MGSPWとゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの売り方③


今回は2作品における企業側からのアプローチの仕方です。(言わばまとめの記事)

プロモーション目的


これは「メタルギアソリッドピースウォーカー」のやり方でしたね。
ゲーム内アイテムとして出していって作品と商品の売り上げを上げていくスタイルです。コラボ商品出しておけばそのゲーム作品自体の売り上げも伸びて行きます。


作品の知名度の高さを利用する


逆に「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」の場合は前作の「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の知名度の高さを利用していました。
コラボ商品を出す企業側もプロモーション目的とは違って選ぶ商品の自由度は高いと思います。(何しろ商品の縛り自体がないので作品のイメージだけで選べる)
ただ、知名度の高さを利用する売り方の場合、作品自体のイメージとかけ離れた商品とコラボレーションすると一気に売り上げが落ちる危険性も孕んでいます。


2作品の売り上げの結果


「メタルギアソリッドピースウォーカー」の方は...累計100万本位です。(HDリマスターも含めて)
「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」の方は...現在販売中の作品のため、分かっている範囲での売り上げですが...累計2100万本位に到達する見込みです。

何故ここまで売り上げの数に差がついたのでしょうか

この場合はプラットフォームの累計売り上げ数の差で大きく開いた形ということとなります。

まず、「メタルギアソリッドピースウォーカー」のハードであるPSPは元々、DSよりも売れた数が少なかったと言えますね。そのハード向けのソフト売り上げだけで見ると成功した部類ですが、ハードの売り上げ数が少なかったため、累計の売り上げが少ないになってしまいました。
次に「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」のハードは今現在も売り上げ台数が任天堂のハード一位のSwitchなのでソフト購入者数も多くなり、結果的にもっとも早く売れた任天堂のソフトのギネス記録も達成したことにもなります。

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