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社会に期待しすぎてたのかもしれない

ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を見た。
数少ない真っ当な大人。そんな人がなかなか評価されない社会に、私たちは生きている。

この春で社会人5年目。なんとなく分かってきたことがある。

大人って、想像してたよりもずっと子どもだ。

たぶん私は、心のどこかで期待していた。大人、そして社会というものに。
きっと尊敬できる人にいっぱい出会えるのだろう。嘘やズル、媚びや損得勘定にまみれているのは一部の汚い人たちだけで、子どもがするような間違いは決してしない。真摯に正直にひたむきに真面目に、そんな世界だと。
分かりやすく言うと、半沢直樹のような大人ばかりだと期待していた。

でも違った。会社に都合がいいように、または保身のために、平気で嘘をついたりズルをしたりする。正しさよりも優先されるものが山ほどある。
この世界は、半沢直樹で極悪人として描かれる汚い大人たちばかりだった。

そして何より、「絶対にしてはいけない」と子どもに対してあれだけ言っていたイジメを、大人は会社の中で当たり前のようにしている。

飲み屋さんで愚痴るなら、まだ分かる。でも、本人が席外してるときに職場内で(周りに普通に聞こえる声量で)陰口を叩く・・・ってこれ、ただのイジメでは?少なくとも私はそう思う。

最近、飲みの誘いは断るようにしている。お金を払って愚痴聞いて、曖昧な相槌打ったりなんかして、なんかバカみたいやなって。一般的にはつまらないとされている若い頃の苦労話や今後の展望を聞かされる方が、よっぽど有意義に感じる。

社会に理想郷を求めすぎなのだろうか。私が無知で幼すぎる?

でも私は、真っ当に生きたい。社会に負けたくない。
だから、勝手に社会に失望して悲劇のヒロイン野郎してないで、私が社会を変える一人になる。がんばる。

と、急に決意表明してみました。

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