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世界の有名なバラ園 7選

日本にも実に多様なバラ園がありますが、世界各地にも、その国特有の個性を放つバラ園が存在します。
今回はそんな、日本国外の有名なバラ園を7つピックアップしてご紹介します。


①【中国】玫瑰鎮(バラの村/メイクイチン)

バラの原産国、中国の山東省にある平陰県は、中国政府が食用として公認している平陰バラ(へいいんばら)の産地。栽培面積は何と約900ha。唐の時代からバラ栽培の歴史があり、生産されたバラの多くは花茶(ホワチャー)やジャム、ケーキ、お酒などに食品加工され、特産品として販売される。近隣には自然遺産である泰山(たいざん/タイシャン)や、孔子の出生地である曲阜(きょくふ)も。
 

②【ブルガリア】バラの谷カザンラク

バラ栽培に適した気候であることから、世界最大級のバラ生産国となっているブルガリア。
ローズオイルを王家に献上し続けてきた歴史をもつバラの谷カザンラクでは、バラの女王を決めるバラ祭りが例年開催されている。
周辺には世界遺産リラ修道院も。ブルガリアの首都ソフィアから車~電車で3時間程度。
 

③【フランス】ジェルブロワ(薔薇の村/Gerberoy)

世界で一番美しいバラを見ることができる土地として知られる村、ジェルブロワ。
フランス北部、ノルマンディー地方とピカルディー地方の間にあるこの村は、わずか100人程度の人口の家々にバラを埋め尽しており、バラを使った食品加工や製菓業もさかんに取り組まれている。近隣の町、アミアンにはステンドグラスのバラ窓(円花窓)が美しいアミアン大聖堂も。
 

④【カナダ】スタンレーパークのローズガーデン

ブリティッシュコロンビア州バンクーバーにある、年間800万人以上もの来場者数を誇る観光地、スタンレーパーク。
400haにも及ぶスタンレーパークの広大な敷地内には、3,500株以上のバラが植えられているローズガーデンがあり、例年6~10月頃に、多種多様なバラの開花を楽しむことが可能。

⑤【台湾】臺北玫瑰園(台北バラ園/タイペイ メイグゥイユェン/Taipei Rose Garden)

台湾の首都である台北市のバラ園、「台北玫瑰園(タイペイ メイグゥイユェン)」。
見頃は3~5月。広大な敷地内で約800種、5,000株を扱い、世界各国のバラや、フラワーアレンジメントが楽しめる。
近隣には、世界四大博物館の一つ、故宮博物院(こきゅうはくぶついん)も。
 

⑥【アメリカ】国際バラ試験園

アメリカのオレゴン州ポートランドのワシントン公園にある、約650種類以上、約1万株以上のバラを扱うバラ園。
その名の通り国際バラ栽培の実験場であり、約48万4千坪にもおよぶ広大な敷地内には、バラ園だけでなく博物館や動物園もあり、四季を通して楽しむことができる。
 

⑦【ケニア】ナイバシャ周辺のバラ園

ケニアのバラ栽培の発祥の地、ナイバシャは、世界有数のバラの名産地。
首都ナイロビから車で3時間程移動したところにあり、児童労働のない環境で育てられたバラが現地から世界へ輸出されている。
 

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