見出し画像

危機的な状況こそ行動

すっかり投稿を疎かにしてしまっておりました。
現在無事オーストラリア(メルボルン)で生活をしております。
そして早いもので渡航してから半年が経とうとしています。
(気づきを投稿すると書いておいてサボってごめんなさい)

もし渡航してからの生活ぶりにご興味がある方は
プロフィール欄のInstagram,TikTok,YouTubeから覗いてみてください!

そんな久しぶりの投稿は、
渡航初期に強く思い知った『危機的な状況こそ行動』することについて共有します。


①なめすぎてた問題

渡航前の僕の頭の中はというと、
「1週間あれば家と仕事見つかるっしょ」
「ホステルも1週間だけでいいや」
こんな能天気なお花畑の脳内でした。

ただ滞在3日後に思い知ります。
「あれ。無理じゃね。」

まず僕は家探しをしていました。
当然誰も知り合いがいないので黙々と家探しを一人でしていて、ちょっと中心街から遠かったりすればすぐに見つかりそうだと、3日ほど内見をしまくって気づきます。

その最中に、今では仲良くさせてもらっている、
日本人でワーホリ中の人に出会います。

その方がいろんな住人と仲が良く、
ありがたいことにいろんな方といろんな話を聞けるようになったのですが、みんな口を揃えて僕にこう言うのです。

「仕事探し先にした方が良くね?」

どうやら仕事探しの難易度が高いらしい。
そして確かに家を決めた後にその近くで仕事を見つけるのはムズそうだぞ。

そうして3日経った後に仕事探しを先にすることにします。
そこでさらに、自分よりも英語がペッラペラなのに、2週間経っても仕事が見つかっていないという人を何人か見かけます。

「あ、1週間じゃ無理や」

吞気な私はここでようやく焦り始めます。

②仕事探し

オーストラリアでは仕事探しの際に、
ネット応募よりも直接レジュメ(履歴書)を渡す方法が主流となっています。

それは知っていたのにも関わらず、
先延ばしに先延ばし、最終的にレジュメを作らずに渡航しました。(なにしてんねん)

ただ良かった点もあって、
ホステルで効果が良さそうなレジュメの書き方を
先に参考にしてから作れたのであまり時間はかかりませんでした。
(何でも力になってくれたタクマ君本当にありがとう)

そしてレジュメ配りを始めます。

元々営業をしていたので、
飛び込み営業の感覚でそこまでレジュメ配りに抵抗はありませんでした。
(店の前で行くか迷ってモジモジしてたのは内緒🤫)

毎日3時間以上とにかく街を歩き回り、
最初は「働きたい!」と思えるお店だけに突撃しました。

まずマネージャーに会えねえ!!

ローカルな飲食店での仕事を探していたので、
レジュメを渡せる時間帯が14~17時の暇な時間帯にある程度限られていて、それ以外の時間も歩いて回ってはGoogleマップにピン立てて…
その繰り返しでした。

1週間経過しても
どこからも連絡こねえ!!!

ホステルの家賃が1週間$266(1泊4千円くらい)で、とりあえず延長しましたがこれすぐ金なくなる!と気づきます。
(今思うと16人部屋だったのに高いな)

この時の心境は
「このままじゃやばい…」
「早く仕事見つけないと…」

③毎日お金が減る不安

語学学校も始まり時間もより制限され食事にもお金を極力かけないように、ホステルで朝無料で食べられるトーストを可能な限りに詰め込み、一部を昼ご飯用に蓄えておき(※良い子はやめましょう)、
日本から持参したパスタソースと500gで$1のパスタを毎晩食べ、、、
そんな節約生活をつづけました。

「このまま仕事見つからなかったら帰国する可能性あるぞ」

家族・友達に空港までお見送りしてもらって、
3か月後ひっそり帰国。
それはさすがに恥ずかしすぎる。

自分が働きたい店で働きたいけど、
まずは収入源を得ることを優先しようと決意します。

ただ、手始めにUberドライバーのアプリを登録しましたが、
「せめて飲食店ではたらきたい!」と思い、
見つけた飲食店に全部レジュメ配り始めるようになります。

しかし連絡がこない…

④前向き思考

だんだんこの状況に何故か腹が立ってきて、
「僕を採用しないなんてもったいなすぎる!!!」と、
断られる度に思うようになってきます。

もちろん断られ続けて落ち込むことがほとんどでしたが、YouTubeのレジュメ配りの動画を見ている時に見つけた、ヌー先生というYouTuberの方のレジュメ配り動画を見て元気をもらってました。

ありがとうございます!
(最後のオチを見てまだまだ自分ガンバロって思えたw)

そして、毎日レジュメ配りばかりしているので、
ふと「あれ何のためにワーホリ来たんだっけ」と
我に返ります。

海外で楽しく生活してみたいからじゃん!!

そう言えば、こっちに来てから生きるのに必死すぎて何も楽しいことしてない!

一旦お金は掛かっても、たまに大好きなハンバーガーを食べるようにしました。

そこからちょっと楽しみながら仕事探しができるようになり、
「落ち込んでいてもしょうがない」
「どうやったら連絡帰ってくるか考えよう」
と前向きな思考になっていきます。

そこで思いついたのが
”採用者に全部聞いちゃう作戦”

お店の8割が
「採用してない」or「また連絡するねー」だったので、とにかく手ごたえがありませんでした。

そこで↑のように言われたら、
「ちなみに採用したい人知ってます?」
「どのエリアが募集多いんですか?」
のように聞くようにしました。

ホステルの友達の一人は、
「今日トライアルできませんか?」
と聞いて無理なら次とやっている人もいました。
(その強気な心は僕には無く、やってない)

すると、案外みんな教えてくれるんです。
みんな優しいじゃん、、、

採用したい人を知っている人はゼロでしたが、
「こっちのエリアは結構いつも募集してるぜ」
と、何人かが教えてくれるエリアが一致します。

それがRichmondという町の周辺。

そして、その街でレジュメ配りをしていると、
手ごたえがあるある!!!

「ちょっとこの後連絡するから心配すんなあんちゃん!」
「今ちょうど人欲しくて困ってたんだよー」
「経験あるんだ!最高だな!」

と会話の内容が明らかに変わります。
※これら↑の場所からは一つも連絡来てない
(畜生すぎ)

ただ気分も上がり配り続けちょうど2週間経過する日。

日が暮れて帰るかーと家路に向かう途中電話が!!
ついにキタァアアアアア!!!!
しかも5分後にもう1本別の店からも!!
無事トライアルの権利をゲットしました。
(電話の英語が聞き取れな過ぎて
SMSでようやく理解できたのはまた別の話)

最終的に二つとも採用してもらい、一つのお店で働くことを決めました。
(なぜなら辞めた方は超忙しい皿洗いで心身共にキツすぎた)

しかも働くと決めたお店は、手あたり次第にレジュメ配りをしていた時に帰ろうとマップを見たら、
過去にピン留めしていた働きたかったお店!!!

今でもそのお店で働かせてもらっていて、
人もお店も大好きで、本当に幸せです。

⑤まとめ

「とにかく運が良かった」
それに尽きますが、

物事がうまくいかない時に
何もせずに悩んでいるより、
『どうすればうまくいくか行動し続けること』
これが何よりも大事だと学ぶことができました。

もちろん気分が乗らない時に行動を起こす気にはなりづらいので、
そんな時は『一時停止して楽しいことをする』のも
大切だと学びました。

僕が大好きな映画である
ブラッド・ピッド主演「World War Z」で、
ゾンビから逃げ、駆け込んだ家の住人が
このまま隠れ続けようとする中ブラピが言います。

”僕は危険な地域で仕事をしていたが、そこでは行動しないと生き残れない”
”行動こそ命だ”

状況は全くもって違うけど、
行動することがとにかく大事なのは一緒なのかなと
今回の経験を経て実感しました。

そして個人的には、
危機的な状況だけに関わらずとにかく行動し続ける人生にしたいので、

思い立ったが吉日
これからもやりたいことは即実行に移していきます!!!

ちなみに、、、
レジュメ配りをしている時の実際の動画
を撮っているので気になる方はぜひご覧ください!

Thank you for reading :)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?