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手づくりをしたかっただけなんだろうな

自分の記憶も不確かかもしれないけれど
ものごごろがついた頃には
何かを作りたいと思っていたような気がする

ご飯の時間になった時
積み木を組み立てていると
母に「ご飯を食べなさい」と呼ばれても
ひと口食べたら積み木の作業に戻るので
数時間もご飯の時間としてしまっていた

小学生に上がってからも
母が途中まで手をつけて放置していた
刺繍を勝手に自分で仕上げてみたり
外で見つけた手芸のものを手に入れるのに
少ないこずかいを費やしてみたりと

何かを作るということをやめずに
今アクセサリー作りを続けている

自分で作りたいから作っているのはもちろんだけれど
続けていて行動していると
どんどんと人ともつながったりして
自分だけの思いこんだ世界以外も
たくさん見ることもできています

手づくりをすることは
私の形を作っているんだと思います

#エッセイ部門

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