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ピース(Peace)

 
ピースは、育種家のフランシス・メイアンが作出した品種です。
第二次世界大戦中、戦争の影でアメリカに運ばれ、終戦を迎えた1945年、世界平和への願いを込め『ピース(Peace)』と名付けられました。

旧名

マダム・アントワーヌ・メイアン。当初は、フランシス・メイアンの亡き母に捧げられるバラとして育てられていたため、このような名前になっていました。 

米英以外での名称

・イタリア…「ジョイア(喜び)」
・ドイツ…「グローリア・ディー(神の栄光)」

開花時期

冬以外は比較的安定して開花する、四季咲きの木立性バラです。

剪定時期

春と秋におこなうと良いとされています。

ピースを生育している代表的なスポット

・広島平和記念公園
広島平和記念公園にあるバラ園をご存知でしょうか?
イギリスの反核・平和団体はピースの寄付を推めており、広島平和祈念公園では、近代から現代にかけて、地元の人々が大切にピースを育てています。
小さな可愛らしいバラ園ですが、戦争の悲惨さ、そして平和の有り難さを伝えるために育まれているバラ園です。


広島平和記念公園のバラ

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