見出し画像

地域密着型クラウドファンディング「FAAVO博多」代表 武耕太郎さん

新卒でリクルートに入社され、その後アパレル事業や、エネルギー事業を手がけたのち、2018年7月より地域密着型のクラウドファンディグ事業「FAAVO博多」を立ち上げられた武耕太郎さんにお話を伺いました。

武 耕太郎(たけ こうたろう)さんプロフィール
出身地:福岡県大野城市
活動地域:福岡県福岡市周辺
経歴:リクルート→アパレル事業→エネルギー事業
現在の職業及び活動:地域密着型クラウドファンディング「FAAVO博多」代表
座右の銘:今日がすべての始まり

「大学時代の恩師の方に、人生観を180度変えられてしまった」

記者 本日はどうぞよろしくおねがいします。まずは、現在の事業を始めるにあたってのキッカケをお伺いしてもよろしいでしょうか?

武耕太郎さん(以下、武) 実はわたしは元々ドレッドヘアの「サラリーマンなんてクソくらえ」的な反発心の強い大学生だったんです(笑)。

とにかく、小さいころから楽しいことが大好きで、自分の親とか、大人たちを見て、「つまらそうにしてるなぁ」と子供ながらに思っていました。

例えば学校でも、なんで全然楽しくない勉強をやらなきゃいけないんだろうとか、思ったりしていました。ただ、それを聞いてみたとしても、誰もその先に何があるのかは教えてくれませんでした。

そんな子供だったので、大学生になっても、友達と学祭の模擬店出したり、クラブイベントしたりとかそういうのが本当に好きで、就職とかではなく、一生こういうことで楽しんで生きていきたい、と思っていたんです。

それで、サラリーマンになったらきっとそういう事はできないんだろうな、と思っていて、就職するつもりはなかったんです。

でもそんな時に、大学の講師としてこられた経営者の方にお世話になる機会があって、その方に「今のままの自分でも、仕事ができる・稼げる道がある」って気づかせてもらえたんです。

そこで人生観を180度変えられてしまって(笑)。それから、色々ご縁があって、新卒でリクルートに入社しました。

記者 それはすごい出会いですね!それで実際、サラリーマン生活は楽しめましたか?

 いやぁ、当時はとにかく目の前のことをこなすことに必死で、そういう事を考える暇もありませんでした。

でも3年くらい働いて、リクルートはもういいかなと思って、それから知り合いのつてもあって、いくつかの会社で働かせていただき、今に至る感じです。

画像1

「なにより、自分の学生時代に欲しかった!とめっちゃ思う」

記者 それでいうとFAAVO博多を始めるキッカケは、どういうものだったんですか?

 クラウドファンディングに興味があって、たまたまFAAVOが福岡でエリアオーナーを募集していたので、「ぜひ!」と言って始めさせて頂きました。

記者 武さんが感じていたクラウドファンディングの可能性というのはどのようなものなんですか?

 まずなにより「自分の学生時代に欲しかった!」ってめっちゃ思ったんです。

クラウドファンディングのすごいところって、多くの人を巻き込みファンを作りやすくする事だと思うんです。

これがあれば、友達にも応援してもらいやすくなるし、さらにはその友達の友達とかにも、自分の想いが伝わって、応援してもらいやすくなる。だからクラウドファンディングの登場で、想いを持っている人のチャンスがぐっと広がったと思ってるんです。

記者 たしかにそのとおりですね!ちなみに、クラウドファンディングはいろいろな会社がありますけど、FAAVOと、他社では何か違うところはあるんでしょうか?

 一番の違いは、対面でしっかりサポートやアドバイスが出来るところだと思います。

基本的にクラウドファンディングの会社は、手数料や、支援の集まりやすさにあまり違いはないと思ってます。

ただプロジェクトを立ち上げる場合、相談したくても電話対応などがメインで、やり慣れてる人とかにはいいと思うんですけど、初めての人とか、慣れてない人にとっては、電話だけじゃ分かりづらいと思うんですね。

FAAVOの場合、地域密着型なので、プロジェクト立案から、プロジェクト完了まで、対面でしっかりサポートやアドバイスが出来るので、初めての方や、慣れてない方、プロジェクトの質を上げたい人などには、FAAVOがお役に立てると思います。

画像2

「アイディアや想い持っていたり、それを具現化したい人たちのサポートをどんどん出来るようにしていきたい」

記者 なるほど。そんなFAAVO博多ですが、立ち上げたのは今年の7月と聞いていますが、今後はどのような展開を考えていらっしゃいますか?

 まずはなにより、何か面白いアイディアや想い持っていて、それを具現化したい人たちのサポートをどんどんしていきたいと思っています。

現在も多くの方にお声がけていただいておりますが、そういう方がより一層増えることで、もちろんFAAVO博多自体も活性化しますが、なにより福岡全体が活性化していけると思うんです。

福岡から面白いプロジェクトがどんどん立ち上がり、それを見た人たちがまた新たなプロジェクトを立ち上げる。

「なんか福岡って面白い事やってる人多いよねー」って他県から言ってもらえるような、良い循環を起こしていきたいと思っているので、どんどんアイディアを持っていたり、具現化したいことがある方と交流していきたいと思っています。

「人を喜ばせたり、楽しませたり、ハッピーにさせられる人が必要な時代」

記者 そういう循環いいですね!次は、武さんが考えるこれからの時代についてお伺いしたいんですが、これからはAIが活躍する時代とよく言われていますが、武さんはこれからの時代には、どんなことが求められてくると考えていますか?

 人を楽しませたり、喜ばせたり出来るエンターテイナーが必要だと思いますよ。

これからAIが今までの仕事を代替していくので、人の可処分時間はどんどん増えて、暇になっていくと思うんですね。

だからといって、人はぼーっとしていても楽しくない。だからそんな時に、人を喜ばせたり、楽しませたり、ハッピーにさせられる人がいたらいいと思うし、その部分はまだまだAIに取って替わられないと思ってます。

「仕事を奪われる!」と思うのではなく、「つまらない仕事をAIがしてくれてる!ありがとう!」と思った方が絶対いいと思ってます。

画像3

「お金にとらわれず生きていきたい」

記者 いやぁ、本当にそのとおりですね。次で最後の質問になりますが、武さんにとって美しい時代とはどんなものでしょうか?

 深いですね(笑)。それでいうなら、お金に囚われて、働くということを主軸に考えてしまうと「しんどい」と思ってます。家のローン、子育て、老後の為に一生懸命働いてるじゃないですか。なんか働くために生きてるみたいな。本来は生き方を考えて、その上で働き方を考えないといけないんですよね。

現代ってお金に囚われているせいで完全に逆転している。それだとしんどいですよ。そこから解放しされないと、「人生=お金」みたいになって人とお金の価値が一緒になってしまう。

だから、お金に囚われなくなって、各々が楽しく生きていけるようになれば美しいと思いますし、そんなシーンが集まっていったら、きっと美しい時代になるんじゃないかと思いますね。

記者 それでいうと、まさにクラウドファンディングはそんなシーンを増やしていく手段になり得ますよね?

 そうですね。やりたい事から考えて、お金の事はテクノロジーが解決してくれる。

こんなこと言うと、「クラウドファンディング=お金が集まる装置」だと思われるかもしれないですが、語弊を恐れずに言うと、やりたい人が純粋に熱量を持って行動すれば、共感してくれる人がいると思ってます。その共感や信用をテクノロジーの力でお金に変えるのがクラウドファンディングです。

記者 そうですね!ありがとうございます!

今回のお話を通して、社会に対して色々試行錯誤してきた武さんだからこそ、色々な方の支援が出来たり、様々な想いを具現化していけると思いました!

ぜひ福岡で、自分の想いを具現化したいと想っている方は、武さんにご連絡してみて下さい!本日は本当に、ありがとうございました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【武耕太郎さんの詳細情報】

クラウドファンディングにある方はお気軽にご連絡ください!

Facebook:https://www.facebook.com/kotaro.take
Twitter:https://twitter.com/faavohakata
HP(FAAVO博多):https://faavo.jp/hakata

画像4

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【編集後記】

インタビューをした冨沢&荒牧です。

短い時間でしたが、武さんの魅力に惹かれっぱなしのインタビューでした!武さんのお話を聞いて、改めてクラウドファンディングの可能性を強く感じ、これからの時代に本当に必要なテクノロジーであると思いました!

ぜひ具現化したいアイディアや思いを持っている方は、武さんにご相談してみてください!

ーーーーーーーーーー
この記事は、リライズニュースマガジン"美しい次代を作る人達"にも掲載されています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?