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【DIY小ネタ】ワンタッチほうき掛けの製作など

今年の花粉はマジでヤバい。ヒノキに代わってからは鼻水が止まらない&目が痒くてもう何をする気も起きません。だけど折角の日曜日、外に出ると致死量の花粉を浴びてしまうのでぼくは工房でのんびり遊ぶことにします。先日の工房整理の続編です。

ところでこういうの、見たことありません?

モップや箒を壁に掛けて整理するハンガーですね。あまり使ってるのを見かけませんが、コレとても便利。掃除頻度の高い環境だと活きてきます。実は去年の出張の折、客先で見掛けていつか工房に欲しいなと思ってたんです。

とはいえ、市販品の様な構造を実現するのは難しい。工房の廃材で作れる簡単シンプルな構成で作ることにします。

緻密な構想図

箒を下げた時にローラが斜面と箒の柄にくい込むクサビ効果を使って留めてやろうと思います。抜く時は柄を上向きに押せばクサビが外れる簡単な仕掛け。

早速材料を準備しましょう。そこらに落ちてた端材からマジックでおおよその外形を書いて切り出します。

勢いに乗って作るから途中経過が吹っ飛んでますが、メインフレームはこんな形へ。

表側の蓋を付けてるとこ
底板を貼ったとこ

箒を挿入するメインフレームに溝を掘り、そこへ三方蓋をする構造で作っています。中に入れるコロは旋盤遊びしてた時の端材を流用。

適当の極み

底板と上蓋でこのコロが落ちない様にする算段です。コロを入れたら蓋をして、雑な仕上がりを少しだけ整えます。

ベルトサンダで面を出しただけ

ここ迄来ればあとは邪魔にならない位置へ取り付けて完成です。木材棚に固定します。

自然に溶け込んでる
まぁこんなもん
動画でお見せ出来ないのが残念

https://x.com/rentaro_77/status/1779345208280535115?s=46&t=Y-S4nn7BzR_BkfAl0l514A

ちゃんと機能できて一安心。
この構造、他にも応用出来そうですね。

昼からも少しだけ工房の整理、旋盤関係の部品を片付ける場所が無かったので小さい棚を作っちゃいます。

何かと多い部品たち
工房の端材でちゃちゃっと
少し余裕をみた作り
長いベッドの端に載せる構造

ぼくの旋盤、バットが作れる程に懐が深いけど当面作る予定はないので、ベッドの上に棚が載る様に脚の形を合わせてみました。
使い道のない端材も消費出来て工房もスッキリ、いい感じです。

そういや使い道のない端材にはこんなのも。

見事な虫食い

こんなバッチいのも捨てられなくて抱えてる。整理のついでに使える処を取り出しちゃいましょう。

虫食い避けたら割れもいっぱい
わずかな収穫

割れと虫食いを避けたら取れたのは少しだけ。だけどなかなか綺麗な木目が出ています。
片割れを旋盤で軽く挽いてみるとこんな感じ。

マーブル模様が綺麗

これなら使う気になります。ギターの部品にでも作り替えましょう!

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