方が一部異なるため、本当に不足している人数はもっと多いとも考えられています。 別の調査結果では、2023年度初めの時点で、教員不足の状況が1年前より「悪化した」と答えた地域が4割を超えました。調査結果から分かる通り、学校では深刻な教員不足が続いている状況と言えます。実際、4月になっても担任の先生がおらず、専科や副校長などが学級担任を兼務している学校も少なくありません。 地域差はあるものの、とにかく人が足りない!が学校現場の実態なのです。

Yahooニュースより引用

精神疾患で病休に入る先生も年々上昇している現状です。

すでに教育崩壊は始まっているのです。

働き続けられる職場環境の整備は、喫緊の課題だと言えるでしょう。


12.家庭の教育課程の責任

※元ネタは「つくる責任つかう責任」

先生版SDGsの十二個目は「家庭の教育家庭の責任」です。

家庭の教育
家庭の責任

なんかこんなこと書いたら一部の人間にすごくたたかれそうな気がしますが…

でも、実際問題そうじゃないですか?

もっともそう思うのが放課後の対応。

放課後の地域でのトラブル。

(端的に言うと、放課後に民家に石ころを投げて遊んでいた子どもがいた、)

本来であれば親御さんが出向いて謝罪すべきところを、学級担任が子どもを連れて謝罪に行く…(これは実際に自分が経験したことですが)

なんかおかしいなぁと今となっては思います。

放課後の出来事は、学校ではなく警察や家庭などしかるべきところに連絡して欲しいものです。

何でもかんでも学校が対応していたら持続可能な働き方は不可能だと思います。


13.長時間労働に具体的対策を

※元ネタは「気候変動に具体的な対策を」

先生版SDGsの十三個目は「長時間労働に具体的対策を」です。

長時間労働に具体的対策を

仕事を減らす。

これ一択です。

まずは、中央教育審議会が挙げた業務の三分類から始めていきましょうよ。

登下校に関すること、放課後のこと、お金関連、地域ボランティアとの連絡調整、

まずはここから始めましょうよ。

なのに、文部科学大臣といえば、、、

「名案はない」

ふっっっざけんな!!!!!!!

仕事減らせっての!

文科省の迷走は、これだけにとどまりません。

記憶に新しい文部科学省の対策って、、、

  • 教師の魅力発信

  • 大学3年生でも教員採用試験受験可能

  • 教員免許状なしでも採用

  • 教師になれば奨学金免除

  • 教職調整額の調整

など・・・・・・・・

いやいやいやいやいや

仕事量減らせっての!!!

具体的には、中央教育審議会が言っている三分類の業務からはじめましょうよ、、、ホントに、、、


14.豊かな私生活を守ろう

※元ネタは「海の豊さを守ろう」

先生版SDGsの十四個目は「豊かな私生活を守ろう」です。

あなたは何のために生きていますか?

月曜日が来るのが嫌、
早く週末になって欲しい
土日は寝て体力回復
日曜日の夜は憂鬱
しんどい、、、

一体何のために生きているんですか?

なんのために働いているんですか?

いやいや働いて死ぬ瞬間に幸せな満足のいく人生だったと、

もう一度、全く同じ人生を歩みたいと、

そんなふうに思うことができますか?

豊かな私生活を守りましょう。

持続可能な働き方のためには、大切な考え方だと思っています。

先生も先生だからこそ、先生自身が有意義な人生を歩もうではありませんか。


15.豊かな休日を守ろう

※元ネタは「陸の豊さも守ろう」

先生版SDGsの十五個目は「豊かな休日を過ごそう」です。

土日祝日を部活や仕事などで潰される先生方の悲痛な叫びが後を絶ちません。

本当に悲しい現実です。

家庭や自分自身を犠牲にしてまで働かせる仕事って・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

先生こそ、休日を豊かなものにしましょう!

間違いなく、それは子どもの教育のためにもいいに決まっています。

毎日ヘトヘトで土日も何も生産的なことをしない先生と

活き活きと働いていて、土日も充実した休日を過ごしている先生。

どちらがより魅力的な先生だと思いますか?

もちろん後者の先生ですよね。

すべての先生が生き生きと働くことのできる職場環境を整備することは、子どものためにもなるんです。


16.休憩時間を全ての先生に

※元ネタは「平和と公正をすべての人に」

先生版SDGsの十六個目は「休憩時間を全ての先生に」です。

先生方には、休憩時間ってありますか?

ポプコ先生は、民間企業を経験していますが、休憩時間は1時間きっちりとありました。(というか結構融通も利いて所要があれば1時間以上休めたことも…郵便局に行くとか銀行に行くとか、)

教職ではまずありえない話です。

ポプコ先生は、小学校教諭ですが、一週間の空きコマは5コマないです。

仮に空きコマがあったとしても他の学級の補助やヘルプに駆り出されることがしばしばです。

それがなかったとしても、宿題の丸つけや校務分掌、授業準備などに忙殺されています。

給食の時間は?昼休みは?

もちろん、休んでいる暇なんてありません…

(クラスが荒れている時の昼休みは、空き教室で一人心を落ち着けていたのは辛くも懐かしい思い出ですが、昼休みに仕事をしていない分、放課後の時間がなくなります。というか退勤できません…)

あと昼休みは子ども理解のために、自分は子どもと一緒に遊ぶことが多いです。(仕事の一環です)

郵便局も銀行にもいく暇がない。(結構あるあるだと思います。)

そしてこんなツイートも話題になったこと、知っていますか?

学校の先生が投稿した、あるクレームに注目が集まっています。
テストで生徒が午前中で帰るある日。
学校の先生数人が近くのお弁当屋さんで弁当を注文し、そのうちの1人が弁当を取りに行った時の事。
地域の人から
「学校の先生がお昼にお弁当買ってるの見たんですけど💢あれはいいんですか💢」
とクレームの電話が。

gooいまトピライフより引用

先生は、お昼に学校から出てはいけないんでしょうか?

お昼休憩はないんでしょうか?

昼飯を買いにお弁当屋さんやコンビニにすら行けないんでしょうか?

ふっっっざけんな!!!


17.働き方改革を進めよう

※元ネタは「パートナーシップで目標を達成しよう」

先生版SDGsの十七個目は「働き方改革を進めよう」です。

先生版SDGsを見ていると、教職のブラックな面がたくさん出てきました。

こちらのnote記事では、いくつかのニュースや話題を取り上げてきましたが、

これらのニュースや話題のほぼすべてが2023年度に起こったことです

いつの時代の話やねん!?

今です!!!

今の教育界の現状がこんな状態になっているんです。

理不尽、ブラック、悲しくなる現実がたくさん…

理不尽給特法存続、64秒給食、埼玉教員超過勤務訴訟敗訴、授業準備5分、男性職員の育休、忙しいはありがたい、プールの水道代賠償、教員不足、名案はない、理不尽クレーム・・・

いろんなことがありました、

いろんなことがメディアに取り上げられています。

私、ポプコ先生は、教職に関する現状がいろんなメディアに取り上げられる現状をよい波が来ていると思っています。

今は、まさしく、教職の働き方改革のチャンス、世論を味方につけるチャンスなのではないかとさえ思っています。(メディアにすら取り上げられなくなったら、教職の働き方改革は停滞するでしょう…)

だからこそ、先生方こそ、働き方改革を意識して自分の働き方をリフォームしていく必要があると思います。

それは、先生方のためでもあり、回り回って子どもたちのためになると思います。

働き方改革を進めましょう!


まとめ

先生版SDGs、いかがでしたか?

ポプコ先生の考えを書きなぐりましたが、共感できる部分もあったのではないでしょうか?

自分自身そして、未来の子どもたちのために働き方改革を進めていきましょう!

ポプコ先生は、電子書籍も出版しています。

この機会にぜひ!お読みください。

職員室の生き方


先生のための最強のメンタル


公立学校の先生が自己啓発本を100冊読んだら…

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