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リレー形式の小説投稿サイトを個人開発で作った話

リレー小説の投稿サイトのリレイブというサイトを公開しました。

そもそもリレー小説がどういうものかわからない方もいるとは思いますが、そのあたりも説明しながら記事を書いていこうと思います。

■リレー小説とは

リレー小説というものを聞いたことがあるでしょうか?

名前の通りリレー形式で複数人が順番に記述して作られる小説のことです。
このリレー小説をするサイトがリレイブです。


■サイトを作った理由

リレー小説の投稿サイトというものは、リレイブが初めてではなくいくつかサイトがありました。

ではなぜリレイブを作ろうと思ったのかというと、主に3つ理由があります。

1.他のサイトが読みにくかったから
2.リレー小説という分野がニッチなので参入チャンスがあると思ったから
3.小説関連のサイトを作りたかったから

順番に説明していこうと思います。

1.他のサイトが読みにくかったから
これは他のサイトが、ひとつの投稿ごとにページが別れていて、読むときに文章ごとにページを移動しなくてはならず読みにくかったんですよね……
なんというか、アニメを見ているときに何度もCMが入ってくるような感覚です。
一気に見たいのに何度も区切られるので没入感が失われたり、単純にページを移動するのがユーザーのストレスになるのではないかと思いました。

つまり、この欠点をなくしているリレー小説のサイトが探した限りなかったので、自分で改善したサイトを作ろうとなったわけです。
3つの理由の中で一番の動機です。

2.リレー小説という分野がニッチなので参入チャンスがあると思ったから
まず、リレー小説という分野はニッチな分類です。

Gogleの検索総数を調べると「リレー小説」というキーワードは月間576でした。
かなり少ないです。

これだけ見るとサイトを作っても利用者がいないのではないかと思うのですが、Twitterで「リレー小説」を検索すると、毎時間のようにリレー小説に関するツイートがありました。

どうも身内でリレー小説をする場合が多いいようで、リレー小説をしたことがある何人かに話を聞いてみると、みんな友だちとやったと答えました。
まぁ、私もLINEで友だちとやったことがあるぐらいなので、みんな同じ感覚なのでしょう。

つまり、リレー小説のサイトを使わずに他のツール(TwitterやLINE)でリレー小説をしている人が、それなりの数がいるのではないかということです。

リレー小説投稿サイトというものがあまり使われていない分、まだ開拓していく余地のある分野だと思いました。

個人開発だからできることですね

3.小説関連のサイトを作りたかったから
これはそのままです。なにかWebサービスを作りたかったのですが、どうせなら自分が好きな小説の関連したサイトを作ろうということです。


■サイトの工夫

まずひとつ目は作った理由にも書いた、1ページでリレー小説が読めるようにする。という点です。

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リレイブでは次の投稿者の文章を下に下にと続けていくのでストレスなく読むことができるようにしています。

また続きを執筆する際の入力フォームも下にくっついています。

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このあたりの設計の参考にしたのはTwitterでした。

Twitterの画面はリレー小説投稿サイトを作る上でかなり参考にさせていただきました。
他にはカクヨムなどを参考にしているので、よいしょよいしょに似ている点があると思います。

これ良い! と思ったUIはどんどんパク…いや参考にしていこうと思っています!


■悩み

正直サイトの利用数が伸び悩んでいます。まだ公開から一週間も経っていませんが、公開後2、3日でリレー小説の続きがよく書かれてから更新があまりされません…

更新があまりされないと、積極的に参加していてくれるユーザーも利用数が低下してしまう悪循環になってしますので手を打たないといけないです。

このあたりの開発の進捗はTwitterに更新しているのでそちらを見てください。
https://twitter.com/relay_book


■最後に

まだ公開したばかりの新サイトであるリレイブではまだまだ開発の余地があります。

新機能やUIの改善などまだまだやることがいっぱいです。
これからサイトが成長できるように工夫を頑張っていこうと思います!

ぜひ興味を持ってくれた方は一度リレイブを訪問してみてください。リレー小説を知らなかった方も、リレー小説がどういうものか知る機会になればいいなと思います。

https://relayb.com/

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