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人生の転換期 辞める勇気

今日は、建築とは関係のない話。
福島県南相馬市では、ようやく、桜が咲き始めました。
桜の季節といえば、入社式や入学式が思い、起こされます。
思い返せば、最後に参加した入学式は、大学の入学式。
場所は、東京国際フォーラム。
大きな会場で、同期入学の学生が何人いたのでしょう。

私は、大学生活を楽しみにしていました。
当時、オレンジデイズというドラマが流行っており、そこでキャンパスライフを描いていたので、めちゃくちゃ楽しいそうだなと思っていました。
現実はというと、・・・
楽しいんです。
でも、授業が大変なんです。
やれどやれど、課題が終わりません。
みんなで集まって、課題をやることが目的となっており、課題を終わらせることが目的ではなかったような気がします。

これから入学を迎える皆様へ

まずは、大学生
本当に楽しいと思います。
正直、人生の中で、一番自由だと思います。
大学という場所に多少の縛りはあるものの、車に乗れるようになったり、本格的にアルバイトをしたりと、出来ることが格段に増えます。
大学生活において、失敗を繰り返した、私から
楽しむことは、思いっきり楽しんで、勉強するときは勉強してください。
私は、多少、後悔しています。
大学でしかできないことをいっぱいして、社会に貢献できる素敵な大人になってください。

これから入社を迎える皆様へ

もうすでに、入社式を終えていると思います。
今、研修が始まり、これから本格的な仕事が始まっていきます。
本格的な仕事が始まれば、「あー、俺には向いてなかったな」とか「ちょっと体力的にしんどいな」とかいろいろ、考えさせられると思います。
その時に、考えてほしいことは、最終的に辞めることになっても、その職場から、なんでもいいので、学んでください。
また、最近、一般的になってきたパワハラやセクハラ。
これに関しては、絶対にないとは言い切れません。
こういった被害にあった場合は、自分が壊れる前に、逃げ出してください。
昔は、3年は辞めるなとか言われましたが、一番は、自分の健康です。
怪我は、すぐに治りますが、心の怪我は、治りにくいです。
人生は、やり直しがききます。
私も最初に就職した会社と今やっていることは、全く違う業種です。
本気を出せば、自分で道を切り開くことができると思っています。

職場をやめる勇気

入社式を迎えたばかりの人たちにいう言葉ではないと思います。
でも、心のどこかで、覚えておいてほしいです。
真面目な人ほど、思い詰めてしまい、「会社を辞める人間は、ダメ人間だ」とか、「親になんて説明しよう」とか、考えてしまいます。
しかし、仕事は、健康な体があればこそであって、心の怪我をしてしまうと、治るまでに時間がかかります。
私は、最初の職場で、俗にいうパワハラを受けてきました。
その時は、適切な上司や仲間が助けてくれて、何とか乗り越えることができました。
でも、その時に、助けてくれる人がいなかったら、果たして、辞めるといえたのかというと、言えなかった可能性があります。

私の先輩は、優しくて、真面目な人でした。
その人も、パワハラを受け、精神的な病気になり、しばらく休んだ後、一度は、回復して、一緒に勤務していました。
しかし、その人は、異動先で自殺してしまいました。
何でもっと早く、辞めると言えなかったのか。
仕事なんか、辞めたっていくらだってあるんです。
今やっている仕事だけというわけではありません。
辞める勇気があれば、と悔やまれます。
辞めることだけが解決策というわけではありません。
もちろん、最終手段です。
自分が壊れそうになったら、いつでも仕事を辞めてください。

最後に、入社を迎えた方、入学を迎えた方、本当におめでとうございます。
今、人生の転換期です。
こういった時期には、不安定になりがちです。
こういう時こそ、両親であったり、親友であったり、適切に相談できる相手が必要です。
楽しいことばかりではありませんが、楽しいことも必ずあります。
まずは、目の前のことを楽しみましょう。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
私自身、色々なことを経験しているほうだと思います。
だからこそ、辞める勇気をもってほしいなと思い、書かせていただきました。

RIOアーキ南相馬

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