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瑠璃の部屋75

一時的に止んだ雨が本降りになった。
日銀の責任(野口悠紀雄)を読み終えた。異次元緩和がもたらした悪影響、矛盾だらけの経済政策、日銀の国債混乱の隙を突いて私腹を肥やす海外ファンド(その投資利益は誰が負担するのか?)、日銀の債務超過への暗澹たる道筋、長期金利をコントロールしようとして、却って混乱を招き、自分の足を引っ張る結果になってるから、中央銀行たる本来の使命を全うしては如何なものか。つまり、日本通貨を守ることである。国債の半分以上を日銀が保有している状況は、どう見ても異常。市場が発するSOSを、日銀の施策(長期金利を抑え込む)が、隠蔽(この表現が適切かどうかは兎も角として)してしまっている。

財政法第5条を死守せよ!異次元緩和は脱法行為と言わざるを得ない!やめれ!
 残存期間の長い国債も日銀が購入できる。つまり、銀行が購入後ただちに、日銀に売却できる。これによって、現状は、日銀による直接の引き受けに限りなく近い状態になっている。やめれ!

すべての国民が金融政策に関心を持つ必要があると締めくくられている。耳が痛い。6月は海の日まで、祝日がないと悲鳴が上がってるそうな。今時なら「遠すぎる祝日」とか言うのかな。遅すぎる政策にはしないでくれ。年金だけは確保してくれ!俺は何をすれば良い。