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【子育てについて】手帳の取得は必要?

子供が発達障害とわかってからのこと。
今、悩んでいる人がいたら少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。

私について

手帳の取得

五歳になり、息子は児童相談所で検査を受けました。

三歳児検診で様子見、四歳で様子見、五歳になってから検査を受けましたが、様子見などせず早く検査を受けるべきでした。

様子見を受け入れていたのも、親のエゴでした。

「障害を認めたくない。うちの子は大丈夫」

親ならそう思いたくなるものです。
けど、それは誰にとっても、良いことではなかったです。

息子の診断名は、自閉症スペクトラム障害です。

療育手帳も同時に取得しました。
(愛の手帳など自治体で呼び方は異なります)

手帳の取得は自由です。
しかし、療育手帳のおかげで療育機関を受けられやすくなりました。療育機関も待ちがあったり、手帳を持っている子供が優先だったりしました。

小学校にあがり、療育手帳は取得ができなくなりました。手帳の取得も難しいです。

やはり、療育を受けるためにも手帳はあった方がいいと勧められ、精神障害者保健福祉手帳を取得しました。

ただ、毎回、手帳の申請は苦しいものがありました。子供のためと思っていても、わかっていても、認めたくない自分がいました。

引越しをしたことで区が変わり、手帳の更新をしていなかったのですが、中学三年生になった時、担任に就職がしやすくなるかもしれないとアドバイスを受けました。

高校受験のことで頭がいっぱいでしたが、その先、就職も考えてあげないといけないですよね。もしかしたら大学に行きたい!なんてことがあるかもしれない、、けど、、、多分なさげなので、息子にとって高校を卒業した後、将来、困らない道を作ってあげたいと思いました。

自分でなんでも決められる子供なら違ったのかもしれない。悔しさもあります。息子が一番感じています。

手帳について相談を受けた時 

「子どもを障害者にしたくないです」

「手帳は持ちたくないです」

この2つの相談を受けることがあります。

私は専門家ではないので、

「子どもにとって、どんな将来がいいですかね」
と伝えています。

手帳は子どものため?親のため?

親は子供より先に死にます。

そのためにも、子どもを自立させて、1人で生活ができるように育てることが、親の役割だと思っています。

子供が大きくなってから、

「なんで忘れ物が多いんだろ」

「なんで時間が守れないんだろ」

「なんで部屋が片付けられないんだろ」

このような悩みで、人生がうまくいかなくなる場合もあります。

小さい時から、自分の特性を知り、適切な療育を受けていたら、子供の人生は確実に変わります。

子どもが自立しないと、後に大変なのは、年老いていく親です。

子どもが小さいうちに、しっかりとした療育やサポートを受けさせてあげること。


これは、親から子供への最高のプレゼントだと思います。

ちょっとひといき

いやぁ、、
でも、療育を見つけるまでが大変なんですよね。
一覧の中から探し出して、予約をして、見学をして。

見学も行くまで機嫌を損ねないように、あれやこれやして、やっと連れて行く。

帰ってからは、癇癪を起こす場合もあるし、寝てしまって、夜中に目が覚めたり。大変ですよね。

親も頑張っています。お疲れ様です。
頑張っている自分を認めてあげてくださいね。

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