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JAPAN JAM 2024に参加した話

こんにちは、うおです

千葉県の蘇我スポーツ公園にて開催されたフェス、JAPAN JAM2024の4日目(5月4日)に参加してきたのでその様子をお届けします!

参加前

今回の舞台は千葉県の蘇我スポーツ公園。広大な芝生のコートとスタジアムを有するため、ステージを4つ建ててもおつりが出るほど。そこまでのアクセスは電車もありますが、周辺の駅から出ている無料のシャトルバスが便利でした。そのため、アクセス面で困ることはほぼ無かったのですが、ひとつ挙げるとすれば東京から千葉までの道のりが地味に長くて大変でした…

今回のJAPAN JAMは幸いにもずっと快晴でしたが、気温も高めでした。そのため、夏フェス同様に熱中症対策がかなり重要で、僕はアクエリアス数本と塩分補給用のタブレットを持っていきましたが、それでも足りず飲み物は結局購入しました。その他にはタオル(現地で売っているグッズで良い)や帽子といった日光を遮れる物が活躍しました。

あと日焼け止めはひたすら塗るべきです!!

最後にもう一点、「アミノバイタル」というゼリー飲料を会場に着いてすぐぐらいに飲んだのですが、翌日の筋肉痛が一切無かったのでおすすめです!(一緒に行った友人は全身の痛みが続いて辛そうだった)

さて、持ち物はこの辺にして後はアーティストの話に移ります

フェスで重要なのはやはりタイムスケジュール。これを見て、その日一日の動き方を決めるのです。今回のタイムスケジュールはこちら。

赤い星が付いたアーティストが今回のお目当てアーティスト。どうしても見たい4組以外は時間がありそうなら見る、といった計画でした。程よく空いた時間にグッズの購入や食事、休憩を挟もうという魂胆です。

それでは、各アーティストを実際に見た感想について話していきます!

1. UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン)の出番は最も早い11:30。軽く挨拶をした後すぐ演奏に移ってその後もずっと曲の演奏だったので、ダラダラとMCをしないのは素直に好感を持ちました。

僕のMCに対する思いとしては、余程好きなアーティストならいくらでも聞いていたいのですが、フェスなどの場で長々と話されるのはもったいないと感じてしまいます。「今の時間で1曲できたじゃん…」と思っちゃうタイプなので…

話を戻しますが、やはり演奏の上手さはピカイチでした。音の詰め込み方が凄まじい。その上サビはキャッチーで、作曲の田淵智也さんのポップスを作るセンスには驚かされてばかりです。ユニゾンは数曲しか知らなかったのですが、非常に楽しめました。M1とM5がお気に入りです。

セットリスト
1.世界はファンシー
2.カオスが極まる
3.オリオンをなぞる
4.蒙昧termination
5.いけないfool logic
6. Invisible Sensation
7.フレーズボトル・バイバイ
8.フルカラープログラム
9.シュガーソングとビターステップ

2. PEOPLE 1

ユニゾンの後に昼食のローストビーフ丼を挟み、見に行ったのはPEOPLE 1。友人が見たがっていたのでついて行くことに。

こちらは2024年の新譜「星巡り、君に金星」に加えて数曲ほど聴いていたので、最低限の予習はしていました。ただ、聴いたのが1月の事なので新規開拓のつもりで見ていました。

PEOPLE 1の魅力は武器の多さだと思っていて、ボーカルを変えたり打ち込みと弦のベースを使い分けたりと最近のバンドらしい、柔軟で自由な音楽性が素敵でした。また、当初の予定より少し巻きで終わったらしく、そのまま終わると思いきや急遽もう1曲演奏することになり、時間いっぱいお客さんを楽しませようとするその姿勢はエンターテイナーとして尊敬しています。お気に入りはM4とM6です。

セットリスト
1.鈴々
2.DOGLAND
3.銃の部品
4.ドキドキする
5.GOLD
6.エッジワース・カイパーベルト
7.常夜燈
8.113号室
9.ハートブレイク・ダンスミュージック
10.イマジネーションは尽きない

3.結束バンド

3組目は結束バンド。その前のキタニタツヤさんも気になりましたが、こちらを前方で見たかったため断念し、場所取りをしていました。

結束バンドとはアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」に登場するバンドで、アニメ内でボーカルを務める喜多郁代役の長谷川育美さんとバックバンドが出演。

暑い中ひたすら待つ。その時ステージではリハが始まり、帽子を深く被ったまま耳を傾けていました。すると長谷川育美さんが登場し、別のメンバーが歌っている「カラカラ」の1番を初披露!リハーサルだと言うのに会場のボルテージは最高潮に!長谷川さんは「皆さん本番もよろしくお願いしま〜す」と告げ退場。本番では自身が歌っている曲を演奏していて、セットリストはアニメの挿入歌などを放送順に披露し、アニメの内容を追体験できるものでした。さらに、自身初のZeppツアーを行う事を発表したことで会場は大盛り上がり。初のフェス出場を堂々と終えたその姿はまるでロックスターでした。お気に入りはリハの「カラカラ」ですが、M3とM7も大好きです。

セットリスト
リハ カラカラ
0.SESSION~JAPAN JAMのテーマ~
1.青春コンプレックス
2.ギターと孤独と蒼い惑星
3.あのバンド
4.星座になれたら
5.フラッシュバッカー
6.小さな海
7.忘れてやらない
8.光の中へ

4.マキシマム ザ ホルモン

4組目は前々から生で見たかったマキシマム ザ ホルモン。直前の結束バンドを前の方で見ていたためにホルモンは後ろの方で見ることになりました。そのため、メンバーの姿は基本画面で拝み、遠くでもしっかり聴こえてくるパワフルな演奏に聴き入っていました。

ホルモンとの出会いは高校2年生の春休みで、「ぶっ生き返す」のCDを買ったのが始まりでした。ラウドなバンドサウンドに甲高い声のラップ、さらに打って変わって落ちサビのバラード風メロディ。当時ファンク、メタル、ラップのミクスチャーバンドであるレッドホットチリペッパーズにどハマりしていたため、ホルモンにハマるのも一瞬でした。

今回の見所はやはりM5。先日、ジャンプ+で連載中の漫画「チェンソーマン」で歌詞が引用されて話題になっていました。DJが在籍していたマキシマム ザ ホルモン2号店の力を吸収して、テクノ調のアレンジがされており、ホルモンはただのミクスチャー・ロックバンドではないと驚かされました。

そんなホルモンを生で聴けたことが何よりも嬉しかった。セトリも知っている曲ばかりで大いに楽しめた。途中のVTRにもたくさん笑わされた。またいつか必ずライブに足を運び、今回買えなかったグッズを買おうと心に誓いました。お気に入りはM2、M5、M7です。

セトリ
1.What's up, people?!
2.鬱くしき人々のうた
3.恋のアメリカ
4.my girl
5.チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ポロン ヌルル レロレロ
(2号店吸収Ver. with デンジャー上ちゃん)
6.恋のスウィート糞メリケン
7.恋のメガラバ

5. ASIAN KUNG-FU GENERATION

満を持して今回の目当てのバンドであるアジカンの出番です。

僕は90〜00年代のロックバンドが特に大好きで、彼らもそのひとつでした。彼らの魅力はストレートでありつつもどこか複雑なサウンドと、「頑張れ」「負けるな」といった分かりやすい応援の言葉ではなく、相手を如何なる時も肯定してくれる、包み込むようで奥深い詞世界だと思っており、「一言で言い表せる良さ」と「一言で言い表せない良さ」が同居している素敵なバンドです。

また、アジカンが影響を与えた結束バンドとの同日出演も僕としてはとても熱く、始まる前からワクワクが止まりませんでした。

そして登場したメンバー。軽い挨拶をした後、セッションパートに入り、「Re:Re:」へと続きました。アルバム「ソルファ」に収録されている人気曲で、会場は大盛り上がり。曲が終わるとその流れのまま、最強のイントロへ。2曲目は「リライト」でした。この「リライト」や後に控えている「ソラニン」や「転がる岩、君に朝が降る」でもあったサビ部分の観客の大合唱は圧巻で、オアシスやクイーンのようなアンセムは日本にもあったんだと感動していました。

この辺りから僕はライブやフェスにハマっていったんだろうなと思います。

演奏に関しては安定で芯のある山田さんのベースが中心にあり、ノリやすいビートや細かいフィルが心地良い伊地知さんのドラム、そして喜多さんのエフェクトを多用したギタープレイが僕に刺さりました。王道さと独自性のバランスがとても聴きやすいです。

MCでは「転がる岩、君に朝が降る」の誕生秘話や「ぼっち・ざ・ろっく」への言及などアジカンにまつわる話を聞けてそれも良かったです。

まだまだ書きたい事だらけですが、この辺にしておきます。お気に入りは全部と言いたいところですが、絞るならM1とM5です。

セトリ
1.Re:Re:
2.リライト
3.Easter
4.ソラニン
5.ブルートレイン
6.サイレン
7.出町柳パラレルユニバース
8.転がる岩、君に朝が降る
9.遥か彼方

余談ですが、アジカンにサインを貰いました

直筆!

CDを2,500円以上買うと抽選でサイン入りクリアファイルが貰えるのですが、試しに買ったところ、運良く当たりました!

アジカン含め全アーティストの前方エリア(抽選でステージの近くに行くことができた)は当たりませんでしたが、ここでそれを上回る幸運があって良かったです^_^

6.DJ和

最初に貼ったタイムスケジュール、実は下が見切れていまして、クロージングアクトのDJ和さんが隠れていました。(申し訳ない…!)

本来はアジカンの後、WANIMAを見ている友人と合流後、預けていた荷物を受け取ってすぐ帰ろうと思っていたのですが、知っている曲が流れ、まんまと引き止められました。最近のヒット曲や人気のアニソンが中心のプレイリストで、数千人、数万人規模の人が飛んだり踊ったりしていて面白かったです。

まとめ

僕は過去にも福井県のフェスに参加したことがあるのですが、これほどの規模ではなかったので行く前は不安でいっぱいでした。ですが、やはり楽しくないはずがなく、貴重な体験をしたなという気持ちです。

もちろん、人が多すぎるが故の通信制限や、暑い中、グッズの物販やフードのため並ぶのは正直しんどいです。ただ、そんな大変さがあったとしても「好きなアーティストが目の前で歌っている」という事実は全てを忘れさせてくれます。この楽しさを僕はこれからも追い続けると思います。

長々と書いてしまいましたが、それでもここまで読んでくれたあなたには本当に感謝しています。執筆の励みになっています。

ではまた、ご縁があれば!

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